夢は実現させるもの

山田製油は9月が決算です。ちょうど今は来期予算の作成作業が各部門で行われています。

私は大学院に通わせてもらった三年間は、業務は二の次で勉強させてもらいましたので、そこで学んだ事を、多少なりとも来期予算作成の役立てたいと思っています。

売上げ利益や稼働率向上などの従来企業が作る数値目標だけでは、一般社員やアルバイト、パートさんまで、理解実行してもらう事は難しいです。

中間管理職であるマネージャー達には、従来の数値目標以外に部下が全力で仕事をしたくなる目標を、可能なら数値で作るように指示しています。

また、マネージャー達には、難しいことや奇抜と思われる課題も、チャレンジしてもらいます。

夢物語と彼らは思うかもしれませんが、私の考えでは、「夢は実現させるもの、実現しないものは幻」です。

そのためには、マネージャー達だけでなく、その部下達にも頑張って欲しいです。困難な目標でも、部下からの「私も頑張ります!」の一言が、マネージャーにパワーを与え、そのチームが一丸となります。それが見た他チームにも競争心が生まれるでしょうし、経営者の私まで伝わり、夢が実現するのです。

色々と経営について大学院で学び、私もいろいろと考えた今の答えは、「経営者は社員に夢を提示すること、そして全員が全力で夢を実現させる行動をすること」です。一応へんこ流の経営理論と言っておきます。

夢を実現させたWBA世界ミドル級王者の村田諒太さんのサイン色紙です。