春の和風石焼ビビンバ

4月半ばとなりました。
新年度、学校に通うお子さんや学生さんも、
社会人の大人の方々も、
それぞれに、初めての環境、初めての状況などなど
「初めて」のことがあるかと思います。

私事で恐縮ながら…
仕事環境では、とくに初めてのことがない私自身ですが、
この前、「初めて」ビビンバを食しました。

あまり外食をしないためもあってか
この年になるまで(約半世紀余り…(^_^; )
ビビンバを食べる機会がなかったのです。

初めていただき、これは美味しい~
どうして今まで食べなかったのだろう!?…とかるく後悔。
早速、家で再現してみました。

そもそも、ビビンバは韓国の混ぜご飯。
手軽にできる一般的な家庭料理だそうです。
いろいろな具、主に野菜がたっぷりのっているので
ヘルシーで、しかも一品で主菜になります。

細かいレシピはよくわかりませんが、食べた感想として
ごま香りが大きなポイントだと思い、
ごま油やいりごま、すりごまをたっぷり使ってみました。

あと、本場の味は、コチジャンの辛み、にんにくの風味が
効いているのかもしれませんが、
あえて使わず、ちょっと和風のビビンバを作ってみました。

ちなみに、初ビビンバは石焼、
ご飯のおこげが香ばしく、熱々でした。
香ばしくできて、熱いところを食べられそうなお鍋…!
土鍋で作ってみました。

底のご飯が香ばしく、どーんと見栄えもしました。

具は、春らしく、筍とわらび、春菊、それから
牛肉、にんじん、もやし…と定番のものです。

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春の山菜、わらびは、先がくるんと渦巻いた形が特徴。
万葉集にも登場する、日本では古くから食用として
親しまれていた山菜です。

今回は、ゆでてアク抜きをしましたが、
水煮のものを使うと手軽です。
(文末に、わらびのアク抜きを書いております)

筍、わらび、春菊が入ると、春の季節感たっぷりの
ビビンバになります。

そうそう、春菊は、ゆでる時間を短めに。
葉先の方は、ゆで時間10秒くらいだと、特有の苦みが
抑えられて、苦手な人でも大丈夫です。
さらにごま油で和えることで、ごま油の風味や香りが
春菊をコーティングして、春菊の美味しさを引き立てます。

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色とりどりで豪華に見えます。
見た目がカラフルだと、いろいろな栄養素がとれて、
自然とバランスのとれた食事になっているようです。

◆和風 石焼ビビンバ
 【材料】(約4人分)
  牛ひき肉 100g、 わらび・筍(茹でたもの) 各150g
  にんじん 小1本、 もやし 小1袋、 春菊 1把
  生姜 1かけ、 だし 100cc+100cc、 ごま油 約大さじ2
  金ごま油 約大さじ1、 (温泉)卵 4個、 ご飯 茶碗4~5杯分
  調味料【みりん・濃口醤油・うす口醤油・塩・砂糖・酢 各適宜】
  白炒りごま・白すりごま 各適宜

【作り方】
   1.わらびは食べやすい長さに切り、筍は千切りにする。
   2.もやしは根を取りゆで、にんじんは細切りにしてゆでる。
     春菊もさっとゆでて食べやすく切る。
   3.牛肉は、ごま油小さじ1、おろし生姜と一緒に炒め、濃口醤油と
     みりんで好みの味付けにし、汁気がなくなると火からおろす。
   4.わらび、筍は、それぞれ、ごま油大さじ1/2で炒め、だしを加えて
     5分程煮て、みりんとうす口醤油を加え、汁気がなくなるまで煮る。
   5.もやしは、酢、塩、砂糖、白すりごまで和える。にんじんと春菊は、
     それぞれ、ごま油少々、塩、砂糖、白すりごまで和える。
   6.土鍋の鍋肌全体にごま油大さじ1をぬり、火にかけ、炊きたての
     ご飯を入れる。3~5の具を上にのせて、3分程加熱し、真ん中に
     卵黄(または温泉卵)をのせる。
   7.全体に白炒りごまをふりかけ取り分けて、お好みで七味をかけて
     どうぞ。

   ※ 味付けはお好みで。炒めるのはふつうのごま油、和えるのは香り
     高い金ごま油にしています。

●わらびのアク抜き
   1.大きめの鍋にたっぷりの水を入れて火にかけ、沸騰させる。
   2.わらびの切り口に重曹を付けて(一束に小さじ1くらい)
     1の鍋に入れる。(わらびが全部浸かるようにする)
   3.再び沸騰すると、火を止めて、そのままおく。
   4.半日ほどおくと、水洗いして、水に漬けておく。

【今回使用したのはコチラ】
白ごま油275
(白)ごま油                                                                    


金ごま油290
金ごま油


いり白
炒りごま(白)

 
        

すり白
すりごま(白)

筍のおこわ

4月、新年度が始まりました。
今週は、学校の入学式、というところが
多いのではないでしょうか。

かつては、入学式といえば、桜!
でしたが、近年、温暖化の影響か、
開花時期がどんどん早くなり、入学式まで待ってくれません。

今年は全国的に、3月の気温が高かったためか、
西日本、東日本ともに、桜の開花、満開がはやいようです。

散りゆく桜、葉桜の中の入学式が多く見られるかもしれませんね。

そして、早春に温暖な気候と雨に恵まれたおかげで、
今年は筍が豊作だそうです。

例年よりも早い時期に並ぶ筍、
4月がピークなので、これから、どんどん入手しやすくなるのでしょう。

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春の味覚、筍。
筍の栄養、というと、少し前までは、食物繊維が多い、
というくらいにしか思われていませんでした。が、
近年、成分のアミノ酸「チロシン」がちょっと注目されています。

チロシンは、ゆでたときに節のすきまに見られる白いもろもろした
ものです。
決して捨てないでください…チロシンは、うま味成分です!

それだけではありません。
チロシンには、脳を活性化させる働きがあるので、
集中力や、やる気をアップさせる、と言われています。

お子さんも、学生さんも、大人も…頑張る人に、
どんどん食べてもらいたい食材ですね。

新年度を迎えて、入学のお祝いなどに、
旬の筍で おこわはいかがでしょう。

混ぜご飯風に、炊き上がったご飯だけのおこわに、
味をつけて炊いた具を混ぜ込むので、
水加減の失敗がなく作りやすいです。
具は、ごま油で炒めてから煮るので、コクがあって、
味が決まります!

筍をやや大き目に切ると、ダイナミックで、筍の美味しさが
際立ちますよ。そして、
土鍋で混ぜて、そのまま食卓に出すと、ご馳走感がアップして、
人の集まる場が華やかになります。

是非ぜひお試しください。

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◆筍のおこわ
 【材料】
  もち米・うるち米 各1合、ゆで筍 300g、にんじん1/2本、
  油揚 1枚、 干しいたけ2枚、 わかめ 少々
  だし1カップ、 酒大さじ5、 みりん大さじ2、 砂糖 大さじ1/2
うす口醤油 大さじ2、 塩 少々、 ごま油 大さじ1.5
  木の芽 適宜  
【作り方】
   1.筍は大ぶりに食べやすく切る。にんじん、油揚は短冊切りする。
     干しいたけは戻して薄切りに。わかめはもどして食べやすく切る。
   2.米は、やや少なめの水加減で炊く。
   3.鍋にごま油を入れ、筍、にんじん、しいたけを軽く炒める。
     だし、酒、みりん、砂糖を入れて5分ほど煮る。
   4.うす口しょうゆと、塩を加えて、汁気が少なくなるまで煮る。
     わかめを入れてさっと一煮して、火をとめる。
   5.炊きあがったご飯に4を混ぜて、木の芽を添える。

   ※ お好みで、ふきやぜんまいなど山菜を入れても美味。
   ※ もち米、うるち米の割合はお好みで…。全部もち米にすると、
     もっちもちのおこわになります。

【今回使用したのはコチラ】
白ごま油275
(白)ごま油                                                                    

 

春の息吹~ふきの胡麻和え

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春を呼ぶ野菜の一つ、ふきです。
ふき(蕗)は、数少ない日本原産の野菜の一つだそうです。

その爽やかな香りと独特の風味、ほのかな苦み、
シャキッとした食感が持ち味のふき。

透明感のある、うす緑色が、さわやかな春を表現してくれます。
春の食卓に是非…と思うのですが、
下ごしらえがわからない、アク抜きが面倒そう、どう料理したらいい?
等などと聞くことがあります。

ではでは、ふきのゆで方を紹介いたします。

まず、ふきをゆでるには、大きな鍋があると便利です。
筋をとるので、長めに切った方が、筋をとる手間が省けるからです。

ふきをゆでる時に、我が家では、パスタをゆでる鍋が登場。
そして、鍋に入る長さに、ふきを切り、たっぷりの塩で板ずりにします。

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それから、熱湯に入れてゆでます。
太い部分を先に入れ、1分後に細い部分を入れ、
4分後に火をとめ、冷水にとります。
(ゆで時間→太い部分は4分、細い部分は3分。
 ゆで過ぎると、歯ごたえがなくなるので注意)

水につけながら、端から筋をとります。
しゅ~っと端から端までとれるので、気持ちいいです。
むき残りが気になる方は、反対側からもとると、きれいに筋がとれます。

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あとは、適当な長さに切って、煮たり、炒めたり、
天ぷらにしたり、春の味を食卓に~♪

最近、人気の食べ方は、簡単で美味しいごま和えです。
ふきの清々しい風味と、ごまの香りがよく合い、
春の息吹を感じるような一皿です。

ふきは薄い斜め切りにすると、味が染みやすいです。
ちなみに、我が家では、子どもがふきの独特の風味がちょっと苦手
というので、金ごま油を少し加えて、おろし生姜、かつお節を
一緒に和えます。

ふき特有の味が緩和されて、食べやすいようです。

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◆ふきの胡麻和え
 【材料】
  ふき 2本分(約100g)
  白だし 小さじ1
  黒すりごま 大さじ2
  (お好みで、金ごま油、おろし生姜、かつお削り節 各少々)
【作り方】
   1.ゆでたふきは、斜め薄切りにし、水気をしっかりとっておく。
   2.白だしに黒すりごまを混ぜて、1のふきを和える。

   ※ お好みで、金ごま油、おろし生姜、削り節などをかけても…
   ※ 黒すりごまで和えましたが、白でも、黒+白でも、お好み
     に合わせてどうぞ。

■白だし
 【材料】(作りやすい分量)
   だし(濃いめ) 2カップ、 酒 1カップ、 みりん 1/2 カップ、 
   うす口醤油 大さじ1、 塩大さじ1.5
 【作り方】
   1.鍋に酒とみりんを入れて、煮立て、1~2分煮て、
     アルコール分をとばす。
   2.1にだし、うす口醤油、塩を加え、再び煮立つと、火を弱めて
     4~5分煮る。
   3.さまして、冷蔵庫で保存。(2週間くらい保存可)

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ふきの葉は、捨てないで…!
茎をゆでたあとのお湯で、1分ほどゆで、
数時間水にさらしてから、刻んで、ごま油でいため、
醤油とみりんでたくと、風味のいい佃煮が出来ます・

【今回使用したのはコチラ】        

すり黒
すりごま(黒)


金ごま油290
金ごま油

ふきのとうの天ぷら

今週に入って、暖かい日がつづきます。
あちこちで梅の花も見頃となり、気分はすっかり春。

野菜売り場をみても、春の野菜が気になります。
菜の花、うど、クレソン、春菊、せり、ふきのとう、
春キャベツ、アスパラガス…等など

なかでも、春のほんの短い時季にしか味わうことのできない
旬の山菜は、是非、今のうちに味わいたいものです。

春の野菜たちは、厳しい冬の寒さを乗り越え、
地中から芽を出すのに必要な栄養が凝縮されてるので、
栄養価が高く、また解毒作用や抗酸化作用などの働きがあるそうです。
それから、春野菜には、特有の香り、苦みや辛み、があります。
この苦み成分は、ポリフェノール、フラボノイドなど、
抗酸化作用をもっていて、新陳代謝促進や解毒作用もあります。

数ある春野菜、なかでも、ふきのとうの苦みと特有の香りに
とりわけ春の訪れを感じます。

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「ふきのとう」
漢字で書くと「蕗の薹」
蕗は、あの細長い薄緑の茎の野菜。
薹は、花のつく茎。
春一番にふきの地下茎から出てくる花のつぼみが、
ふきのとうです。
花が咲いた後は地下茎から葉がでてくるそうです。

蕗の茎(葉柄)や葉も、特有の香りがあり、
アクが強いのですが、
ふきのとうもアクが強く、摘んで空気に触れるにつれ、
どんどん色が黒くなっていきます。

おすすめの調理法は、ふきのとう味噌、天ぷら、味噌汁や和え物、網焼き
などでしょうか。
(ふきのとう味噌は、前にアップしておりますので、
こちら~ をご参照ください)

今回は、天ぷらを作ってみました。
アク抜きをする必要がないので手軽。
生のまま粉をまぶし、天ぷら衣をからめてさっと揚げます。

一口食べると、ふわっと鼻からぬける春の香り
天ぷらは、特有の香りや苦みが、ちょっと苦手、という方にもおすすめの食べ方。
ごま油の香りが、ふきのとうを包み込んでくれます。

まだしばらく、ふきのとうのシーズンはつづきます。
季節の野菜を食卓に…是非お試しください。

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◆ ふきのとうの天ぷら
【材料】(約4人分)
ふきのとう 8コ、 片栗粉 大さじ1
衣A【薄力粉 大さじ4、 冷水 約1/2カップ】
ごま油(くっきんぐせさみおいる)適宜
【作り方】
1.ふきのとうは、外側の汚れた皮を取りサッと水洗いして水気を拭き取る。
  根元を少し切り落とし、つぼみを軽く開いておく。
2.Aの材料をざざっと混ぜて衣をつくる。(粉っぽさが残るくらい)
3.1にうすく片栗粉をからめてから、2の衣をくぐらせて、
  約170℃に熱した油で揚げる。

※ 写真では、大根おろしとめんつゆ、抹茶塩を添えています。
  塩だけでも、また山椒塩も美味しいです。

※ ふきのとうは、大きく成長すると苦味が強くなるので、
  小ぶりで、つぼみが固く、葉が開ききっていないものを選ぶとよいです。

※ 保存は、乾燥しやすいので、ポリ袋などに入れて冷蔵庫に入れておき、
  できるだけ早めにいただきましょう。

【今回使用したのはコチラ】

sesami oil
ごま油特大サイズ

 

ジャーサラダ~ごま油ドレッシング

いつの頃からか、
「メイソンジャー」 とか 「ジャーサラダ」
という言葉、よく見聞きしませんでしょうか。

「メイソンジャー」というのは、
アメリカ製の保存用のガラス瓶。
ビンの側面に、ロゴや模様が付いているお洒落なものです。

デザイン性だけでなく、機能性も兼ね備えていて、
蓋は、二重構造で、しっかりした密閉力があるそうです。

そのメイソンジャーの中に、野菜類を入れて作るのが
ジャーサラダ。
こんな感じです。
   ↓
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昨年秋頃、初めて見かけたのですが、年を越して、
ますます人気が出ているようです。

見た目が、彩り美しくおしゃれで、
簡単、手軽にできて、
持ち運びに便利なところがいいのでしょうね。

ジャーに入れることで、野菜が新鮮なまま、
ものによりますが、5~6日は日持ちします。

まとめて作り置きして、
朝食に、ちょっと野菜が欲しい時に、
また、ランチに持って行っていくこともできる…
考えただけでも、嬉しいですよね。

…ということで、初挑戦してみました。

そもそも、私は、メイソンジャーを持っていないので、
ほかの瓶で代用しました。
今回は、ゴムのパッキンがついた保存瓶で作ってみましたが、
しっかりと蓋ができる瓶であれば、何でもいいようです。

あり合わせの瓶、また、メイソンジャーでも新品であれば、
煮沸消毒してから使いましょう。

あとは、作り方。
1.一番下にドレッシングを入れる
2.次に、かための野菜(にんじん・セロリなど)や豆類を入れる。
3.その上には、トマト・アボカドなど柔らかめのものを入れる。
4.一番上に、レタスなど葉物を入れる。

野菜以外では、パスタやチーズ、ツナなど、加えると味に変化がつき、
ボリュームアップします。

注意するのは、
野菜の水分をしっかりきることと、
なるべく空気に触れないよう、いっぱい具材をつめて
密閉性を高めることです。

ドレッシングはお好みのもので。
私は、金ごま油の香り高い、酸味をきかせたドレッシングを作りました。

話題性だけでなく、手軽に美味しく野菜の栄養が摂れるジャーサラダ、
是非、お試し下さい。

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◆ ジャーサラダ~ごま油ドレッシング
【材料】(約4人分)
     ごま油ドレッシング【金ごま油 大さじ3、酢 大さじ2、
      玉ねぎ(みじん切り) 25g 塩・うす口醤油・砂糖 各少々】
     大豆水煮缶詰 小1缶、 にんじん 小1本、 れんこん 1/2節
     きゅうり1本、赤ピーマン 1/2個、 (紫)玉ねぎ 1/4個
     チーズ 40g、 レタス 5枚
【野菜の下準備】
     ・ にんじんは1cm角に切り、れんこんは薄輪切りにして、  
       さっとゆでる。
     ・ きゅうりは1/3本は薄輪切りに、残りはにんじんと同じくらい
       の大きさに切る。
     ・ 赤ピーマンは1cmくらいに四角く切り、(紫)玉ねぎは薄切りに、
       チーズは1cm角に切る。
【作り方】
     1.ごま油ドレッシングの材料を混ぜて、まず瓶に入れる。
     2.ゆでたにんじんと大豆を混ぜていれる。
     3.レンコンの薄切りを瓶の側面に貼りつけるように入れる。
       その上に、きゅうりの輪切りを貼り付けるように入れる。
     4.2の上に赤ピーマンときゅうりの角切りを入れる。
       その上に玉ねぎの薄切りとチーズを入れる。
     5.一番上に、レタスをちぎって入れる。
  
     ※ いただく直前に瓶をよくふって、ドレッシングを全体に
      行き渡らせて、器に盛ります。

【今回使用したのはコチラ】                                    

金ごま油290
金ごま油

 

桃の節句

きょうは三月三日、雛祭り、桃の節句です。

桃の節句は、五節句(人日・上巳・端午・七夕・重陽)のひとつで、
「上巳(じょうし)の節句」とも呼ばれています。

上巳(じょうし)の節句というのは、もともと
旧暦三月旬の(み)の日に行われていた行事…
季節の変わり目に、身のけがれを祓い無病息災で暮らせるように
川で身を清めるという神事からきているのです。

それが、平安時代に宮中の女の子の人形遊び
「ひな遊び」と結びつき、紙人形などにけがれを移して川に流し、
女の子の健康を願ったのがひな祭りの起源だと言われています。

この風習は、今も京都や鳥取などで
「流しびな」として受け継がれています。

ただ、今では、上巳の節句というより、桃の節句
という方が一般的で、親しまれていますね。

桃は、この時季に花を咲かせる、というだけではなく、
昔から邪気を祓う力がある、と言われているから、
まさに合っています。

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さて、雛祭りと言えば、どんな食卓が浮かびますか?
ちらし寿司、はまぐりのお吸い物、菱餅…などでしょうか。

はまぐり、菱餅は、それぞれ、この日にふさわしい
縁起の良い意味が込められています。

「貝合わせ」の遊びでも知られる「はまぐり」は、
対になっている貝殻でなければ絶対に合わないことから、
相性の良い人と一生添い遂げるように、
という願いが込められた縁起物です。

緑、白、紅の三色の餅を菱形に切って重ねた菱餅は、
この三色に意味があるのです。
新緑の大地をイメージする緑は「健康や長寿」、
雪をイメージする白は「清浄」、
桃の花をイメージする紅(赤)は「魔除け」。
「雪がとけて大地に草が芽吹き、桃の花が咲く」という
生命をつなぐ意味があります。

また、菱形は「心臓」を表していると言われ、
災厄を除き、健康を願う気持ちが込められています。

さて、ちらし寿司ですが、ちらし寿司そのものに雛祭のいわれがある、
という訳ではないようです。
ただ、「寿司」という漢字は、
「寿を司る」(ことぶきをつかさどる)となっており、
縁起がいいもの、お祝いの席で食べるものという意味を持ちます。

女の子の健康を祈り、体に良い食材を…という願いから、、
海老(長寿)、蓮根(見通しがきく)、豆(健康でまめに働ける)など
縁起のいい具、そして お祝いにふさわしい、卵、人参や、
春の訪れを伝える旬の食材で、春らしい華やかな彩りのものを
盛り込んだちらし寿司が定着したのでしょう。

きょうのひな祭りには、
菱餅形に形づくった ちらし寿司はいかがでしょう。
ちらし寿司には、香ばしい白炒りごまを加え、
金ごま油をしのばせました。

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炒りごまはプチっとした歯ごたえもよくて香ばしく、
金ごま油は、寿司飯の酸味を和らげ、まろやかな風味になり、
酸っぱいものが苦手なお子さんにも好評です。

菱形は、専用の型がなくても、
牛乳パックなどを使って簡単にできます。

風情のある由来をお話ししながら
ちらし寿司の食卓を囲むのはいかがでしょう。

◆ひなまつりの菱形ちらし寿司
【材料】(約4人分)
  米2合、  昆布 5cm角、 
  合わせ酢A【酢 大さじ4.5  砂糖 大さじ2  塩 小さじ1】
  干しいたけ 3枚、 かんぴょう 50cm位、  
  にんじん 1/2本、 れんこん 少々
  B【酒・みりん・砂糖・醤油 各大さじ1.5,、しいたけ戻し汁2/3カップ】
  白炒りごま 大さじ3、 金ごま油 小さじ1~2 
  錦糸卵  卵2個分
  いくら、菜の花、海苔 各適宜  
   
【作り方】
  1. 米は、昆布を入れて、やや少なめの水加減で炊く。
  2. もどした干しいたけとかんぴょう、にんじんを粗くきざみ、
     Bで煮汁がなくなるまで煮る。
  3. 合わせ酢Aを混ぜ、炊き上がったご飯に合わせ混ぜ、
     2と炒りごまも混ぜ合わせる。
  4. 金ごま油をまわしかけて全体にまんべんなく混ぜる。
  5. 4をひし型(に切った牛乳パック)に詰め、軽く押して抜く。
     (間に炙ってちぎった海苔をはさむ)
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  6. 上に錦糸卵やいくら、ゆでた菜の花を飾る。
     お好みで、
     甘酢に漬けた花れんこん(さっとゆでて、すし酢に漬ける)
     梅型で抜いたにんじん(2と一緒にたく) など。

  ※  合わせ酢の配合は、お好みで酢や砂糖を加減してください。
  ※ ゆでた海老、サーモンやマグロのお刺身など、また
     絹さややスナップエンドウなど、彩りよくお好みの食材で…。
 

【今回使用したのはコチラ】

いり白
炒りごま(白)


金ごま油290
金ごま油

精進料理~黒ごま坦々麺

最近、ちょっと精進料理に凝っています。

一般的に、精進料理といえば、魚や肉を食べない、
野菜と米と豆製品中心の、あっさりした単調な献立。
ともすると、
地味、食べごたえがない、あるいは難しい…
…というようなイメージがあります。

が、実際いろいろな精進料理を作ったり、食べたりするうち、
そのイメージは一新されます。

魚と肉は使いませんが、身近な材料を一工夫することで、
そしてなにより、旬の素材の持ち味を生かすことで、
バラエティに富んだ美味しい献立が多いのです。

見た目も味も 季節感が感じられるような、そして
地味ではなく、滋味、しみじみとした味わいがある 精進料理。

そもそも、精進料理というのは、
禅僧が修行で食べる、簡単な一汁一菜の食事でした。
仏教の教えで、殺生を戒め、獣肉魚介類を使わず、
穀類、豆類、野菜、海藻などの食材だけで料理されていました。

それが次第に 仏教の各宗派独自の精進料理が発展して、
歳月とともに、日本の風土と食材をいかして工夫され、
現在の、多様で美味しい精進料理を味わうことができるようになりました。

単に、肉や魚を食べないだけでなく、
大切なのは、食材を余すことなく使いきり、無駄を出さずに生かし、
そして、作物の実りを育んでくれた自然に感謝することです。

材料が限られているので工夫するのも大切のことです。
精進料理には、もどき料理といって、
肉や魚の料理に似せたものがあります。

有名なところで、がんもどき。
関西では、ひろす(飛龍頭)と呼ぶことが多いですが、
がんもどき=雁もどき≒雁の肉に似せたもの

お豆腐と山芋を主原料に作ります。
だいたい、雁の肉がどんなものか知らないので
似てるのかどうか、わかりませんが、比較なしで、
雁もどき(ひろす)は、それ自体美味しいものです。
(以前に作り方を紹介しております→ 手作り飛龍頭

ほかに、うなぎの蒲焼もどきもあります。
(→ 蒲焼き丼
これは、海苔とじゃが芋で作っています。
味が うなぎの蒲焼に似てるとは言い難いのですが、
また違う美味しさがあります。

こんなふうに、精進料理を美味しくしている素材の一番は、
「ごま製品」だと私は思うのです。

上の二品は、どちらもごま油の力で、風味とコクと
ボリューム感が出ています。

他にも、練りごま、炒りごま、すりごま、
いずれも、精進料理には欠かせないもの。
素材の持ち味をいかす 精進の薄めの味付けに、
香り・風味・コクを加えてくれます。

栄養面でも、精進では不足しがちなタン白質や脂質を
補ってくれるのです。

さて、きょうは、ごまと厚揚げと生しいたけを使って、
精進の坦々麺をつくってみました。
豚肉なしでも、ごま油と練りごま、すりごま、ごまらあ油で
美味しく出来ますので、是非お試し下さい。

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◆ 精進 黒ごま坦々麺  
【材料】(約4人分)
  中華麺 約4玉、 生姜 1かけ、 長ねぎ1本
  厚揚げ 1個(約100g)、 生しいたけ 4個、
  ごま油 大さじ1~2、 豆板醤 小さじ1/2~1、
  黒練りごま 大さじ5、 ガラスープ 4カップ
  うす口醤油・濃口醤油・みりん 各大さじ1、
  塩 少々、 黒すりごま 大さじ4
  青ねぎ(または青梗菜など青み) 少々
  ごまらぁ油 少々  
  
【作り方】
   1.生姜はみじん切りにする。
     長ねぎは5cm分を飾り用の白髪ねぎにし、あとはみじん切りに。
   2.鍋に、生姜と、長ねぎのみじん切りの半量を入れ、
      ごま油で炒め、香りが立つと、豆板醤、粗く切った厚揚げと、
あらみじんのしいたけを加えて炒める。
     厚揚げはつぶすように炒めて、水分をしっかりとばす。
   3.2に黒練りごまを加えて全体にからめ、ガラスープを入れて
     ときのばす。煮立つと、醤油とみりんを加えて塩で味をととのえ、
     長ねぎのみじん切りの残り半分と黒すりごまを入れて一煮し、
     青み野菜を入れて火を止める。
   4.中華麺をゆでて、器に入れ、上から3をかける。
     上に白髪ねぎ(赤ピーマンの薄切り)をトッピングして、
     黒すりごまをちらして、ごまらぁ油を加える。

【今回使用したのはコチラ】

白ごま油275
(白)ごま油


ねり黒150練りごま(黒)

        

すり黒
すりごま(黒)


ごまらあ油60 
ごまらあ油

ホット・セサミ・チョコレート

二月も半ばを過ぎました。
きょうは、二十四節気の「雨水(うすい)」です。

空から降るものが雪から雨に変わり、
雪解けが始まり、草木が芽生える頃、と言われ、
昔から、農耕の準備を始める目安とされてきたそうです。

実際は、春の訪れはまだ遠く、
寒さは厳しく、積雪が深いところもあります。
これから、三寒四温を繰り返しながら、だんだんと
春に向かっていくのですね。

さて、雨水といえば、その4、5日前はバレンタインデー。
雨水とは比較にならないほど有名な日です。

一月の終わり頃から、デパート等では特設会場ができて
驚く程、豊富な種類のチョコレートが並んでいました。

私自身、チョコレートが大好きなのですが、
子供の頃、鼻血が出やすい体質だったため、
いつも、ほんのちょっぴりしか食べていませんでした。

今では、チョコレートと鼻血の因果関係はほとんどない
と言われていますし、むしろ、チョコレートの健康効果が
ちょっと注目されています。

チョコレートの歴史をひもとくと…
かつて―紀元前2000年頃、チョコレートの原料カカオは、
「神々の食べ物」と呼ばれて薬として珍重されており、
高価な為、王様や貴族など限られた人しか口にできなかったとか。

チョコレートに含まれるポリフェノールには、
ガンや動脈硬化などの原因を引き起こす活性酸素の働きを抑え、
血中の悪玉コレステロールや酸化を防ぐ抗酸化作用があるそうです。

えも言われぬあの甘い香りには、集中力・記憶力を高める効果があり、
また、食物繊維やミネラルなどが含まれている、というのも嬉しいです。

ただ、美味しくいただけるように、糖分やミルクがたっぷり入っている
ものも多いので、健康効果を期待するのなら、
食べ方(食べ過ぎ)に気をつけ、カカオ分の高いものを選ぶといいでしょう。
いわゆるミルクチョコと、ビターチョコでは、
カカオ分は2倍以上違います。

最近では、カカオの産地にこだわったり、糖分を極力減らして、
カカオそのものの味を楽しむようなチョコレートも増えています。
カカオ分70%というようなチョコも入手しやすくなりました。

雨水とはいえ、まだまだ寒いこの季節、
ビターチョコでホットチョコレートを作って温まるのはいかがでしょう。
ミルク(または豆乳)にチョコレートを溶かすだけなので
ココアよりも作りやすいです。

そして、ここに、練りごまをちょっと加えると、
コクと風味がでて、一味ちがうホットチョコレートになります。

バレンタインの名残りのチョコがあっても、なくても
一度作ってみてください。

030_

◆ ホット・セサミ・チョコレート
【材料】(2人分)
    ビターチョコレート 40g、 練りごま(白) 小さじ2
    牛乳 300cc
【作り方】
    1.小さい鍋に、チョコレートを砕いて入れ、練りごま、
      牛乳の半量も加えて、混ぜながら中弱火で煮溶かします。
    2.残りの牛乳も加えて混ぜ、沸騰直前に火を止めて、器に注ぐ。
     
    ※ 練りごま、今回は、白を使いましたが、
      黒でも白でもお好みでどうぞ。
    ※ カップに入れて、電子レンジでも作れます。
      その場合は、ふきこぼれないよう様子を見ながら作ってください。
    ※ 牛乳のほか、豆乳、アーモンドミルクでも…。

【今回使用したのはコチラ】

ねり白150
練りごま(白)


ねり黒150練りごま(黒)

初午~蕎麦いなり

今年の初午(はつうま)は、2月11日、
建国記念の祝日と重なります。

初午は、2月に入って最初の午(うま)の日。
稲荷社のお祭りですが、もともとは稲作の開始に先立って
その年の豊作祈願をするお祭りだったようです。
全国各地の稲荷社の初午祭には、
五穀豊穣のほか、商売繁盛、開運、長寿息災、子孫繁栄等々
を願って、初午詣でする参詣者が数多く訪れます。

初午には、赤や五色の幟(のぼり)を掲げて、
赤飯や油揚げをお供えする町内もあれば、また、
子供たちが太鼓を叩き、稲荷をお祀りしている家を回って
お菓子などをもらい歩く所もあるとか…。
(ハロウィンみたいですね)

北関東―栃木、群馬、茨城の方では、「しもつかれ」と呼ばれる
郷土料理が初午の日に作られます。
炒った大豆に、塩鮭の頭、大根、酒粕、を似て、醤油で味をつけたもの。

「しもつかれを七軒食べ歩くと病気にならない」とか
「なるべく多くの家のしもつかれを食べると無病息災」
などと言われているそう。
一度食べてみたいですね。

京都では、初午の行事食として、いなり寿司を
いただくことが多いようです。

稲荷の神様のお使いである狐の好物が 油揚であることから
初午の日には、油揚げにすし飯を詰めたものが奉納され、
それがいなり寿司の始まり、とも聞きます。

近年、「初午にはいなり寿司」!という販促のキャッチフレーズを
見聞きすることもあるのですが、
節分の恵方巻きのようなメジャー感はまだありません。

初午は、日が決まらず毎年変わるので、
なかなか定着しにくいのでしょうか。

さて、いなり寿司の甘辛いお揚げさんを使って
蕎麦いなりを作ってみました。

012 - コピー

お蕎麦とお揚げさんの相性がよく、
軽食にちょっとうれしいひと皿です。
蕎麦にちょっとからめたごま油で、
風味と口当たりがよくなります。

手軽にできるので、是非お試しください。

◆ 蕎麦いなり
【材料】
  いなり寿司用のお揚げ 8個分  
  蕎麦(乾)約100g、 ごま油 小さじ1
  めんつゆ 大さじ1~2 
  黒炒りごま・白炒りごま 各 大さじ1 
  青ねぎ 1本、 わさび・七味などお好みで
 
【作り方】
   1.蕎麦は、半分に折り、表示より1分ほど少なめ(やや固め)
     にゆでる。
   2.ゆで上がった蕎麦は、水洗いしてザルに上げて
     水気をよく切っておく。
   3.2の蕎麦にごま油を混ぜ、めんつゆ、炒りごまを混ぜる。
     (ここでは、やや薄味に)
   4.いなり寿司用のお揚げに、3の蕎麦を軽く詰めて、
     上に、青ねぎの小口切りをのせる。
   5.お好みで、わさび、七味を添えてどうぞ。

※ いなり寿司用のお揚げ(8個分)の作り方
     寿司揚げ(小さめの油揚げ)4枚
     A 【だし150cc、 酒・みりん・濃口醤油・うす口醤油 各大さじ1、
      砂糖20g 】 
     ※寿司揚げは二つに切り(横か斜めに)、熱湯で2~3分
      油ぬきして、軽くしぼる。Aを煮たてたところに、寿司揚げ
      を入れて落し蓋をして汁気がなくなるまで煮て、冷ます。

※ めんつゆの材料と作り方 (つけつゆ)
       だし(かつお・昆布・干しいたけ)1カップ強、みりん 大さじ3 
       濃口醤油 大さじ3、 かつお節5g
       ※ みりんを煮立てたところに、醤油、だしも加えて、
        弱火で煮てフツフツすると、かつお節を入れて、
        軽く煮てから、こして冷ます。
  
【今回使用したのはコチラ】
白ごま油275
(白)ごま油


いり黒
炒りごま(白)


いり黒
炒りごま(黒)

立春~菜の花のかすみ和え

きょうは立春、暦の上では春です。
が、実際には、まだまだ寒く、一年で一番寒い時季。

そもそも「立春」は、冬と春の分かれる節目の日「節分」の翌日、
いわば春の初日です。

旧暦では、立春が一年の始まりとされ、
立春を起点に様々な決まり事や季節の節目の日があるのです。

「八十八夜」は、立春から数えて88日目。
この日に摘んだ茶は高級とされたり、この日にお茶を飲むと長生きする
等と言われています。

「二百十日」は、立春から数えて210日目。
台風が襲来する可能性が高い日、と言われ、
稲の開花期にあたるため、農家の厄日とされています。

ほかに「春一番」は、立春以降に初めて吹く
南寄りの強い風のこと。
…等など。

節分は、豆まき、恵方巻き、イワシ等など、
行事や食習慣と結びついて、クローズアップされることが多いのですが、
「きょうは立春!」的なものは、特にないようです。

ちなみに、中国では、立春の日に、春餅(クレープのようなもの)や
大根を食べる習慣があるそうです。

日本でも、そのうち、バレンタインのチョコや、節分の海苔巻に匹敵するような
立春の〇〇〇?!ができるかもしれませんね?!

さて、
きょうは、大根おろしを使った
春を感じさせる一品を作ってみました。

その色やつぼみの形が 春を感じさせる菜の花の和え物です。
大根おろしを使った和えもの「おろし和え」のことを、
よく「みぞれ和え」と言います。

おろしを、冬のみぞれ(霙)に見立てたもの。
そして、春は おろし和えを「かすみ和え」と言うようです。

春の空にたなびくかすみ(霞)に見立てた呼び名。
季節に合わせた料理名、いいですね。
四季のある日本の趣ある一皿です。

立春も過ぎたことなので、「かすみ和え」
ちょっとほろ苦い菜の花が、ごま油をまとって、
まろやかな美味しさになります。

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◆菜の花のかすみ和え
【材料】(約4人分)
   菜の花 1束(約100g)、 大根おろし 1カップ弱
   油揚げ 1/2枚、   削りかつお節 1パック(3g)
   調味料A【酢・みりん・うす口醤油 各大さじ2】 
   ごま油 大さじ1/2、 白すりごま 少々

【作り方】
1.大根おろしは、水気を軽くきっておく。
2.油揚げは、炙って短冊切りにしておく。
3.調味料Aを混ぜて電子レンジ加熱で煮立て、冷まして大根おろしとさっと混ぜておく。
4.菜の花は、ゆでて水気をしぼり、削りかつおとごま油をまぶしておく。
5.4の菜の花と油揚げを、3で和えて、白すりごまを加え混ぜて、器に盛る。

【今回使用したのはコチラ】
白ごま油275
(白)ごま油                                                                    
        

すり白
すりごま(白)