大寒も過ぎ、寒さが身にしみる今日この頃。
この寒さの中、冬の葉野菜は 凍らないように糖分を多く蓄えるので、
甘みがまして、美味しくなっています。
中でも、おねぎ…
一年中ありますが、今が旬の冬野菜。
底冷えするこの時季が、一番おいしいのではないでしょうか。
「おねぎ」といえば、だいたい
関東の方では、白ねぎ、
京都では、青ねぎのことをいいます。
京野菜の九条ねぎ等 青ねぎは、
深い緑色の葉の部分が柔らかく風味が豊か。そして、
内部に「あん」とも呼ばれるぬめりが多いのが特徴です。
おねぎは、脇役として、肉や魚の生臭さを消し、
また、薬味として風味や香りを楽しめます。
鍋料理には、欠かすことのできない食材です。
また、ねぎ特有の辛味には、食欲の増進のほか、
疲労回復や体を温める効果、風邪の予防効果もある、
この季節に嬉しい野菜なのです。
脇役や薬味だけではなく、主役にしてたっぷり
いただきたいものです。
きょうは、この季節が格別に美味しい青ねぎを
お餅と炒める一皿をご紹介いたします。
おねぎをお餅と一緒に炒めて、
お醤油(とみりん)、かつお節、
そして、たっぷりの黒胡麻をからめる、
かんたん手軽にできる、美味しい一品です。
◆ お餅と青ねぎの黒胡麻炒め
【材料】(約4人分)
お餅 4個、 青ねぎ 1把、 ごま油 大さじ2
醤油 大さじ1.5~2、 みりん 少々
かつ節パック 1袋(約3g) 黒すりごま 大さじ4~5、
【作り方】
1.お餅は、食べやすく切る。(丸餅は、放射状に6つ切り、
切り餅は、6~8つの長方体に切る)
電子レンジで1分~1分30秒加熱して、すこしやわらかくする。
2.青ねぎは斜め切りにしておく。
3.フライパンにごま油を熱して、青ねぎとお餅を入れて、炒める。
お餅がやわらかく、青ねぎに少し焼き色がつくと、醤油とみりんを
まわしかけて、かつお節、ごまを全体にからめて火を止め、
器に入れる。
※ お好みで白すりごまも美味しいです。
【今回使用したのはコチラ】
(白)ごま油
すりごま(黒)