きょうは、二十四節気の一つ、白露(はくろ)。
草花に朝露、白い露が宿るころ、とされている
初秋の風情が漂う時季です。
日中は、まだ暑さが残っていますが、
朝夕は、ひんやり冷え込み、肌寒さに秋の訪れを感じます。
空を見上げると、だんだんと 夏の積乱雲にかわって
いわし雲が見られるようになり…
青々とした稲も、
すこしずつ、穂が頭を垂れてきています。
さて、ひときわ暑かった今年の夏、
食卓を賑わしたであろう素麺。
袋を開けたものが、台所に残っていませんか。
冷たい素麺は、もう飽きた、あるいは、
涼しくなってきて、冷たい素麺はちょっと…
というとき、
炒め素麺はいかがでしょう。
炒め素麺といっても、
具や味付けで、いろんな種類がありますが、
きょうは、とてもシンプルな和風版。
ちょっとしたポイントを押さえると、
美味しく仕上がります。
● 素麺は、表示されているゆで時間よりも短かめにゆでる。
(1分30秒~2分ならば、1分~1分30秒くらいでOK!)。
● ゆで上がると、よく流水で洗い、ぬめりをとる。
● しっかりと水気をきっておく。
● ゆでたものは、すぐ炒める。
(茹でる前に、ほかの準備を整える)
● ゆでてから、時間をおいて炒めるときは、
油をまぶしておく。
あと、具はいろいろ入れてもいいのですが、
たくさん入れると、野菜から水分が出て
ベタつきがち。
ここでは、青ねぎと生姜だけ、というシンプルな材料、
調味料も、梅干しと塩、削りかつおだけの和風です。
ごま油の香りがポイント。
シンプルな材料が、味を引き立てます。
ねぎも生姜も、冷えた体を温め、疲労回復に効果があり、
この季節にぴったり♪
是非お試し下さい。
◆ごま香る~和風炒め素麺
【材料】(約2人分)
素麺 2把、 ごま油大さじ1~2、塩 少々
生姜 大1かけ、 青ねぎ 5本、梅干1個、
白すりごま大さじ2、 削りかつお 1パック
【作り方】
1.素麺は、表示の時間より、短めに茹で上げ、ザルで水気をきる。
(ごま油を少々からめておくと、くっつかず扱いやすい)
2.生姜のみじん切り、塩とごま油をフライパンで熱し、香りが立つと、
1の素麺を入れて炒める。たたいた梅干、すりごま、を加えて全体に混ぜ、
ねぎの小口切りを入れて、全体にさっと炒め合わせて、器に盛る。
3.金ごま油少々をまわしかけ、上に削りかつおを散らす。
※ 梅干しの塩加減によって、加える塩の量を加減してください。
お好みで、火を止める前に、醤油をまわしかけても美味しいです。
【今回使用したのはコチラ】
(白)ごま油