秋の好天がつづく今日この頃です。
昨日は、二十四節気の「霜降」でした。
霜降(そうこう)というのは、字面のとおり、
霜が降りる、という意味。
露が冷気によって霜となって降り始めるころ…とはいえ、
朝夕は、だんだんと冷えてきたものの、
ここ数日、日中は暑いほどの気候です。
海外からの観光客の姿が急増した京都駅近辺では、
昼間半袖の人もよく見かけました。
秋の京都は、いろいろな年中行事もあり、見所満載。
紅葉にはまだ少し早いですが、
あちこちの寺社で、有名なものから、
あまり知られていないものまで、色々な行事、
ちょっとご紹介いたします。
● 嵯峨大念仏狂言(10月25日)
嵯峨の釈迦堂(清凉寺)で行われます。
京の三大念仏狂言(壬生寺、千本閻魔堂とともに)の一つ、
鎌倉時代、円覚上人が庶民に仏法を説くため始めたと伝わる無言劇。
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● 抜穂祭(10月25日)
伏見稲荷大社にて。実った稲穂を刈り取るお祭りです。
刈り取られた稲藁は火焚祭に焚き上げられます。
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● 北野天満宮 史跡御土居の もみじ苑公開(10月25日~12月6日)
御土居は、豊臣秀吉が、洛中洛外の外敵の来襲に備える防塁と、
鴨川の氾濫から市街を守る堤防として築いた土塁で、現在するのは
北野天満宮ほか数箇所、重要な遺構として「史跡」指定されています。
御土居には、晩秋に約250本の紅葉が色づき錦秋が広がります。
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● 京都御所 秋季一般公開(10月30日~11月3日)
普段は申し込みが必要ですが、秋のこの5日間、一般公開があります。
期間中、催しもあるので、是非この機会に。
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● 寂光院 秋期特別公開(10月30日~11月8日)
天台宗の尼寺、寂光院。旧本尊地蔵菩薩立像(重文)や建礼門院
御庵室跡が公開されるほか、宝物殿では平家物語ゆかりの品々など
展示されます。
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● 東寺の境内ライトアップと夜間特別公開(10月30日~12月6日)
(宝物館や講堂などの特別公開は、~11月25日)
平安京最古のお寺、東寺。この秋は、開館50周年で宝物館で
「東寺名宝展」が開催され、金堂と講堂で夜間特別拝観が行われます。
講堂では、非公開の北面が特別に公開され、二十一尊を安置した
須弥壇を、ぐるりと周回できるのが見所です。
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秋の京都をお楽しみください。
さて、海外からやってきた10月の行事といえば、
昨今、日本でもメジャーになってきたハロウィン。
その経済効果は、いまやバレンタインを超えて、
クリスマスに迫る!と聞きます。
ハロウィンといえば かぼちゃ、今月は かぼちゃメニュー、
人気のかぼちゃコロッケを作ってみました。
ハロウィンの時季に限らず作りたい人気の味。
フライ衣に胡麻を混ぜると、香ばしくておすすめです。
◆ かぼちゃの胡麻コロッケ(約12個分)
【材料】 かぼちゃ1/4個(正味450gくらい)
玉ねぎ 1/2個、ベーコン 80g、
牛乳 大さじ3~4(かぼちゃの固さにより加減)
塩・こしょう 各少々、
小麦粉 適量、卵 小1コ、パン粉 50g
黒炒りごま・白炒りごま 各大さじ1.5
セサミクッキングオイル 適宜
【作り方】
1.玉ねぎは粗みじん切りにし、ベーコンは粗みじん切りにする。
2.玉ねぎをオイル小さじ1でしんなりするまで炒め、ベーコンを加えて
さらに炒めて火を止める。
3.かぼちゃはラップで包み、電子レンジで、やわらかくなるまで
5~6分加熱する。
4.かぼちゃをマッシャーやフォークで粗くつぶす。牛乳を加えて
塩、こしょう、2を加えて混ぜる。
5.4を平たく丸めて、薄力粉をまぶし、溶き卵をくぐらせ、
パン粉に白・黒の炒りごまを混ぜたものをつけて、揚げる。
※ かぼちゃを、電子レンジで加熱するときは途中で上下を返し、
均一に柔らかくなるようにする。
電子レンジ加熱する以外、蒸したり、ゆでたりもOKです。
※ 今回はベーコンを使いましたが、お好みでハムやツナ、チーズも
美味しいです。
何もいれず、ナツメグやシナモンなど、スパイスを効かせても…♪
【今回使用したのはコチラ】
炒りごま(白)
くっきんぐせさみおいる