きょうは2月末日。
今年はうるう年なので、29日です。
4年に1度の閏(うるう)年。
ですが、
閏年は、必ずしも4年に1度巡ってくるわけではありません。
・閏年は、西暦で4の倍数の年。
・ただし、100で割り切れる年は閏年ではない。
・しかし、400で割り切れる年は閏年である。
ちょっとややこしいです。
このあとも4年ごとに、やってくる閏年ですが、
80年後の閏年、西暦2096年の次の閏年は、
8年後の2104年になるようです。
(2100年は、閏年ではないのです)
さておき、
2月29日は、語呂合わせから、にんにくの日です。
漢字では、大蒜。
英語では、ガーリック。
スペイン語では、アホ。
いろんな国のさまざまな料理で、使われています。
その歴史をひもとくと、紀元前から薬用として栽培されていたようです。
(胡麻も、紀元前から栽培されていたと言われています。)
古代エジプトでは、ピラミッドを築く労働者がにんにくを食べて
厳しい労働に耐えている姿が描かれた壁画があり、また、
日本では、古事記や万葉集に、にんにくの記載があるそうです。
にんにく、といえば、滋養強壮!
というイメージのとおり、
免疫力を高め、殺菌作用がつよく、
疲労回復、新陳代謝促進に効果的な食材です。
きょうは、にんにくを使った保存食、
にんにく味噌をご紹介いたします。
にんにくが入っていることは、全然わからない、
まろやかで美味しいつけ味噌。
ごま油を加えているので、風味がいいのです。
田楽味噌のように、豆腐やこんにゃくにのせてもよし、
ゆで(生)野菜につけるディップにしてもよし、
あったかご飯にのせたり、焼きおにぎりにしてもよし、
マヨネーズなどと混ぜて和物にしてもよし、
野菜や肉の炒め物に調味料として使えば味がきまるし…
献立の幅を広げる万能調味料です。
にんにくのパワーで、風邪やインフルエンザも撃退してくれます。
是非、お試し下さい。
◆ごま風味にんにく 味噌
【材料】(作りやすい分量)
にんにく 3片、 ごま油 小さじ2、
A【 酒 大さじ2、 みりん・砂糖 各大さじ1】
味噌 40g(赤味噌30g、 白味噌10g)
白炒りごま
【作り方】1.にんにくは、薄皮のまま、電子レンジで30~40秒加熱し、
包丁でつぶして刻み、ごま油小さじ1で炒める。
2.味噌とAを加えて、弱火で焦がさないように練り混ぜ、
ふつふつとして水分がとんで、塗りやすい状態になったら
火を止めてごま油小さじ1を混ぜ、器に入れる。
お好みで、炒りごまをふりかけてどうぞ。
※ 味噌の味によって、またお好みで、砂糖の量は加減してください。
※ 写真は、生しいたけ、とピーマンをグリル(網)で焼いて、
にんにく味噌をつけたものです。
【今回使用したのはコチラ】