きょうは、イースターです。
イースターと言っても、名前は聞いたことがあるものの、
一体何の日なの?…という方も少なくないかもしれません。
何を隠そう、私がそうです。
キリスト教の行事であるイースターのお祝いに 呼んでもらって、
ゆで卵の殻にカラフルな絵を描いたこともあるのですが、
イースターが、いつで、どういう日なのか、つい最近までよく知りませんでした。
イースターは、日本語では「復活祭」
キリストの復活を記念する日で、毎年日が決まっているわけではなく、
「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」です。
今年は、3月27日ですが、
はやい年は、3月22日、遅ければ、4月25日ころ・・・
と、1カ月以上開きがあります。
そして、イースターといえば、卵。
キリスト教では、卵は生命の誕生を意味する重要なもの
とされているそうで、卵を使った料理やゆで卵が振る舞われます。
ゆで卵。
関西では、ゆで卵のことを「にぬき」と呼んでいます。
漢字では、煮抜き。
語感は、しっかり固ゆでにした印象があります。
ゆで卵のかたさ加減は、お好みですが、とろっとした
半熟状のものが人気が高いよう。
ただ、半熟にするのが難しい、つい固くゆでてしまう…
とよく耳にします。
きょうは、中身がとろ~りとした半熟卵のゆで方を
ご紹介いたします。
そして、それを、ごま油風味のたれに漬けて
味をしみこませた、美味しい味付けゆで卵も!
春の行楽のお供にもぴったりの
味つけゆで卵、是非お試しください。
◆半熟ゆで卵
【材料】 卵 4個(M)、 塩、酢 各少々
(塩と酢を加えるのは、湯の中で殻にひびが入ったりして
白身が流出するのを抑えるため)
【作り方】1.卵は、冷蔵庫から出して少しおく。
2.沸騰したお湯に、塩と酢を加え、卵を静かに入れていく。
3.7分ゆでると火をとめ、すぐ冷水にとり、冷まして殻をむく。
【ゆで加減】7分ゆで…半分に切って黄身が流れ出ないくらいのやわらかさ。
とろっとしています。
5分ゆで…黄身がとろ~んとゆっくり流れるやわらかさ。
9~10分ゆで…黄身の中心は半熟、黄身のまわりは、色が変わって
固まっている。
12~13分ゆで…固ゆで卵。
※ ゆでる前に、卵の丸い方(気泡がある方)に小さな穴をあけると
するっと気持ちよく殻がむけます。
※ 卵の大きさによって、ゆで加減が変わります。
大きい卵のときは、ゆで時間を心もち長くします。
※ 火をとめると、すぐ冷水にとらないと、どんどん余熱で
固まります。
◆味つけゆで卵
【材料】 濃口醤油 大さじ3、 みりん 大さじ2、 酒 大さじ1
金ごま油 小さじ2、 昆布 約5cm角、 かつおパック2袋
【作り方】1.鍋に全部入れて、軽く煮立てて火を止めこし、冷まし、
金ごま油を混ぜておく。
2.ジップロックのような密閉できる袋に殻をむいたゆで卵と
1を入れて、空気を抜いて一晩(4~8時間くらい)漬け、
冷蔵庫に入れておく。
そのまま、あるいは、サラダやラーメンに添えて どうぞ。
ごま油の香ばしい風味が食欲をそそります。
【今回使用したのはコチラ】
金ごま油