自家製ふりかけ!

唐突ですが、
だしをとった後の、昆布やかつお節、
どのようにされていますか?

再利用される方もあれば、捨ててしまう方も
いらっしゃるかと思います。

捨てていた方、ちょっとお待ちください。
だしがらとはいえ、旨みは残っているし、
昆布には、ミネラルや食物繊維などが、
鰹節には、良質のたんぱく質が、
薄まっているとは言え残っているので、もったいないです。

昆布だけの時は、細切りにして、煮物やお味噌汁に入れると、
だしも出て、食感にアクセントをつける具にもなります。

昆布とかつお、両方のだしがらがあるときは、
再利用してふりかけを作るのが一押しです。

自家製のふりかけは、まず、美味しい!
そして、調味料を自分で選べるので安全。
塩分や糖分を控えられるので、好みの味付けにでき、
健康に配慮している人にも、安心です。

だしをとったあと、すぐに出来ないときは、冷凍保存すればOK、
ある程度溜まってから作るのも効率的です。

ご飯のおともに、お弁当、お茶漬けはもちろん、
うどんに、冷奴に、和え物に…いろいろ美味しくいただけます。

無添加なので、日持ちはあまりしませんが
(1週間くらい、味を濃い目にすると約2週間)
我が家では、いつも、あっというまになくなります。
是非おためしください。

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◆ 自家製ふりかけ
【材料】(作りやすい分量)
   だしがらのかつお節 40~50g(押すようにして、水分をしっかり絞ったもの)
   だしがらの昆布 約5m角(薄めのもの、やわらかくなっているだしがら)
   酒 大さじ4、 濃口醤油 大さじ3、みりん 大さじ2、
   白炒りごま 大さじ2~3、 あれば炒った松の実(または胡桃)少々
   
【作り方】
   1.かつお節を、ざるに広げ、3~4時間乾燥させる。
     (あるいは、お皿に均等に広げてのせて、電子レンジ加熱する。
      20~30秒かけては、混ぜて上下を返したりして全体に乾燥させる。
      焦げやすいので、様子をみながら電子レンジにかける。       
   2.1がパラッと乾燥するとフライパンで弱火で乾煎り、更に水分を飛ばす。
     (指で粉々にできるくらい)
   3.2に小さく細切りにした昆布と調味料を入れてよく混ぜて中火で煮る。
     煮立つと弱火にして、汁気がなくなるまで水分をとばして煮る。
     (焦がさないように全体を混ぜながら)
   4.火を止めて、ごま(と松の実)を加え混ぜる。

   ※ 調味料の分量は、お好みで加減を…3でまだ汁気が残っているうちに。
     甘めがお好きな方は、砂糖を加えてください。 
   ※ お好みで一味唐辛子を入れると 刺激的な辛みが、
    七味を少々入れると 風味豊な辛味が加わります。
   ※ ごまは、お好みで黒ごまでも両方使っても…。
   ※ 清潔な瓶に、あるいは小さめのジップロック袋に入れて冷蔵庫で保存。
   ※ 時間がある時は、汁気が少々残った状態で一度冷まし、再度煮ると
     味がよく染みます。

【今回使用したのはコチラ】

いり白
炒りごま(白)

~意外に簡単~黒ごま羊羹

きょう 2月21日は、「夏目漱石の日」だそうです。

作家や歌人などは、その作品にちなんだ名前等を付けた命日を
〇〇忌といって、その人や業績を偲びます。

芥川龍之介は「河童忌」
太宰治は「桜桃忌」
梶井基次郎は「檸檬忌」等など。

ちなみに、漱石は12月9日が漱石忌で、
昨年2016年が没後100年でした。

2月21日が漱石の日になったのは、1911年のこの日、
文部省が文学博士の称号を贈ると伝えたのに対し、
「自分に肩書きは必要ない」と漱石が辞退した日だからだそう。
…粋な文豪です。

忌日のほかにも、こんな記念の日があるのは、
漱石が人気がある所以でしょうか。

近代日本文学界の巨匠である人気作家で、
前の千円札の肖像としても親しまれていた漱石。

なかなか気難しい人物であった、と言われていますが、
意外にも、大の甘党だったようです。

胃が悪いのに、子供のように甘いものを欲し
上機嫌で食されていたとか…。
すべての菓子の中で最も好きだったのが羊羹で、
漱石の羊羹愛は、著書の中にも垣間見えているのです。

『吾輩は猫である』には、上等なお菓子として某老舗の羊羹が登場し、
また、『草枕』の中では
「…半透明に光線を受ける具合は、どう見ても一個の美術品だ」
という記述もあります。

こういう逸話を聞くと、急に漱石に親近感を感じる
大の甘党の私です。

さて、
羊羹には、小麦粉や葛粉に小豆等を混ぜて蒸す「蒸し羊羹」と
寒天と砂糖を煮溶かし、小豆等を入れて煉り、流し固めて作る
「煉り羊羹」があります。

漱石の大好物だった「煉り羊羹」、
寒天で固めるので手軽で、鍋一つで意外に簡単にできます。

今回 ご紹介するのは、黒練りごまを入れた
ごまの香りのいい、風味豊かな羊羹です。
練りごまの量を加減することで、
隠し味的にほんのりとごま?という感じに仕上げたり、
また、しっかりごまの香りや風味を楽しめるように仕上げたり、
お好みで作ってみてください。
15分くらいで作れます。

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※ 山田製油のアンテナショップ「ゴマクロサロン」が面する御池通り。 
  ゴマクロサロンから東へ徒歩約15分の所に(鴨川に架かる御池大橋の南西)
  夏目漱石の歌碑があります。
 
◆ 黒ごま羊羹
【材料】(約4人分)
   黒練りごま 20~30g(約小さじ4~大さじ2)、
   粉寒天 2g、 水 2/3カップ、
   砂糖 30g、 小豆あん 200g、 塩 少々 
   白花豆の煮豆、ふかしたさつま芋、栗などお好みで
【作り方】
   1.鍋に水をいれ、寒天を振り入れて混ぜ、弱火で煮溶かす。
     へらで混ぜながら、沸騰してから2分ほど火にかける。
   2.弱火のまま、砂糖、小豆あん、塩を加え、混ぜながら、
     3~4分火を通す。
   3.火から下ろして、黒練りごまを少しずつ入れてまんべんなく混ぜ、
     粗熱を取り、さっと水を通した容器に流し、室温で固まるまで置く。
     (容器に流すときに、お好みで、白花豆煮や、さつま芋、栗などを
      入れても…)
   4.切り分けていただく。

※ 流す容器は、流し缶(卵豆腐の型)や、牛乳パック、タッパーなど保存容器。
※ 小豆あんは、粒あんでもこしあんでもお好みのものを使ってください。
※ 粉寒天は4gの小袋入りが多いので、その約半量で作れます。

【今回使用したのはコチラ】

ねり黒150練りごま(黒)

セサミ・チョコチップ・クッキー

明日2月14日は、バレンタイン・デーです。
ちまたでは、1月のまだお正月気分が残っている頃から
バレンタイン商戦がはじまり、あちらこちらで、
チョコ・チョコ・チョコ!!
美味しそうなチョコレートが溢れています。

チョコレートを贈る、というのは
もはや日本独自の文化のようになっています。
かつては女性から男性に…という構図でしたが、
今は、大切な人に……恋人だけでなく、家族や友達、
仕事関係の方、お世話になった人、等などに
感謝の気持ちを込めて贈る、と変わってきています。
自分自身へ、というのも多いようですね。

義務で、いやいや義理で…というのはどうかと思いますが、
チョコをツールにして、愛情や感謝やいろんな気持ちが伝えられ、
コミュニケーションが円滑になったり、風通しがよくなるのは
いいですね。

ただ、たくさん渡したい人には、物入り…。
そんなときは、手作りはいかがでしょう。
手作り派としては、
・できれば簡単にできて
・たっぷり作れて
・できればコストもかからず
・美味しい♪
チョコをプレゼントしたいものです。

今回は、量産しやすい、チョコチップクッキーを
ご紹介いたします。

クッキーは、簡単そうで、意外に奥が深いお菓子。
型抜きクッキーは、季節によって、また型によって
型抜きがうまくいかなかったり、初心者には難しいものです。
冷凍した生地を切って焼く アイスボックスクッキーは、
細長く形を整えるのがうまくいかない、という声も聞きます。
絞り出しクッキーは、生地がやわらかいと形が崩れるし、
かたいと、絞れないし…

一番作りやすいのが、このチョコチップクッキーのような
ドロップクッキー。生地をスプーンですくって焼くタイプです。

こちらのレシピ、バターでなく”くっきんぐせさみおいる”を使っています。
くっきんぐせさみおいるは、扱いやすく、クッキーをさっくさくの食感に
仕上げてくれます。
また、クセのない味なので、チョコレートの美味しさ、プチプチしたごまの香り、
ナッツの風味がしっかり味わえます。

バレンタインだけでなく、普段のおやつにも
是非作ってみてください。

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◆ セサミ・チョコチップ・クッキー
【材料】(約25個)
   くっきんぐせさみおいる 25g(約大さじ2)、 牛乳 大さじ2、
   A 【薄力粉50g、 砂糖 約30~35g、 塩 ひとつまみ】
   オートミールかグラノーラ50g(または薄力粉50g、
      ゴマプードルがあれば、薄力粉の2割ほどを置き換える)
 炒りごま(黒・白) 各大さじ1、 
   ロースト・ナッツ(くるみ、ピーナツ、アーモンド、ココナツ等)40~50g
   チョコレート(チョコチップでも板チョコでも)50~60g

【作り方】 
●泡立て器を使う場合
  1.Aの粉類をふるってボールに入れる。
  2.くっきんぐせさみおいるを少しずつ加え、ねらないように
    さっくり混ぜる。牛乳も加えて同様に混ぜる。
  3.オートミール、炒りごまを加えて混ぜ、ナッツ、粗く刻んだ
    チョコレートも加え、ゴムベらで混ぜてまとめる。
  4.スプーンなどですくって、天板に間隔を開けて並べる。
    (直径3cmくらい)
    (間隔をあけないと、焼き上がり くっつきます)
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  5.170~180℃のオーブンで13~15分焼く。

●ポリ袋を使う場合
  1.Aの粉類をポリ袋に入れて、空気を入れて振り、
    中の粉が混ざるようにする。
  2.くっきんぐせさみおいるを少しずつ加えて、袋の外から
    手で練らないようにまんべんなく混ぜる。牛乳も同様に加える。
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  3.オートミール、炒りごまを加えて混ぜ、ナッツ、粗く刻んだ
    チョコレートも加え、外側から手でまとめる。
  4.直径2~3cmにまるめて、天板に間隔を開けて並べる。
  5.170~180℃のオーブンで13~15分焼く。

   ※ 生地がやわらかいときは4で冷蔵庫で冷やしたり、
    反対にかたいときは 牛乳を少し足したりしてみてください。
 
   ※ オートミールやグラノーラを入れると、ザクザクした
    素朴な食感が楽しめます。なければ、全量(100g)薄力粉で。
    あるいは、薄力粉80g+ゴマプードル20g で。

   ※ 砂糖は、粗糖、きび糖、三温糖など、お好みのもので
    量もお好みで加減してください。。

   ※ 薄力粉は、全粒粉や米粉を混ぜたり、お好みに合わせてください。

   ※ ナッツは、1つだけでも、何種類か混ぜてもお好みで。
     チョコレートは、板チョコを刻むと、大きさがばらついて
     食感や味に変化が出て美味しいです。
    分量は目安なので、少な目でも多めでも、また
    チョコレートだけでもOKです。

   ※ 粉類に、コーヒーやシナモンや紅茶葉を加えて、
    フレーバーに変化をつけても…♪

【今回使用したのはコチラ】

cooking sesami oil

くっきんぐせさみおいる

 
いり白
炒りごま(白)


いり黒
炒りごま(黒)

ゴマプードル

節分の穂長汁

明日は二月三日、節分です。
本来、節分は、
季節が変わる節目―立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前日、
年に四回あるのですが、立春が一年の始まりの大切な日ということもあり、
いつのまにか、節分といえば、春…立春の前日を指すようになりました。

節分は、天体の運行に基づいて日が決まるので、
数年後からは、二月二日になることもあるようです。

「節分」といえばキーワードは、豆まき、鬼。
春を前に、厄や災難を祓うため豆をまき、
悪い鬼を追い出す行事、追儺式(ついなしき=鬼払い)
節分祭がいろいろな寺社で行われます。

京都では、吉田神社、壬生寺、蘆山寺などが有名で、
厄除節分会の期間中(二月二日~三日か四日)には
大勢の人で賑わいます。

家庭では、節分の夜「鬼は外、福は内」と言って豆まきをします。
が、地方によっては、「鬼は外」ではなく「鬼は内」
の所もあると聞きます。
(もちろん「福も内」!です)
節分に限らずですが、行事にはいろいろ地方色があり興味深いですね。

そして、節分の食卓といえば、
いわしの塩焼き、福豆…は全国区だと思いますが、
それ以外、地方によって いろいろな風習があるようです。

けんちん汁(関東地方など)
こんにゃく(四国など)
なた餅(静岡)
豆を入れた福茶(各地…)
そして、大阪発祥で関西を席巻して広がる
恵方巻き!

恵方巻きは、京都大阪などでは、今や福豆や鰯をしのいで、
節分といえば 恵方巻き!…と言わんばかりの勢い。
節分の頃のスーパーやデパートのチラシ広告は、
いろんな具を巻いた恵方巻きが大きく目立っています。

「恵方」とは福をもたらすとされる歳徳神(年神様)がいらっしゃる方向で、
今年2017年の恵方は北北西。
そちらを向いて、願い事を念じながら無言で巻き寿司を丸かぶりする、
という、ちょっとおかしな、比較的新しい風習ですが、
巻くことで「福を巻き込む」 そして、
切らずに丸かぶりするのは「縁を切らない」
という意味が込められているのです。

さて、
こちらは、京都生まれで京都育ちの私が知らなかった風習なのですが、
京都では、「穂長汁」という切干大根と油揚げのお味噌汁を節分の日に
いただくそうです。

豆まきは、歴史をたどると奈良時代に遡るほど古く、また
恵方巻きは、ここ30~40年前から普及した 新しいもの。
この穂長汁が、いつ頃からのものかはわかりませんが、
「細く長く」という健康長寿・家運長命の願いが込もったものです。

切干大根といえば、主に煮物に使い、地味な印象ですが
とても栄養豊富な食材。
あまり汁物にしないかもしれませんが、包丁いらずで
さっともどすだけ、簡単手軽にお味噌汁ができます。

このレシピでは、切干大根をごま油で炒め、仕上げにすりごまをかけたので
香りと風味がよく、素朴な美味しさが引き立ちます。
節分の汁物に、是非作ってみてください。

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◆ ごま香る穂長汁
【材料】(約4人分)
   切干大根(細いもの) 20~30g、 油揚 小1枚
   昆布だし 3カップ、 味噌 約大さじ3(50~60g)、
   ごま油 小さじ1、 おろし生姜 少々、
   白すりごま、小さじ4、 青ねぎ 少々
【作り方】
    1.切干大根を洗って、水でさっともどし、ざるにあげて
      軽くしぼっておく。油揚は、食べやすい短冊切りにする。
    2.ごま油を少し熱して1を炒める。
     (お好みでちょっとだけ焼き目がつけると香ばしい)
    3.だしを加えて沸騰すると弱火で3~4分煮て、味噌を溶き入れる。
    4.ふつふつすると火をとめて器によそう。
      おろし生姜、白すりごま、青ねぎをちらす。
     (お好みで、ごま油を少したらす)

  ※ 切干大根は、少し歯ごたえがある方が美味しいので、
   戻しすぎないように。水につけると栄養が流れ出るので
   ボウルでよく洗って、ざるに上げるくらいでOKです。

  ※ 味噌は、お好みのものを入れてください。
    写真のものは、赤味噌を少し混ぜています。
    ちょっとクセのある切干大根に合うようです。
     
  ※ お好みで、七味とうがらしを添えても…
 

お出かけのご参考までに
吉田神社
  京都で節分祭といえば、吉田神社!というくらい有名。
  普段は閑静なお社なのですが、節分会の時は、
参道に多くの露店が出て、夜遅くまで賑わう。

壬生寺
  壬生狂言で有名な 新撰組ゆかりの寺。
  壬生狂言は、「節分」という狂言が午後1時より1日8回公開される。
  境内で売られる炮烙(ほうらく・素焼きの皿)に 年齢・性別を書き奉納する 
  「炮烙奉納」で知られる。

蘆山寺
  赤・青・黒鬼が踊り狂う「鬼法楽」は、見応えあり!

【今回使用したのはコチラ】
白ごま油275
(白)ごま油 


すり白
すりごま(白)

ごま香る 変わり白味噌雑煮

一月も残り僅かになりました。
明日は、晦日正月(みそかしょうがつ)、
一月の最後の日です。

「正月」は、一般的には「お正月」を祝う期間のことですが、
一月の別名でもあります。

晦日正月には、地方によっては、
お年始に回れなかった親戚を訪ねたり、また、
お餅をついて神様にお供えしたり…という所もあるそうです。

お餅、といえば、
先日、日本全国各地のお雑煮の話で盛り上がりました。
地方によって異なる「食」に関する話の中で、
一番盛り上がるのが、お雑煮!

京都のお雑煮…白味噌仕立てのお雑煮は、
けっこう有名だと思います。
が、よく耳にするのが

 白味噌雑煮が「おいしく作れない…」「味が決まらない…」

というご意見です。

白味噌雑煮大好きで、お正月以外でも 白味噌雑煮を作って食べる私、
美味しい白味噌雑煮を作る秘訣をお伝えします。

一、上質の白味噌を使う

え~?! そんなこと!? と思われるかもしれませんが、
大事なことです。少々値段が張るかもしれませんが、いい材料を使った
上質の白味噌は、熟成による自然な甘みで、麹の香りがよく美味です。
水飴等で甘みを足しているものや、保存料の入っているものとは
一味違います。

一、白味噌はたっぷり目に使う

ふつうのお味噌汁を作る感覚で白味噌を入れては、足りません。
たっぷり…銘柄によりますが、だし2カップに100~140gを目安に、
お好みで味をみながら、溶かしてください。
白味噌の量が多いので、だし汁を白味噌に加えてゆるめてから
鍋に戻すとむらなく混ざります。

一、だしは、昆布だし

基本、お正月のお雑煮は 神仏にお供えするので 精進。
かつお節を入れずに昆布だしです。昆布の控えめなだしが、
白味噌の風味を引き立てます。
お好みで、かつおのだしでもよいのですが、いただくときに
削りかつおを散らすのがお勧めです。

一、味噌を入れたら、ぐらぐら煮ない

味噌を入れると、弱火で静かに熱し、ぐらぐら煮立てないように。
ふつふつして、全体が熱くなったら、火を止めて器に盛ります。
ぐらぐら煮立てたり、煮続けたりすると、香りや風味がとんだり、
濃度がついてもったりとしてしまいます。

一、餅以外の具は、あまり主張のない味のものを

京都では、お餅のほかは、頭芋(里芋)、大根と人参
くらいでしょうか。我が家では、頭芋だけです。
お好みですが、個性の強い味は控えたほうがよいかと…

一、仕上げに、ほんの少し塩を…

ほんの少し、塩を入れることで味がしまります。これはお好みで。

・・・
白味噌のお雑煮が美味しくできない という方、
上記の点を留意して 是非一度おためしください。

…ただ、白味噌があまり好きでない、という方もいらっしゃいます。
そんな方にも、また、白味噌好きの方にも人気の
変わり白味噌雑煮がこちらです。

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頭芋とお餅をごま油で焼いたものに
白味噌のおつゆ(お雑煮と同じもの)を合わせました。

ごま油で(フライパンで)焼いたお餅は、香ばしくて、
そのまま塩をかけただけでも、かなり美味しいのですが、
白味噌雑煮に入れると、上品なコクのある美味しさ。

余ったお餅で作ったら、大好評でした。

◆ ごま香る 変わり白味噌雑煮
 【材料】(2人分)
   お餅 2個、 頭芋 1/6~1/4個分(または里芋や海老芋 4個)
    ごま油 適宜、 昆布だし 2カップ、 白味噌 100~140g
    塩 少々、 青味(ゆで絹さや、または貝割大根など)
      
 【作り方】
   1.頭芋(または里芋など)は、7~8mm厚さに切り、食べやすく
      いちょう切りにする。
    2.フライパンにごま油を熱し、1の芋と餅を入れて塩をふりかけ
      弱めの火で ふたをして、じっくりこんがり焼く。
    3.鍋に昆布だしを入れて火にかけ、沸騰する前に、昆布を取り出し、
      白味噌を入れて溶かし、好みの味にする。
    4.2の香ばしく焼いた餅と芋を入れてさっと煮て、器に盛り、
      青味をちらす。

※ 頭芋は、こんなに大きいです。

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ちなみに、頭芋は品種ではなく、里芋の親芋のこと、
小芋に対する親芋です。
頭芋をお雑煮に入れる風習は、人の上に立つ「頭(かしら)」になる
願いを込めて。
ふつうの里芋ほど粘りがなく、ほくほくっとした食感です。

【今回使用したのはコチラ】
白ごま油275
(白)ごま油 

   

二十日正月・大寒・白ごま汁粉

きょう1月20日は、「二十日正月」です。
「二十日正月」とは、正月の終りとなる節目の日で、
早朝に、正月にお迎えしていた神々が お帰りになる日、
と考えられていました。

三が日が終わっても、
七日 (人日の節句)、
十一日(地方によって鏡開き、また藏開き)
十五日(小正月)
等など、お正月つながりの行事がありましたが、
いろいろあった行事も、二十日でいよいよおしまい。

「二十日正月」は、関西では、
別名「骨正月」「頭(かしら)正月」とも言われていましたが、
お正月に用意したブリや鮭などの魚の骨を、あら炊きや
粕汁などにして、いただく風習があることから来ているようです。

地方によっては、乞食正月・奴正月・アラ正月…などと呼ばれるそう。
呼び方は違えども、お正月の御馳走やお餅などを食べ尽くす習わしは
共通しているようです。

そして、もう一つ、
今年は、きょう1月20日が二十四節気の「大寒」。

「大寒」は、一年で寒さが最も厳しくなる頃、と言われていますが、
そのとおり、冷たく寒い日になりました。

二十四節気では、「大寒」の前は「小寒」で、
「大寒」のあとは「立春」。

「小寒」から「立春」までの間が「寒」。
寒中、とか、寒の内、とも呼ばれます。

寒稽古や、寒修行(寒行)はこの期間ですし、
冬の挨拶である「寒中お見舞い」も、この期間に出します。
年賀状を出しそびれたり、喪中だった方へのご挨拶は、
立春の前日(節分)までです。

また、寒中に汲んだ水は、「寒の水」と呼ばれ、
雑菌が少なく長期保存に向いているとされ、
「寒の水」で作った食品―味噌、醤油、酒は腐らないと言われたり、
とりわけ「大寒 」の早朝に汲んだ水は一年間腐らないと、
かつては、保管されていたとも聞きます。

なにはともあれ、寒さ厳しいこの時季、
風邪をひいたり…体調をくずされませんよう
あたたかくして、お過ごしください。

身体を温めるのに、一風変わったごま汁粉はいかがでしょう。
白ごま仕立てのやさしい味わいのお汁粉、
お餅が残っていたら是非、作ってみてください。
(残っていなければ、切り餅でどうぞ~)

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◆ 白ごま汁粉
【材料】(約2人分)
    白練りごま 大さじ2(約30g)、 砂糖10~20g、
    湯 約120cc(1/2カップ強)、 餅2個
    葛粉 小さじ1(または片栗粉)
    白すりごま 少々、 お好みで、シナモン少々

【作り方】
    1.小鍋に白練りごまを入れ、砂糖を加えて混ぜ、
      弱火にかけ、お湯を少しずつ加えて溶きのばす。
    2.葛粉をほぼ同量の水で溶いて、1に少しずつ
      加えてとろみをつける。
    3.お餅を焼いて、色よくこんがり焼けると
      器に入れて、2をよそう。
      お好みで上から、白すりごま、シナモンをかける。
   
  ※ 砂糖は、粗糖、黒砂糖、きび砂糖などお好みのものを
    使ってください。
 
【今回使用したのはコチラ】


ねり白150
練りごま(白)


すり白
すりごま(白)

 

雪見鍋~胡麻だれ添え

一月十五日、小正月です。

前日から降っていた雪が積もり、
朝から、京都市内は銀世界でした。

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この冬最強の寒波の到来という天気予報の通り、
久し振りの積雪。
朝から吹雪いたり、時折のぞく太陽が雪を照らしたり…と
交替で空模様が変化。

そんな雪舞う中、京都では恒例の都道府県対抗女子駅伝が、
全国各地で、センター試験が行われていました。

センター試験では、交通機関の遅れを案じ、また
女子駅伝は、開催の有無や道路のコンディションを心配されていた方々も
多かったことと思います。

駅伝の方は、融雪剤や大規模の懸命の除雪作業で無事開催され、
結果、京都が3年ぶり16回目の優勝を飾りました。
前が見えなくなるような吹雪の中の激走に心打たれ、
最終区では、岡山の選手の追い上げに、手に汗握るゴールでした。

お天気の方は、まだ寒さが続く様子、
皆さま、くれぐれもしっかり寒さ対策をし、
外出の際には、足元にお気を付けください。

さて、
寒い時季の定番の献立といえば、お鍋。
きょうは、ふわふわした雪のような見た目から
「雪見鍋」と呼ばれるお鍋をご紹介いたします。

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「雪見」は、白く降り積もる雪を眺めて楽しむこと。
雪に見立てるのは、大根おろしです。
たっぷりの大根おろしは、ビタミン豊富で、消化を助けてくれる
ジアスターゼたっぷりの食材。

胡麻の香りと風味のきいたたれで
いただきます。
お正月に疲れ気味の胃腸にうれしいお鍋、
是非お試しください。

◆ 餅入り雪見鍋~胡麻だれ添え
【材料】(約2人分)
   昆布だし 2カップ、A【酒・みりん 各大さじ1、
                 うす口醤油・塩 各少々】
    大根 約10cm、油揚げ 1/2枚、 白菜 4,5枚、
    ねぎ1本、 しめじ・えのきだけ各1パック、 餅 2個、
    胡麻だれ【白練りごま 20g、酒・醤油・みりん 各大さじ1弱、
    白すりごま 大さじ2~3、 ごま油 少々】、 ぽん酢 適宜
   
【作り方】1.油揚げ、白菜、ねぎを食べやすく切り、
        しめじ、えのきだけはほぐしておく。
      2.大根はおろしておく。お餅は焼く。
      3.鍋に昆布だし、A、大根おろしの汁を入れて煮立て、
        1を入れる。
      4.野菜が煮えると、お餅も入れて一煮し、大根おろしを
         加えて弱火で煮たてる。
      5.胡麻だれを混ぜて、お好みでぽん酢とともにいただく。

     ※ お餅と一緒にきのこも焼くと香ばしさが増します。

     ※ 具材は、ほかにお豆腐や豚肉、
        ありあわせの野菜やきのこなどでどうぞ。
     

【今回使用したのはコチラ】
白ごま油275
(白)ごま油 


ねり白150
練りごま(白)


すり白
すりごま(白)
 

お餅の肉巻き照焼き

少々遅い新年のご挨拶になりますが…
あけましておめでとうございます。

今年も、ごま油やごま製品を使ったいろいろな献立を
紹介していきたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2017年…平成29年のお正月、
皆さま、どんなお正月を迎えられたことでしょうか。

さて、
新しい年の初めの食卓といえば、お節料理にお雑煮。

お正月を祝う 日本の伝統料理であるお節ですが、
最近は、お節料理を食べない人が増えてきている、
と聞きます。

そして、お雑煮につきもののお餅ですが、
年末の風物詩である「お餅つき」が昨今、
衛生上の理由で、規制されてきているようです。

時代の流れとともに、食生活の多様化や環境の変化
はあるのでしょうが、
お節やお雑煮、お正月を祝う伝統は、これから先も
ずっとつづいてほしいものです。

お節料理というと、お煮しめにごまめに伊達巻に栗きんとんに…
と品数が多いのですが、色いろ用意するのがたいへんな時は、
三種の祝い肴…数の子、ごまめ、たたきごぼう(関東は黒豆)
とお雑煮があれば、とりあえず最低限のお正月の食卓が整います。

お雑煮は、北海道と沖縄を除く日本全国各地で、
室町時代頃から既に食べられていたようです。
当時、お雑煮は 宴などで一番最初に食べる縁起のよい料理だったそうで、
その習わしをもと、一年の始まりである元日にお雑煮を食べるようになった
というふうに言われています。

本州から移り住んだ人の影響で、いつのころからか、北海道にもお雑煮の
食文化はできたそうです。
ちなみに、北海道のお雑煮は、お醤油仕立てのおすましで
お餅は焼いた角餅、具はにんじん、ごぼう、三つ葉等の野菜等とか…。

日本全国、お雑煮の形は様々で、
お餅は、丸か角か、焼くか焼かないか、
おつゆの味付けは、すまし汁仕立てか、白味噌仕立てか、
具は、その地方の産物など、さまざま

お雑煮、とひとくくりにするのもどうかと思うほど、
多種多様です。
同じ都道府県でも、家庭によって、また違うので、
ある意味、お雑煮はおふくろの味に近いものがあるかもしれません。

さて、
お雑煮をいただいたあとのお餅は余っていませんか。
きょうは、お餅をつかったボリュームある一皿、
お餅の肉巻き照焼きをご紹介いたします。

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お餅の周りに肉を巻いてごま油で焼き、たれを
からめた、ごま香る一品。
お餅と一緒に入れた水菜のシャキッとした歯ごたえ、
爽やかな風味が、こってり目のたれによく合います。
是非お試しください。

◆ お餅の肉巻き照焼き
【材料】(約2人分)
   餅 2個、 塩・こしょう 各少々、  水菜 少々、 
   牛肉薄切り 100g、 片栗粉 少々、 ごま油 適宜
   A【酒・醤油・みりん 各大さじ1弱】
   白炒りごま 少々、 付け合わせ野菜(にんじんなど)
   
【作り方】1.お餅は半分に切る。
        水菜は、お餅より少し長めに切る。
     2.牛肉は4等分して、軽く、塩こしょうをふり、1の
        お餅と水菜をくるくる巻いて、巻き終わりに軽く
        片栗粉をまぶしておく。
      3.フライパンにごま油を熱して、 2の巻き終わりを
        下に入れて焼く。中弱火で、転がしながら全体に
        焼き目をつける。
      4.肉に火が通ると、Aを回し入れて、全体にからめる。
        お餅を爪楊枝でさしてみて、柔らかければ、
        器に盛る。(固い場合は、蓋をしてもう少し火をとおす)
      5.炒りごまを散らし、付け合わせを添える。

     ※ 付け合わせのにんじんは、1cm幅の輪切りにして
       サッと下茹でしたものを4で入れて、一緒に煮汁を
       からめる。
       にんじんのほかに、長いも、じゃが芋や、小松菜などの
       青菜も美味しいです。

     ※ 水菜がおすすめですが、ほかに、ねぎ、青じそなども…

       
【今回使用したのはコチラ】
白ごま油275
(白)ごま油 

 
いり白
炒りごま(白)

見通しのいい一年に

2016年12月31日、
今年も大晦日を迎え、残り僅かとなりました。

お正月の準備をしているご家庭も多いことかと思います。
我が家では、おせち料理をつめるお重箱、
年に一度登場するお重箱を出してきました。

お重箱におせちを詰めるのは
「めでたさを積み重なるように」という意味で縁起をかつぐためだそうです。

正式なお重は五段(または四段)ですが、
昨今では、ほとんど三段に簡略化されているよう。

詰め方には、だいたいの決まりがあって、
一の重には、祝い肴と口取り、
二の重には、焼き物と酢の物、
三の重には、お煮しめを詰めます。

一番上の一の重は、三種の祝い肴…
 …ごまめ、数の子、たたきごぼう(関東では黒豆)
 それから、口取りというのは、お屠蘇をくみかわす時に祝う
 いわゆる酒の肴的なもの …かまぼこや伊達巻、昆布巻き、
 栗きんとん・錦玉子等です。

真ん中の二の重は、酢の物…
 紅白なます・酢蓮根・ちょろぎ・菊花かぶ等、それから、
 ぶりの照焼きや鮭やさわらの西京焼きなど魚の焼きものです。

一番下の三の重は、煮物…
 お煮しめです。季節の野菜の煮しめが、おせち料理の始まり
 と言われており、野菜をふんだんに使った煮物を詰めます。

元旦に祝うおせち料理には、それぞれの料理に理由があり、
子孫繁栄や豊作、出世、長寿など、色いろな願いが込められているので
一つ一つの料理の謂れをかみしめながら味わってはいかがでしょう。

さて、様々な願いの中、見通しのよい一年を願った
れんこんの一品をご紹介いたします。

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花切りれんこんの梅和えです。
れんこんは、いくつもの穴が開いていることから、
先が見通せる、縁起のいい野菜とされています。

また、仏教とも関わりが深く、
泥水の中から清らかな花を咲かせるはすは、清純を表す象徴、
お節料理には欠かせない食材です。

ちょっとひと手間加えて、花形に切ったれんこんは
お節の食卓に華やぎを添えます。

れんこんならではの、さくさくした歯ざわりに
梅干しのさわやかな酸味とうまみ、是非お試しください。

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さて、
今年一年間、「今日(京)のおばんざい、なぁに。」を
お読みいただき、ありがとうございました。

来年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
2017年がよき年となりますように。
皆さま、どうぞよいお年をお迎えくださいませ。

◆ 花切りれんこんの梅和え
【材料】 (作りやすい分量)
    れんこん 1節(約200g)、 酢・塩 各少々
     梅干し 大2個、  A【うす口醤油・みりん・ごま油 各少々】
    白炒りごま 少々

【作り方】
  1.れんこんは、3~4cmの輪切りにしてから、
     穴と穴の間に切りこみを入れ、穴の丸みに沿って
     包丁を入れていき、花形になるよう一周する。
     厚さ3~4mmに切って、酢水にさらす。
  2.1を酢と塩を少々を加えた熱湯でゆでる。
  3.梅干しを包丁でたたき、Aを加え溶きのばす。
   4.2を3で和えて、白ごまをちらす。

  ※ 梅干しの塩分によって、お味見しながら調味料を
    加減してください。

【今回使用したのはコチラ】
白ごま油275
(白)ごま油 

 
いり白
炒りごま(白)

紅白なます~ごま風味

年明けまであと1週間となりました。
今回は、お節料理の中で、数少ない生でいただく野菜の一品、
「紅白なます」に焦点をあてます。

紅白なますは、ご存じのように、
紅色の人参と白色の大根を細切りにして 三杯酢であえたもの。

新しい年を迎えたおめでたさを表す紅色と
神聖・清浄をあらわす白色の組み合わせです。

お祝いの水引のような紅白がお祝いの席にふさわしく、
また、根菜のように根を張るように、
という意味も込められています。

大根とにんじん以外に入るものは、地域によって特色が見られ、
例えば、北海道の「氷頭なます」は、鮭の鼻の軟骨入り、
また、長崎県では くじら入り
兵庫県では 鯖のきずし(しめ鯖)入り…など、
いろいろななますが存在しているようです。

なにはともあれ、
濃い目の味付けのものが多いお節の中、
歯ざわりがみずみずしく、さっぱりした酸味は
爽やかな口当たりです。

作り方は、大根とにんじんを細切りにして、
ふり塩をしてかるくもみ、三杯酢で和える、
という簡単な手順ですが、ちょっとしたコツで、
見た目も、お味も美味しくなります。

まず、見た目。
大根とにんじんの色のバランスです。
赤い色は目立つので、控えめに入れる…2割くらいが
ちょうどいいバランスです。

それから、ニンジンの方が、目立つだけでなく、少しかたいので、
少し細めに切った方が、食感もバランスがいいです。

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こちらは、けっこう細め、かつらむきにしてから
細切りにしたものです。

切るのが苦手な方、あるいは、ちょっと雰囲気を変えたいときは、
ピーラーをつかってみるのも…

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ちょっとラフな感じで、サラダ感覚でいただけそうです。

にんじんを冬が旬の金時にんじんにすると
赤色が濃くて、おめでたい感じが増し、そして、
めりはりのある配色に。

中身をぬいた柚子の中に詰めて
柚釜仕立てにすると、お正月らしい雰囲気になります。
 
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なますの酸味や風味が苦手な方には、
にんじんに、ごま油を少し混ぜておくと、
ごま油の風味と香りで食べやすくなります。

また、油と一緒に摂ることで、
にんじんのカロチンの吸収もよくなります。

お節に、ふだんの一品に、
是非、作ってみてください。

◆ 紅白なます
【材料】 (つくりやすい分量)
    大根 250g、  にんじん 50g、 塩 小さじ1/2】
    A【酢 大さじ3、砂糖 大さじ1~2、うす口醤油・塩 各少々】
    ごま油 少々、 白炒りごま 少々

【作り方】
  1.大根とにんじんはそれぞれ千切りにして、塩でかるくもむ。
  2.しんなりすると、水けをしっかり絞り、
    にんじんにごま油少々をかけて混ぜる。
  3.Aの材料を混ぜて、1を和え、炒りごまを散らす。

【今回使用したのはコチラ】
白ごま油275
(白)ごま油 

 
いり白
炒りごま(白)