昨日、いや一昨日だったでしょうか?味噌汁を作りました。具はお揚げさん、えのき、ネギでした。もちろん白練り胡麻は大量投入した味噌汁です。男の料理の基本は仕込み量を加減しないことです。味噌汁や煮物などはたくさん作ったほうが美味しいので、「一人で食べきれるの?」というくらいの量になります。でも同じ味付けで食べると飽きてくるので、違う具を追加したり、味付けを変えたりしながら頑張って完食を目指します。ビジネススクール的に言うなら「斬新的イノベーション」です。時々は追加の具の選定ミスや味付けの失敗で市場から撤退しなければいけないこともあります。その時には「日本料理と破壊的イノベーションの肝は引き算」を実感することができます。今朝の味噌汁の斬新的イノベーションは、具にトマトとセロリを加えて、胡椒で味付けしてラー油を加えました。結構美味しかったですが、もうこれ以上の斬新的イノベーションは無理なようでした。男の料理は破壊的と斬新的のイノベーションを使い分けることです。