こんにちは、催事担当の山口です。
今週は関西ではお馴染みの
梅田阪急さんにお邪魔しています。
今回は京都展ではありません。
地下催事(B2)で出展しています。
全国の名産品が集まっており、
青森のリンゴちゃんや千葉の
落花生さんに囲まれて
京都代表のごまとごま油達も
負けじと頑張っています。
今週末は皆様お誘い合わせで
梅田阪急に遊びに来て下さい!
お待ちしてま~す!
(1月26日火曜日迄開催中です)
きょう1月21日は、
二十四節気の「大寒」
一年で最も寒い と言われる日です。
暦に合わせたかのように、
暖冬と言われていた今冬の日本列島に
寒気の影響が出はじめました。
京都でも、前日は初雪が積もっていました。
そして、大寒をはさむこの数日、厳しい寒さがつづくという
天気予報です。
大寒のきょうは、
各地で、冷たい海や川に入ったり、滝に打たれたり、
大寒のみそぎや寒稽古などの行事が行われています。
昔から、この日に、身体的、精神的な修行の「寒行」そして、
「仕込み」...日本酒、醤油、味噌、などの仕込みも行われます。
寒の水(寒の時期~小寒から立春まで)、とりわけ大寒の水は、
とても冷たいので雑菌が少ないとされていました。
冷蔵庫がない時代、長期保存に最適な水 と考えられていたのでしょう。
ご家庭で味噌作りをする という方、とりわけ、
初挑戦の方には今がおすすめです。
年中いつでも作れるのですが、この寒い時期に仕込むと、
冬から春夏へと気温が上がっていくにつれ、発酵熟成が進み、
今度は秋に気温が下がったころに食べ頃になるため、
失敗がなく美味しくできるそうです。
さて、
寒~い大寒の日には、あったかメニューで
しんから体を温めてくれるもの、豚汁などいかがでしょう。
汁物とはいえ、具沢山でつくると主菜にもなります。
豚汁が、寒い時期の献立になったり、
寒稽古やスポーツ大会の後に振舞われたりするのは、
豚肉の脂が汁の表面を覆って冷めにくいから、そして、
たくさんの野菜が入ることで栄養価が高くなり、
風邪をひきにくくなるからでしょう。
きょうご紹介する豚汁は、ごま油やすりごまづかいで
ごまの香り高い、そして、
ふわっとカレーが香る、変わり豚汁です。
具は、大根、にんじん、ごぼう、白菜、ブロッコリーに赤ピーマン等など。
あり合わせの野菜、ちょこっと残った野菜など、
冷蔵庫の野菜室を一掃しました。
一般的な具は、豚肉以外では、
大根、にんじん、ごぼうなどの根菜、
キャベツ、白菜などの葉野菜、
里芋、じゃが芋、さつま芋などの芋類、
こんにゃく、
油揚げ、焼き豆腐などの豆製品...等など。
どんな野菜とも相性がいい懐の深さの豚汁です。
食欲をそそる香り、身も心もしっかり温まりますよ。
◆ごま香るカレー豚汁
【材料】(約4人分)
大根 約10cm分、 にんじん小1本、 ごぼう1/2本、
白菜 約2枚、 ブロッコリー 1/2コ、 赤ピーマン 小1コ、
板こんにゃく 1/2枚、豚薄切り肉 100g、 油揚げ 1/2枚、
生姜 1かけ、 ごま油 大さじ2、 水(だし)3カップ、
味噌 約大さじ3、カレー粉 約大さじ1/2、酒・みりん 各大さじ2、
塩 少々、 金ごま油・白すりごま 各少々
【作り方】
1.具は、食べやすく切る。
(大根は拍子木切り、にんじんは半月切り、ごぼうは
薄斜め切り、白菜はざく切り、赤ピーマンと油揚げは短冊切り)
2.板こんにゃくは食べやすく切り、さっと茹でる。
豚肉は食べやすく切る。
3.鍋にごま油、生姜の細切りを入れて、炒める。
香りが立つと、豚肉を炒め、色が変わると、野菜を入れて
塩少々を入れて、一炒めする。
(火の通りにくいものから順に、ごぼう→にんじんを先に、
ブロッコリーは色が悪くなるので、最後の方に加える)
4.酒、みりんを入れて煮立つと、水を加えて、野菜が柔らかくなるまで
煮て、味噌を溶かし入れ、カレー粉を加えて、味をととのえる。
5.器によそい、金ごま油を仕上げに上から少々かけ、すりごまを散らす。
【今回使用したのはコチラ】
(白)ごま油
今年になってからの私に異変が起こっています。何かと言いますとノンアルコールデーの方が圧倒的に多いことです。これって自慢にはなりませんが、ビジネススクールの勉強を「私なりに」真面目にやっているということです。昨晩も読みたい本があったので、学校帰りにゴマクロサロンによって弁当を作ってもらって帰りました。無農薬有機栽培の野菜が中心に、揚げ油も当社クッキングセサミオイルを使っています。動物性の食材やコンビニ弁当のように添加物や化学調味料などは一切使用していません。胃腸が消化する時の負担が少ないので、パワーが頭の方に使える感じがして、食後でも眠たくならずに勉強できます。残業されるサラリーマンや受験生に是非試しで食べてもらいたい「ゴマクロ弁当」です!
年が明けてから、はや半月が経ちました。
「一月往ぬる(行く)」と言われるだけあって、はやいです。
さて、一月の陰暦の異名といえば「睦月」
睦月の語源は、いろいろあるようですが、
年始で、親族が集まり、仲睦まじくする月であるから、
という説が有力だそうです。
ちなみに、一月には、ほかにもたくさんの異名があります。
祝月、嘉月、初月、正月、元月、太郎月、初春、初空月、
初春月、献春…等など。
いずれも、おめでたそうなもの、一年の最初のもの、
という雰囲気の字ですね。
一年で一番たくさんお餅を食べる月なので、
「餅月」というのはないのだろうか、と思ったのですが、
「餅搗き」はあっても、「餅月」という言葉はないようです…
お餅というと、お正月にいただくお雑煮は、
地域によって、同じ「雑煮」とは思えないほど多種多様です。
主役のお餅も様々。
形は、四角い角餅と丸い餅。
主に東日本は角餅、西日本は丸餅文化。
お雑煮発祥の地と言われる京都の食文化の影響が強い地域は
丸餅のようです。
また、お餅の調理法も、そのまま、という所もあれば
香ばしく焼いてから入れる、という地域もあります。
あと、京都は白味噌仕立てですが、
西日本で優勢なのは、醤油味。
少数派ながら、赤味噌仕立てや、小豆のお雑煮の所もあります。
が、全国の過半数は、澄まし仕立てです。
また、具も、それぞれの地域の特産物…海産物や野菜などを入れ、
具だくさんのところもあれば、シンプルな具もところもあり。。。
京都の具は、頭芋(里芋)、大根、(にんじん)…
神仏にお供えするので精進。だしも、昆布だしです。
(いただくときにかつお節をかけることが多いです)
頭芋(かしらいも)は、里芋の親芋。
お正月の縁起物で、人の上に立つ「頭(かしら)」になるように
という願いをこめたものです。
長男は、頭芋を切らずに丸のままお雑煮に入れる、とも聞きます。
大きいほど喜ばれる、とも言われる頭芋ですが、
実際、お椀いっぱいになる大きな頭芋を、食べきるのは
ちょっと大変かと思います。。。
ちなみに、お隣の奈良は、同じ白味噌仕立てでも、お餅にきなこをつける、
とも聞きますし、同じ県内でも、場所によって違ったり、
家庭によって違ったり、お雑煮は、本当に興味深いです。
さて、
今回ご紹介するお雑煮は、揚げ餅に、すまし汁です。
揚げ餅は、ごま油でお餅を素揚げにするのですが、
風味、香りがとてもいいのです。
そこへ、だしのきいたすまし汁、しゃきっと食感のいい水菜。
そして、上にのせた「かぶらおろし」がふんわりと、
やさしい食感と風味を添えてくれます。
大根おろしでもいいのですが、「かぶらおろし」の方が、
水っぽくなく、辛みもなく、ほのかな甘みと風味。
消化を助ける酵素(ジアスターゼ)も含まれているので、
胃腸に優しい働きもあります。
残っているお餅があってもなくても、是非お試しください。
◆揚げ餅雑煮
【材料】(約4人分)
お餅 4個、 ごま油 適宜
小かぶ 1個、 (京)にんじん 3~4cm
水菜 1/2把、
A【だし汁(かつおと昆布の濃い目) 約4カップ、
うす口醤油 大さじ2、酒・みりん 各大さじ1、塩 少々】
白すりごま 大さじ1~2
【作り方】
1.にんじんは4、5mm巾の輪切りにし、梅型などで型抜きする。
小かぶもにんじんと同じように切って型で抜き、
残りはすりおろす。
2.水菜はさっとゆでて4㎝長さに切りそろえておく。
3.お餅は、やや低温に熱したごま油で素揚げにする。
(油は少なめでOK。160℃くらいで、かるく揚げ色がつくまで
ゆっくり揚げる)
4.Aを煮立てて、味を調え、1の型抜きしたにんじんとかぶ
を入れ一煮する。
5.お椀に3の揚げ餅を入れて、4をかけ、2の水菜と
1のかぶらおろしをのせ、上から、すりごまをかける。
※ お好みで、水溶き片栗粉でとろみをつけても美味しいです。
※ 柚子の皮、あるいは、おろし生姜など、お好みで添えても…。
【今回使用したのはコチラ】
(白)ごま油
明けましておめでとうございます。
今年は平成二十八年、
西暦では、二〇一六年、
十二支では申年です。
申(さる)の年は、「病が去る」「厄が去る」と言われます。
悪いことが去り、明るい展望が開ける年になることを
願うばかりです。
さて、
こちら「今日(京)のおばんざい、なあに。」も
五度目のお正月を迎えます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
きょうは一月六日、
二十四節気の「小寒」、
「寒の入り」です。
きょうから節分までが「寒の内(寒中)」、
最も寒さが厳しくなる頃です。
「寒稽古」や「寒中水泳」が行われるのは、この「寒」の時季、
寒中見舞いを出すのなら、今日からです。
年賀状が出せなかったり、返答が遅れたり、
また、喪中のときの(喪中の方への)ご挨拶に、
あるいは、寒冷地、豪雪地に住まう知り合いを
気遣う便りに、利用されてはいかがでしょうか。
(この冬は、今のところ暖冬ですが…)
喪中の方は、年始にほとんど挨拶が届かず、
ひときわ寂しい新年を迎えられているので、
寒中見舞いを送れば、心和まれるのではないでしょうか。
さてさて、
お正月の厨房に、おせち料理は残っていませんでしょうか。
我が家では、黒豆が少し残っていました。
黒豆は、数の子、ごまめと並んで、
三種の祝い肴の一つです。
(関西では、黒豆の代わりにたたきごぼう)
黒色は、邪気をはらい、また、今年一年、まめ(勤勉)に働き、
まめ(健康)に暮らせることを願って、おせち料理に
黒豆を食べるようになったそうです。
栄養面でも、黒豆には、良質のたんぱく質が含まれ、
生活習慣病の予防、美肌効果があります。
甘みのある黒豆煮、冷蔵庫に保存していても、
だんだんと味が落ちていくので、ぼちぼち食べきりましょう。
きょうは、黒豆入りのかるかんを作ってみました。
かるかんは、山芋、砂糖、米粉が原料の
シンプルな九州の和菓子です。
上から黒ごまを散らして、白い生地との
コントラストが映えます。
この一年、まめに暮らせることを願って
是非作ってみてください。
◆黒豆と黒ごまのかるかん(約6こ分)
【材料】
山芋 40g、 砂糖 75g、 水 50cc、
上新粉 50g、 卵白 20g(1/2個分)
黒豆 18~24粒、 黒炒りごま 大さじ1~2
【作り方】
1.山芋はすりおろして、砂糖65gを加えて
泡立て器で混ぜる。
2.1を混ぜながら、水を少しずつ加え均一にする。
3.上新粉をふるいながら加えて、混ぜる。
4.卵白を泡立てて、砂糖10gを加えて、しっかりした
メレンゲを作り、3に混ぜる。
5.プリンの型や湯のみなどに、くっきんぐせさみおいるを
うすくぬり、黒豆を散らした上に、4を流す。
6.15分ほど蒸す。(電子レンジOKの器であれば、
電子レンジで3分ほど加熱する)
※ 砂糖の量は、お好みで調節してください。
※ 大きい型(丸型、長方形の型)1つに全部流して蒸し、
切り分けてもよい。
※ 黒豆に加えて、栗きんとん、きんかん煮などを
入れても美味しいです。
くっきんぐせさみおいる
炒りごま(黒)
2015年も残りわずかとなりました。
様々なことがあった2015年、
食の世界でも、栄養面、流行や嗜好など多方面で
いろいろな献立、食材や調理法が話題になりました。
そして、今年の一番に選ばれたものは、
「おにぎらず」です。
(レシピ・サイト「クックパッド」が、食のトレンドとなったキーワードを
選定する 「クックパッドアワード2015」で「おにぎらず」が大賞。
また、 食をテーマに調査・研究を行う(株)ぐるなび総研が、
日本の世相を反映し象徴する『今年の一皿』に選定したのも
「おにぎらず」!
両方で、今年の一番に選ばれました)
この「今日(京)のおばんざい、なぁに。」でも前にご紹介しました。
(こちら→2015年4月26日分)
海苔の上にご飯、具、ご飯をのせて包んだ、
にぎらないおにぎり、半分に切ると断面がきれいに見えるところが、
今までのおにぎりと異なるところです。
具はなんでもOK、半分に切ると中身がきれい…と言われていますが、
実際には、うまくできなかった…という声を聞くこともあります。
確かに、中に入れる具、ご飯の量、などで、仕上がりの状態や、
食べやすさが違ってきます。
今回は、食べやすくて、見栄えがする「おにぎらず」の作り方のコツを
ご紹介いたします。
まずは、食べやすさ。
ポロポロしてこぼれて食べにくい、と時々ききますが、
これは、具の種類と、ご飯の量と押し加減。
そぼろ状の具は避ける。
ご飯の量はやや多めに、そして
慣れない場合は、形作ってから海苔にのせると
きれいに仕上がります。
こんなふうにラップで形作っておくと、
食べやすく、見た目もきれいにできます。
分量のめやすは1個に150gのご飯。(75g×2)
炒りごまを混ぜ込み、金ごま油を少々混ぜると、
風味と香りがよく、扱いやすくなります。
ご飯の上に、牛肉のしぐれ煮。
全体にすきまなく、のせる。
その上に、暑さ8㎜位に焼いた卵焼き(ご飯より一回り小さい)
をのせ、その上に、菜の花をのせる。
互い違いの方向にのせて、茎を垂直に切るようにする。
(切り口もきれいで、食べやすい)
上にご飯をのせると、軽く押しながら、海苔でしっかり目に包み、
上から、お皿などで重しをして少しおいてから切る。
海苔巻と同様、水でぬらした包丁で切れば出来上がり~
切り口に、菜の花を挿しこむように入れると、きれいです。
米離れが懸念されている近年、
日本のお米文化を推進する「おにぎらず」
今後も作り続けられる日本の食文化として定着するでしょう。
さて・・・
今年一年間、「今日(京)のおばんざい、なぁに。」を
お読みいただき、ありがとうございました。
来年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
2017年が佳き年となりますように。
皆さま、よいお年をお迎えくださいませ。
◆おにぎらず
【1個分の材料】
海苔 1枚、 ごはん 約150g、
白炒りごま 大さじ1、 金ごま油 少々
具:●牛肉のしぐれ煮(など、そぼろ状でないもの。
ほかに、缶詰のさんま蒲焼など)
● 卵焼き(または、しっかり焼いた目玉焼き。
炒り卵は、ぱらぱらしてこぼれて食べにくい)
● 菜の花のゆでたもの(または、アスパラガス、
三度豆など棒状の野菜)
【今回使用したのはコチラ】
炒りごま(白)
師走に入ってから、瞬くまに日が過ぎていきます。
はやいもので、今年も残り僅か。
そして、もうすぐ、クリスマスです。
クリスマスは、いつのころからか宗教の壁をこえたかのよう、
子供から大人までが楽しむ行事となっています。
あちこちで、煌びやかなイルミネーションが輝き、
プレゼント用の素敵なグッズやおもちゃ、食卓を彩るご馳走や
美味しそうなケーキのチラシやパンフレットがあふれ、
はやくから、クリスマス(商戦)の準備がされています。
さて、
クリスマスの献立といえば、
定番のローストチキン、フライドチキンなどチキン料理のほか、
彩りの美しいサラダや前菜、ミートローフ、シチュー等など、
洋風のものが多いですね。
今回は、「和」のクリームシチューをご紹介いたします。
クリームシチューといえば、市販のルウ、あるいは、
バター、小麦粉、牛乳がベースになります。
が、この和のシチューのベースは、白味噌、白練りごまと豆乳、
そして、ベジブロス。
ベジブロスは、くず野菜で煮出した、だしのことです。
くず野菜は、野菜の皮や、へた、種など、捨てる部分。
とはいえ、この部分には、野菜の栄養が凝縮されているのです。
そして、くず野菜を煮出したベジブロスには、栄養があるだけでなく、
野菜ならではの風味や甘みがたっぷり。
料理に使うと、味に深みが出て、美味しくなります。
栄養が摂れ、美味しさがアップし、しかも捨てるという無駄がなくなります。
作り方も簡単。是非作ってみてください。
◆ ベジブロスの作り方
1.野菜の皮や切れ端を鍋に入れ、水をかぶるくらい入れる。
酒と塩を少々加えて、弱火で20~30分ほど煮る。
(アクはとらなくてもよい)
2.ザルなどでこす。
※ こした汁、ベジブロスは、冷蔵庫で4~5日保存できます。
製氷皿などで冷凍させると、2カ月ほど保存可)
野菜の皮や切れ端は、玉ねぎ、にんじん等根菜の皮やへた、
パセリのかたい軸、ブロッコリーの葉、かぼちゃやピーマンの種など。
たくさんの種類の野菜くずを入れると、それぞれの野菜のもつ旨みの
相乗効果で、いっそう美味しく仕上がります。
農薬が気になる場合は、流水でよく洗ってください。
ベジブロスで作ったシチューは、
野菜の風味のいいだしで、まろやかな味わい。
和のシチューを奥行きのある深い味にしてくれます。
シチューのほか、味噌汁などの汁物、カレーなどの煮込み料理、
和洋を問わず、いろいろな献立に使えます。
◆胡麻みそシチュー
【材料】(約4人分)
白ねぎ 1/2本、 きのこ(しめじ、マッシュルーム等)適宜
じゃが芋 2個、 にんじん1/2本、 小かぶ 1コ
ブロッコリー、カリフラワー 適宜、 油揚 1枚、
ごま油 大さじ1
ベジブロス 2カップ、
A【白ねりごま 大さじ3、白味噌 大さじ1、うす口醤油 小さじ1/2
塩小さじ1/2、】 豆乳 2カップ、
こしょう 少々、 ピザチーズ お好みで適宜
【作り方】
1.白ねぎは薄い斜め切り、きのこは食べやすく切り(ほぐし)、
じゃが芋、にんじん、小かぶは食べやすく切る。
ブロッコリーとカリフラワーは、小房に分け、さっと湯通しする。
2.フライパンにごま油を熱し、白ねぎを炒め、しんなりすると、
きのこ、油揚げも加えて炒める。
3.鍋にベジブロスを入れ、食べやすく切ったにんじんを入れ
火にかけ、沸騰すると、弱火で煮ながら、じゃが芋も加え、
小かぶ、ブロッコリー、カリフラワーも加えて煮る。
4.2にAを加えて一炒めし、3の煮汁で溶きのばし、3の具も
加える。豆乳も加えて弱火で煮て、こしょうを加えて味を調え、
お好みでピザチーズを煮溶かして、出来上がり。
【今回使用したのはコチラ】
(白)ごま油
「味噌玉」
ごぞんじでしょうか。
味噌とだしと具を丸めたもので、
お湯を注ぐだけで、手軽にお味噌汁ができる!
という自家製のインスタント食品。
インスタントといえども、健康的でエコ。
慌ただしい朝にもよし、
お弁当に持って行くもよし(熱湯が使える環境にかぎりますが)
夜遅くなった時の一汁にもよし。
…いろいろな場面で活躍し、また、
冷蔵庫や冷凍庫で保存がきくので、作りだめもできます。
そのルーツをたどると、戦国時代に携帯できる保存食として
重宝されていた「兵糧丸(ひょうろうがん)」に行き着きます。
兵糧丸は、忍者が隠密で行動するときの必需品だったそう。
聞くところによると、上杉謙信が「兵糧丸」を工夫して実用化したとか…
当時、いろんなレシピが考案されていたのでしょうか。
おこしなども、兵糧丸が起源のようです。
なにやら、戦国時代の知恵が集約された、
スーパーフードのようですね。
さておき、お味噌汁は、家庭の味。
湯気の香りを嗅ぐだけで、心がほっと落ち着きます。
これから寒くなる時季はさらなり…です。
また、お味噌は栄養的にもすぐれています。
「畑の肉」と言われる栄養価の高い大豆が、味噌の原料。
大豆の含有量としては、そんなに多いわけではありませんが、
味噌づくりの過程「発酵・熟成」によって、大豆たんぱく質が、
少量でも効率よく体内に吸収されるそうです。
「医者に金を払うよりも味噌に払え」
「みそ汁は朝の毒消し」
「味噌は医者いらず」…等など、昔の人の残した言葉から
味噌が健康にいいことはよくわかります。
ガンや生活習慣病、脳卒中などの発症を低下させ、また、
老化、骨粗鬆症を防止する働きもあるそう。
毎日の食事に、是非お味噌汁を取り入れたいもの、
冷蔵庫にいつも、この味噌玉があれば、本当に便利です。
味噌玉のレシピは、決まったものはないようですが、
ごま油を混ぜ込むと、コクのある味になり、また混ぜやすくなります。
加えて、すりごまを入れると、さらに風味アップ。
下のつくり方を参考にしていただき、
是非、いろんな味噌玉をつくってみてください。
周りにまぶすものを工夫すれば、
ビジュアル的にも面白いものができます。
◆ごま味噌玉
【材料】(約5個分…お味噌汁5杯分)
みそ 80g(2種類以上のお味噌を混ぜても美味。
今回は、白味噌30g+信州味噌50g)
かつお節 8g、 白すりごま 大さじ2、 ごま油 小さじ1
乾燥わかめ 小さじ1~2
具【桜えび・切干大根・刻みねぎなど 各適宜】
風味【柚子こしょう・七味・山椒・胡椒・生姜など 各少々】
周り【白ごま・黒ごま・もみ海苔・とろろ昆布・(花)麩など 各適宜】
【作り方】
※ かつお節は細かいもの、パックを使うときはもんで
細かくする。
1.ボールに、みそ、かつお節、白ごま、ごま油を入れて
まんべんなく混ぜる。
(これが、ベースになる)
2.1にお好みで風味の香辛料を1つ加えて混ぜ、
具を入れてまんべんなく混ぜて、5つに分けて、
ラップでまるく団子にする。
3.周りにごまや海苔、とろろ昆布、麩などまぶす。
※ ベースになるだしには、いりこ(だしじゃこ)を
砕いて入れても。
※ 具は、乾燥のもの(野菜、きのこ)を入れると
日持ちがする。
(生の場合は、できるだけ水分を取ってから入れる)
※ 保存は、具材にもよりますが、
冷蔵庫で1週間くらい。冷凍庫なら1カ月くらい。
※ 2の次に、丸めた状態でオーブントースターなどで焼くと
香ばしい風味になります。
【今回使用したのはコチラ】