久々のおうちイタリアンです。
日別: 2016年4月6日
春の山菜~旬のうどを美味しく
少し暖かくなったかと思うと、
たちまち桜の蕾がほころび、
あっというまに満開になりました。
こちらは、京都駅から少し北へ。
東本願寺前の噴水のところ。
満開の桜と若葉が出たいちょうの緑が
清々しい美しさです。
この時季、
あちらこちらで、桜だよりが聞こえ、
そして、八百屋さんやスーパーの野菜売り場では、
春の野菜や山菜が並んでいます。
いろいろな山菜がある中、
今回は、うどを調理してみました。
うどは、漢字では「独活」
数少ない日本が原産の野菜(山菜)です。
春の息吹が感じられるような、ほのか~な苦味、
野趣あふれる特有の爽やかな風味、
そして、シャキシャキと心地よい歯ざわり。
地味ですが、季節感あふれる山菜です。
そして、滋養豊富。
ビタミンたっぷり というわけではありませんが、
漢方や民間療法として重宝される、身体にいい成分
(疲労回復、老化防止、精神安定等など)を色いろ含んでします。
ただ、どう処理したらいいのかわからない、面倒そう…
という声を少なからず聞きます。
ほかの山菜と同様、アクがつよいので、
アク抜きをする必要がありますが、いたって簡単です!
* うどの切り方・アク抜き
ウドを流水で洗い、表面の汚れをとる。
(たわし等で軽くこすりながら洗う)
約5cm長さに切り、周りの皮を厚めにむく。
中身は縦半分に切ってから薄切りにし、(皮は細切りに)
片栗粉と酢(各小さじ1ずつ)を加え混ぜた水(約2カップ)に
10~15分つけておく。(葉や芽も)
中の薄切りにした部分は、そのまま生で食べられます。
そのまま三杯酢でシンプルにいただくのも美味しいですが、
梅風味が爽やかで彩りのいい 梅和えをご紹介いたします。
旬の今の季節に是非お試しください。
◆うどの梅和え
【材料】 うど 1本、 アク抜き用の酢・片栗粉 各小さじ1
A【梅干 2個、 酢・みりん 各小さじ2、
砂糖・だし汁 各小さじ1、ごま油 小さじ1/2】
白すりごま 適宜
【作り方】1.うどは、上記 * のようにアク抜きする。
2.梅干を包丁でたたいて細かくし、Aの残りの材料を混ぜて
1のうどを和える。
3.器に盛り、すりごまを散らす。
※ 梅干の味によって、Aの調味料は加減してください。
▼ うどの皮、葉、芽は・・・
・皮、葉、芽を天ぷらなど揚げる場合はアク抜き不要です。
・ 皮は、さっとごま油で炒めて、酒みりんうす口醤油で味付けして
きんぴら風にすると、美味しく、お弁当にもぴったり。
・ 葉や芽はさっとゆでて、胡麻和えなど和え物に。
【今回使用したのはコチラ】
(白)ごま油