鯛の茶漬け風~ごま風味

きょうから、ゴールデンウィークです。
連休の初日、きょう4月29日は昭和の日。

「昭和の日」になったのは、2007年から。
遡って、1989年から2006年までは、「みどりの日」でした。
さらにさかのぼって、1947年から1988年までは「天皇誕生日」
そして、それまで…1946年までは「天長節」と呼ばれていました。

いまは、もともと平日だった5月4日が、「みどりの日」となり、
「天皇誕生日」は12月23日。

昭和の頃は、日が決まっていた祝祭日も、
時代とともに、ハッピーマンデーの導入やらなんやらで、
どんどん変わってきています。

さて、連休前のおかげでしょうか。
鮮魚売り場で、色いろな魚に値引きシール(いつもより大幅な値引き)
が貼られていました。

お刺身は、その日のうちに食べなければならないし…
…と素通りしたのですが、ハタと思いついて引き返し、
大幅値下げになっていた鯛のお刺身を買って帰りました。

鯛の昆布締めを作ります!
作るといっても、ほんの5分、手間もかからず、
使うものも、鯛の他、塩と酒と昆布だけ。
鯛のサクに軽く塩をふって、さっと酒で湿らせた昆布にはさんで、
ぴったりラップして冷蔵庫に入れる!

これだけで、鯛は翌日まで日持ちがし、そして、
うまみがアップするのです。

1~2時間で味がうつるので、もちろん、その日のうちに食べてもOK。
短時間だと、昆布の風味がふんわりと漂う感じですが、
一晩つけると、鯛に昆布のうまみがしっかりとしゅんで、
一味ちがう美味しさのなります。

食べ方は、そのままわさび醤油でいただくほか、
三杯酢に生姜をすりおろしていただくのもよし。

きょうは、お茶漬け風にしてみました。
だしをかけて、すりごまをふりかけると、
香ばしくて、鯛の美味しさが引き立ちます。

是非お試しください♪

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◆昆布じめ鯛の茶漬け風~ごま風味
【材料】 (2人分)
   ご飯 お茶碗2杯分、 鯛お刺身 約100g
   昆布(鯛と同じくらいの大きさ)2枚、 酒・塩 少々
   だし 1カップ強、 うす口醤油・塩 各少々
   わかめ(乾燥)3~5g、わさび 少々、
   木の芽(青じそ、三つ葉など)少々、 白すりごま 約大さじ2
     
【作り方】 1.鯛は軽く塩をふりかけ、酒をぬった昆布で挟んで
      半日ほどおき、そぎ切りにする。
    2.わかめは水でもどして熱湯をとおして
      しっかり水気をしぼって食べやすく切る。
    3.だしを鍋に入れ火にかけ、沸騰すると 
      醤油と塩を入れて味を調える。
    4.茶碗にご飯をよそい、1の鯛と2のわかめをのせ、
      3のだしを注いで、すりごまをかけ、わさびと木の芽を
      添える。

    ※ あとの昆布は、だしとして加熱して使います。
      鯛のほか、カレイやヒラメなどの白身のさかな。
      ほたて貝などもよく合います。

※ 鯛は昆布でしめず、刺身用に切ってあるものでも
      美味しくできます。が、
      昆布ではさむと、さらに旨みがアップするので
      お奨めです!
  

【今回使用したのはコチラ】

すり白
すりごま(白)