飛び石だったゴールデンウィークも終わり…
風薫る5月、新緑の色が目に心地よく
爽やかな季節を迎えました。
きょうは5月の第二日曜、母の日です。
私の周りでは、プレゼント(子どもからもらった…
あるいは、お母様に贈り物をした…)という人もいれば、
手紙やメール、という人もいれば、
好きな花を…という人も、色いろです。
何も用意していなかった、という方、
感謝の言葉とともに、晩ごはんの一品を作る
というのはいかがでしょう?
きょう5月8日は「ゴーヤの日」でもあります。
「ゴー(5)ヤ(8)」の語呂合わせ、そして、
5月に入ると、産地の沖縄では、ゴーヤの出荷量が急に増えてくる
からだそうです。
野菜売り場でも、南九州産のゴーヤがぼちぼち
並んでいます。
ゴーヤは、女性に嬉しい栄養素がたっぷり!
とりわけ、ビタミンC!
ビタミンCは、これから増える紫外線を防ぎ、肌の老化を防止する
働きがあります。
ゴーヤのビタミンCは、熱に強く、炒めても壊れにくいのも嬉しいです。
他にも、疲労回復効果、骨粗しょう症や高血圧の防止効果、
等など。
ただ、ゴーヤ独特の苦みが苦手…という方もいらっしゃるかも…。
ゴーヤの苦味成分には、胃腸の働きをよくする働きがあるのです。
苦みが気にならない、むしろ好きである、という方は、あまり手を
加えない方がいいでしょう。苦みがなければ…というときには、
調理方法で、かなり苦さを緩和することができます。
下の作り方(1)にあるように、塩と砂糖をもみこんで時間をおいてから
ゆでたり、水洗いすると、かなり苦味が抑えられます。
また、この下ごしらえで、ゴーヤがシャキッとおいしい歯ごたえに
仕上がります。
あと、旨みのある豚肉、風味と辛みのある生姜を合わせることで
苦みを感じにくくなります。
そして、油!
油で調理することで、苦味が油でコーティングされ、ほとんど気になりません。
とくにごま油を使うと、ごま油の風味と香りがゴーヤをとても
美味しくしてくれるのです。
しかも、油と一緒に食べることで、βカロチンの吸収もよくなるので
理にもかなっているのです!
美味しく食べて、栄養たっぷりのゴーヤチャンプルー、
是非、作ってみてください~。
◆ ごま油で美味しい~ゴーヤ・チャンプルー
【材料】 ゴーヤ 1/2本(約150g)、 生姜 大1かけ、
A【塩 小さじ1/2、 砂糖 小さじ1】
豆腐(木綿) 1/2丁(約200g) 豚薄切り肉 100g、
赤ピーマン 1/2個、 卵(小)2個
削りかつお 1パック(3g)、 塩・こしょう 各少々
B【醤油・砂糖・オイスターソース 各小さじ1】
ごま油大さじ2、 ごまらあ油 または 金ごま油(お好みで)少々
【作り方】 1.ゴーヤは縦半分に切り、種をスプーンで取り、巾約4ミリに切る。
ボールに入れ、Aを全体にふりかけて軽くもみこみ、5~10分おく。
2.豆腐は1~2cm角にちぎり、水気をきる。
豚肉は、食べやすく切り、塩・こしょうをまぶす。
赤ピーマンは、細切りにする。
3.1のゴーヤはさっと水洗いして、水気をよく拭き取る。
(苦味が気になるときは、水洗いをする前、湯通しする)
4.フライパンにごま油大さじ1を熱し、豆腐を入れて
薄く色づくまでじっくり焼いて、いったん取り出す。
5.フライパンにごま油大さじ1、豚肉を入れて炒める。
色が変わりかけると、1のゴーヤとみじん切りの生姜を入れ、
緑色が鮮やかに透明感が出ると、4の豆腐、赤ピーマンを入れ、
削りかつおを(仕上げに少し残して)加え、全体に炒める。
bの調味料と塩で味をつけ、卵を溶きほぐして、まわし入れて
炒め合わす。
6.器に盛り、仕上げに金ごま油(ピリ辛がお好みのときはごまらあ油)を
全体に回しかけ、上に削りかつおをのせる。
【今回使用したのはコチラ】
(白)ごま油