製造をしていると機械の整備はつきもので簡単に行えるものから大がかりなものまであります。
今回の整備は油を搾る機械の整備!
摩耗した部品の交換を行うので作業を見させてもらいました。
焙煎されたゴマに圧力をかけて搾るのでひとつひとつの部品が鋳物で頑丈にできています。
このスクリュー部分には大きな摩擦と負荷がかかるので、硬いステンレスでできていますが半年もたつと摩耗して細くなっていきます。
細くなると隙間ができて搾れなくなるので新しい部品へと交換です。
このスクリュー1本でも20キロほどの重さがあるので作業は2人で行っていきます。
全ての部品を分解して、こびりついたゴマのカスをブラシで掃除していき、もうひとつの要の部品を整備していきます。
これは見ていて難しそうでした。
少し台形になっている鉄の棒をバラして、新しい鉄の棒をはめていきます。
少しでもズレるとその部分に負荷がかかるので、慎重に取り付けていきます。
最後に全ての部品を組み上げて完了です。
次回の整備はまた半年後なんですが、その時は自分で整備してみます。
半年後なので今回の記憶が残っているか分からないですが思い出しながらやってみます。
カワシマ