へんこブログをご覧の皆様、小林です。
先日、御縁があり広島県府中市にあります金光味噌さんへ見学に行ってきました。
府中市は中国山地の豊かな自然に恵まれており、水が美味しい地域。そんな環境の中で丁寧に作られる味噌。
144年大事に使われている味噌樽。
地下水によって蔵内は20°C前後に保たれます。
ゆっくり時間をかけ作る味噌づくりの工程。改めてその大事さと昔ながらの製法の大変さ、大切さを感じることができました。
その後は町屋cafe&dining恋しきでお昼ご飯をいただきました。ここは明治五年創業で、登録文化財だそうです。
金光味噌さんのお味噌を使ったお料理をいただきました。
金光社長、専務にたっぷりお世話になってしまいました。ありがとうございました!またお邪魔します(笑)
日別: 2016年5月31日
ごまの香りが決め手の海苔巻
先日、初めて、キンパを食しました。
キンパ、とか、キムパブとかいうそうですが、
キム=海苔、バブ=ご飯の意味で、
韓国風の海苔巻きのことです。
具を中心にご飯と海苔で巻く、というところは、
日本の海苔巻きと同じ、なので、見た目は日本の海苔巻きと
そっくりです。
それもそのはず、日本の海苔巻に由来し、だんだん韓国独自の味に
なっていったようです。
そして、そっくりの見た目と違って、味や風味はけっこう違います。
決定的に違う点は、ご飯です。
日本の海苔巻きは、お寿司の一種であり、
ご飯=寿司飯=酸味のあるご飯。
家庭によっては、かなり甘みもあるかもしれません。
一方、韓国風の海苔巻きのご飯は、たいてい、
ごま油と塩を混ぜ込んだもの、全くすっぱくなく、
ごまの香りが香ばしいご飯です。
酸味のない海苔巻き、というのは、
お寿司の海苔巻きしか知らなかった私には、
衝撃的で新鮮でした。
酸っぱいものが苦手なお子さん(大人も)
キンパならきっとお箸が進むでしょう。
ちなみに、ごま油が入っているおかげか、
キンパは、冷めてもかたくなりにくい、というところも嬉しいです。
そして、具は、ナムル(ごま油と塩で味付けしたゆで野菜)など
野菜たっぷりでヘルシー。
あと、卵焼き、牛肉のしぐれ煮やそぼろ煮のようなもの
が入ってボリュームもあり。
野菜は、にんじん、えんどう豆のほか、ほうれん草、春菊、ピーマンなど
旬のもの、胡麻和えに合う野菜なら何でもいけます。
昔ながらの日本の海苔巻き…甘辛く煮つけた干瓢やしいたけ、
卵焼き、みつば、かまぼこ…といった具の伝統的な巻き寿司を
受け継ぎながら、一味違う海苔巻き キンパの味も
ときどき作っていきたいものです。
◆ごまの香りが決め手! キンパ(韓国風海苔巻)
【材料】
ご飯 1合分(約300g)、 海苔(全形) 2枚
A【塩 少々、 金ごま油 小さじ1弱、 白炒りごま 大さじ1】
牛肉こま切れ 70g、 卵 1個、 にんじん 1/2本、
スナップえんどう(絹さや) 約10本、生姜 1かけ、
金ごま油・白すりごま・塩・酒・みりん・醤油 各適宜
【作り方】
1.ご飯にAを混ぜておく。
2.卵は塩・みりん各少々を混ぜておく。フライパンにごま油少々を
熱したところに入れて、大きくお箸をまぜて炒り卵にする。
3.2のフライパンにごま油少々、牛肉を入れ色が変わると、
酒・みりん・醤油(各大さじ2/3くらい)をからめ、水分をとばす。
4.にんじんの細切り、スナップえんどうは歯応えを残してゆでる。
スナップえんどうも細切りにし、それぞれ、みりん、塩、
白すりごま、金ごま油 各少々を混ぜておく。
5.海苔をさっと炙り、まきすにのせる。海苔の手前は1cmくらい、
向こう側を3~4cmあけて1のご飯を薄く均一に広げる。
2、3、4の具をまん中より少し手前にのせて、具の手前のご飯を
具の向うのご飯に重ねるようなつもりで、まきすごとぐるっと一巻き
する。そのままぐるっと巻き、しっかりと巻く。
6.そのまま10分ほどおいて、全体をなじませてから切り分ける。
※ 海苔の黒、ご飯の白のほか、4色―赤、黄、緑、茶色が
具に入っていると、彩りがいいです。
赤=にんじん、赤ピーマン
黄=卵、コーン、たくあん
緑=青菜、えんどう豆類、きゅうり、オクラ等など…
【今回使用したのはコチラ】
金ごま油