ごま油で…豆あじの南蛮漬け

暑い毎日が続きます。

1933年のきょう7月25日、山形市で記録された40.8℃は、
2007年に更新されるまで、長らく日本の最高気温の記録だったそうです。

温暖化で騒がれるずっと以前、
80数年前にも、40℃以上の猛暑の日があったのですね。

ちなみに、きょうは、かき氷の日。
かき氷の別名「夏氷」=「な(7)つ(2)ご(5)おり」という語呂合わせと、
最高気温記録の日だったことから制定されました。

猛暑、酷暑のこの時季、冷たいかき氷は、最高のご馳走、
炎天下に熱くなった身体の熱を下げる効果もあります。

ただ、かき氷だけでは、まだまだつづく夏の暑さに
身体がついていきません。
良質のたんぱく質、ビタミンやミネラルを含む食材を
意識して食べるようにしたいものです。

最近、我が家では南蛮漬けが人気です。
南蛮漬けは、油で揚げた魚などを、唐辛子やねぎ等の野菜と一緒に
調味酢に漬けた料理。

魚に含まれるたんぱく質や、DHA、EPAなど健康効果の高い注目の栄養素、
玉ねぎ、ピーマン、にんじんなどの野菜に含まれるβ-カロチンやビタミンCなど
夏バテしない、元気な身体を作ってくれる栄養がとれます。

冷やしていただくので口当たりもよく、ほどよい酸味が食欲をそそります。
多い目に作って、冷蔵庫に入れておくと、1週間はおいしくいただけるので
保存食として作り置くのもいいですね。

揚げ物、というと、太るとか健康によくないイメージを持つ人もいるようですが、
それは誤解です。
身体にいい油・・・ごま油を使った揚げ物は、風味がよくて美味しい。
そして、ごま油は、酸化しにくく、また、加熱による劣化も少ない、
身体にやさしい、健康にいい油です。

ごま油には、血行促進や 美肌に効果のあるビタミンEたっぷり。
生活習慣病の予防など、いろいろな効果が期待されるセサミン、
カルシウム、鉄分、食物繊維など、ミネラルも豊富!

ごま油で揚げると、美味しくヘルシーなのです。
ごま油の香りがしっかり味わいたいときは、ふつうのごま油で、
素材の風味や、調味した味をいかして、ごま油の香りを抑えたいときは、
くっきんぐせさみおいるを使うのがお薦めです。

さて、きょうは豆あじの南蛮漬けをご紹介します。
小さめのあじは、揚げることで、骨まで食べられ、
カルシウムもたっぷりとれますし、
野菜をたっぷり入れると、サラダ感覚でもいただけます。
是非お試し下さい。

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◆豆あじの南蛮漬け
 【材料】(約4人分)
   豆あじ(小あじ) 12~16尾くらい、
   塩・こしょう 各少々、 片栗粉 適宜
   ごま油(くっきんぐせさみおいる) 適宜
      (揚げる用なので、鍋に深さ3cmくらい)

   にんじん 小1本、(赤)ピーマン 1コ、 玉ねぎ 1/2個
   長ねぎ 1/2本、 生姜 1かけ 
   A【昆布だし 180cc、 酢150cc、 塩 少々
     砂糖・みりん 各大さじ2 うす口醤油・濃口醤油 各大さじ1】
  
 【作り方】
  1.長ねぎ、にんじん、ピーマンは、約5cm長さのせん切りに、
    玉ねぎは薄切りに、しょうがは細いせん切りにする。
  2.Aを混ぜてさっと煮立てて、1を漬けておく。
  3.豆あじは、小さいもの洗ってそのままで、
    大きめのもの、あるいは、気になる方は、エラ、ワタ、ゼイゴを
   取り除く(魚売り場で取ってもらえるかもしれません)
   塩こしょうをふり少しおき、水分をしっかり拭き取る。   
  4.油を熱し、片栗粉を3にうすくまぶして(ポリ袋の中でふり混ぜると 
    手がよごれず、作業しやすい)揚げる。
  5.ゆっくりじっくり、泡が細かくなり、カラッとなるまで
    5分ほど揚げる。
    熱いうちに、2に漬け込む。
     
    しばらくおくと、味をなじんで、まろやかな味わいになる。

※ 甘味、酸味は、お好みで酢や砂糖の量を加減してください。
※ 野菜は、セロリを入れたり、長ねぎを焼いてから入れたり、
  お好みで。
※ 2に赤とうがらしを加えてピリ辛にしても美味しいです。
※ 油は、ごま油で揚げると、ごまが香ばしくて風味がいいです。
  くっきんぐおいるにごま油を2割ほど混ぜると、ごま油の風味が
  ほのかになり、そちらも美味しいです。
  お好みで使ってみてください。

【今回使用したのはコチラ】
白ごま油275
(白)ごま油 
                                


cooking sesami oil

くっきんぐせさみおいる