一月十五日、小正月です。
前日から降っていた雪が積もり、
朝から、京都市内は銀世界でした。
この冬最強の寒波の到来という天気予報の通り、
久し振りの積雪。
朝から吹雪いたり、時折のぞく太陽が雪を照らしたり…と
交替で空模様が変化。
そんな雪舞う中、京都では恒例の都道府県対抗女子駅伝が、
全国各地で、センター試験が行われていました。
センター試験では、交通機関の遅れを案じ、また
女子駅伝は、開催の有無や道路のコンディションを心配されていた方々も
多かったことと思います。
駅伝の方は、融雪剤や大規模の懸命の除雪作業で無事開催され、
結果、京都が3年ぶり16回目の優勝を飾りました。
前が見えなくなるような吹雪の中の激走に心打たれ、
最終区では、岡山の選手の追い上げに、手に汗握るゴールでした。
お天気の方は、まだ寒さが続く様子、
皆さま、くれぐれもしっかり寒さ対策をし、
外出の際には、足元にお気を付けください。
さて、
寒い時季の定番の献立といえば、お鍋。
きょうは、ふわふわした雪のような見た目から
「雪見鍋」と呼ばれるお鍋をご紹介いたします。
「雪見」は、白く降り積もる雪を眺めて楽しむこと。
雪に見立てるのは、大根おろしです。
たっぷりの大根おろしは、ビタミン豊富で、消化を助けてくれる
ジアスターゼたっぷりの食材。
胡麻の香りと風味のきいたたれで
いただきます。
お正月に疲れ気味の胃腸にうれしいお鍋、
是非お試しください。
◆ 餅入り雪見鍋~胡麻だれ添え
【材料】(約2人分)
昆布だし 2カップ、A【酒・みりん 各大さじ1、
うす口醤油・塩 各少々】
大根 約10cm、油揚げ 1/2枚、 白菜 4,5枚、
ねぎ1本、 しめじ・えのきだけ各1パック、 餅 2個、
胡麻だれ【白練りごま 20g、酒・醤油・みりん 各大さじ1弱、
白すりごま 大さじ2~3、 ごま油 少々】、 ぽん酢 適宜
【作り方】1.油揚げ、白菜、ねぎを食べやすく切り、
しめじ、えのきだけはほぐしておく。
2.大根はおろしておく。お餅は焼く。
3.鍋に昆布だし、A、大根おろしの汁を入れて煮立て、
1を入れる。
4.野菜が煮えると、お餅も入れて一煮し、大根おろしを
加えて弱火で煮たてる。
5.胡麻だれを混ぜて、お好みでぽん酢とともにいただく。
※ お餅と一緒にきのこも焼くと香ばしさが増します。
※ 具材は、ほかにお豆腐や豚肉、
ありあわせの野菜やきのこなどでどうぞ。
【今回使用したのはコチラ】
(白)ごま油