きょう1月15日は小正月。
お正月の行事も、小正月をもって終わりと考えられています。
15日の朝に 小豆粥を食べる、という食習慣がありますが、
邪気を払い、今年一年の健康を願うのです。
(小豆粥についてはこちら→ http://kyo-no-obanzai-na-ni.doorblog.jp/archives/7045208.html)
京都では、鏡開きが1月15日、というところも多いようです。
鏡開きは、地域差があり、1月11日(おもに関東)
あるいは、1月20日(おもに関西)
1月4日、というのも聞いたことがあります。
日は違えども、神様にお供えしたお餅を、無病息災を祈っていただきます。
お餅は、長くのびて切れないことから、長寿を願う意味もあって
お正月にいただくようです。
切り餅が普及した今でも、お正月のお餅はついたものを
用意する、というご家庭も多いと思います。
ついたお餅は、常温はもちろん、冷蔵していても
数日でかびが生えます。
冷凍しておけば大丈夫ですが、家庭の冷凍庫では、
1ヵ月以内に食べないと、風味や味が落ちてしまいます。
さて、きょうは、お正月のお餅で
アヒージョを作ってみました。
外側はカリッと香ばしく、中はとろっとしたお餅、
ごま油の香りと風味をまとって、とっても美味しく
おつまみ感覚でいただけます。
すりおろしたかぶを添えると、さっぱりいただけ、
さらに、かぶに含まれる消化酵素がでんぷんの分解を助けてくれ、
ビタミンも摂れます。
一緒に海老を入れましたが、
お好みで、たこ、牡蠣などの魚介も美味。
マッシュルームや生椎茸などきのこを入れても
美味しいです。
是非、おためしください。
◆ごま油のお餅アヒージョ
【材料】(約2人分)
・くっきんぐさせみおいる、白ごま油 各適宜
・にんにく1かけ
・塩 小さじ1/2
・餅 2~4個
・海老 4尾
・小かぶ 1個
・醤油 少々
【作り方】
1.海老は、殻をむいて背ワタを取っておく。
2.餅は食べやすく切る。(切り餅は8等分、丸餅は放射状に6等分くらい)
3.にんにくは薄切りにする。小かぶはすりおろす。
4.小鍋に、くっきんぐせさみおいるを入れ(深さ3cmくらい)、ごま油も足し、にんにく、塩を入れて弱火で加熱。香りが立つと、1と2を入れて弱火で煮るように揚げる。
5.かぶのすりおろし、醤油を添えていただく。
※ お好みで鷹の爪も加える(にんにくとともに焦げる前に上げる)
※ ごま油の香りと風味をたっぷり楽しみたいときは 全部 白ごま油を使ったり、
また金ごま油をたしても… お好みで、くっきんぐせさみおいるだけでも…。
【今回使用したのはコチラ】
くっきんぐせさみおいる