野菜たっぷりラタトゥイユ

8月もいよいよ終わり。
今年の8月は、暑さが大変厳しいひと月でした。

さて、きょう8月31日は、
語呂合わせで、野菜の日です。

や(8)さ(3)い(1)…!!

青果関係の団体によって制定されたのが1983年。
栄養豊富な野菜のよさを見直し、たくさん食べてほしい
という目的でした。

旬の野菜は、栄養価が高く、野菜本来の味が濃くて、
また、値段もお手頃になります。
そして、その時季の身体の調子を整える栄養素が詰まっています。

夏には、夏が旬の野菜を食べるのが一番!
夏野菜には、身体の体温調節を助けたり、
紫外線対策や夏バテ予防の働きがあります。

代表的な夏野菜といえば、
まずトマト!
トマトには、リコピン、カロチン等のビタミン類がたっぷり。
紫外線や猛暑のストレスでふえる活性酸素を消去する働きがあります。
また、酸味のもとのクエン酸は、疲労回復に有効です。
グルタミン酸が多いので、旨みたっぷりなのも嬉しい。

そして、ピーマン!
ピーマンもカロチンを含み、抗酸化作用があります。
まあ発汗を促して代謝を促進する働きも。
緑のピーマンを完熟させたものが、赤ピーマンですが、
ビタミンC等栄養素がグンとアップしています。また、
ピーマンに含まれるビタミンCは熱に強く、炒めても壊れにくいのです。

それからナス!
ナスはビタミンたっぷりという野菜ではありません。が、
ナスの紫色、アントシアニンには、抗酸化作用があり、
体調不良の改善に役立ちます。
また、体の熱を下げるとも言われています。

トマト、ナス、ピーマンというと、ラタトゥイユの材料。
夏野菜をたっぷり使ったラタトゥイユは南フランスの郷土料理。
オリーブオイルを使い、バジル、ローリエなどの香辛料で風味づけします。

きょうは、ごま油を使って、にんにく、生姜やクミンなどカレーの香辛料を加えた、ちょっとエスニックでスパイシーなラタトゥイユです。


たっぷり野菜で、元気が出る一品、
残暑厳しいこの時季に、ぜひ作ってみてください。
夏の疲れを吹き飛ばしてくれます!!

◆エスニック風スパイシー・ラタトゥイユ
【材料】 ( 約4人分 )
玉ねぎ 小1個
なす 3本
ズッキーニ 1本
ピーマン 3個(赤と緑)
トマト 1個
しめじ 1パック
トマト水煮 1パック
くっきんぐせさみおいる 大さじ1
ごま油 大さじ3
にんにく・生姜 各1かけ
塩 小さじ1/2+少々
A【たかのつめ 1/2本、 ローリエ 1枚
こしょう・クミン・カルダモン 各少々】
ナンプラー(または醤油) 大さじ1
ごまらあ油 少々
【作り方】
1.鍋においる大さじ1とにんにくと生姜のみじん切りを入れて炒める。香りが立つと、Aを加えて炒め合わせ、玉ねぎの薄切りを加えて炒める。塩(小さじ1/2)も加えてしんなりと炒める。

2.1にトマト水煮を加えて煮る。

● 2を煮ている間になす、ズッキーニ、ピーマンを炒め、しめじを焼く。
3.グリルでしめじを焼く。(焼き色がつくまで)

4. フライパンにごま油を大さじ2入れて
輪切り(太いところは半月切り)のなすを炒め、塩少々をふり、
こんがり焼き色をつける。

5.3のなすを取り出し、ごま油大さじ1でなすと同様に切った
ズッキーニと、細切りのピーマンを炒め、塩少々をふる。

6.2にざく切りのトマトとナンプラーを加え、煮立つと3と5を加えて、7~8分煮て、味を調える。器に盛り、お好みでごまらあ油を添えて。

※ 野菜は、こんがり焼くと、香ばしい風味がついて美味しさアップします。
※ 油は、全部くっきんぐせさみおいるにしても、あるいは、全部ごま油にしてもお好みでどうぞ。

【今回使用したのはコチラ】
【くっきんぐせさみおいる】 【一番絞り 白ごま油】

【ごまらぁ油】

猛暑の夏が去ったと思ったら、台風がやってきているようです。9月の山田製油はイベント盛りだくさんです。

お待たせいたしました。「純国産練りごま(黒)」の再販が決定!

貴重な国産ごまは収穫量が少なくごま油。練りごまにつきましては年2回の完全受注販売とさせていただいております。9月1日~9月25日までの期間中、限定100個にて販売致します。尚、無くなり次第終了となりますのでご了承ください。(出荷日限定、9/27(木)より順次となります)

 

純国産の濃い練りごま、お待ちいただいていた方はぜひお早めにご注文ください。

https://shop.henko.co.jp/fs/gomayamada/gr15/30621/?utm_source=mailmaga&utm_medium=newvisitor&utm_campaign=20180831

そして、昨年限定数にて販売した「えごま油」第三弾 販売決定!皆さまに大変ご好評いただき2回の販売期間中あっという間に完売しましたが本日より9月25日までの期間、限定数100本の販売です。えごま油は酸化度が早く、風味の変わりやすい油です。そのため、今回も完全予約販売とし搾油した当日に出荷となります。尚、発送は9/28(金)となります。

https://shop.henko.co.jp/fs/gomayamada/other/7812/?utm_source=mailmaga&utm_medium=newvisitor&utm_campaign=20180831

 

なお、期間中は桂売店、gomacro Salon、お電話でもご予約を受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。

そして、昨年テレビで紹介いただいた「ごまどれっしんぐ」は9月30日まで20%OFFの特別価格にて販売中です。植物性食材のみを使用した無添加ドレッシングで、さっぱりしながらもコクのある味わいで、サラダだけでなく色々なお料理に使っていただけます。

https://shop.henko.co.jp/fs/gomayamada/1212

是非、この機会にショッピングサイトをのぞいてみて下さいね。

 

 

夢は実現させるもの

山田製油は9月が決算です。ちょうど今は来期予算の作成作業が各部門で行われています。

私は大学院に通わせてもらった三年間は、業務は二の次で勉強させてもらいましたので、そこで学んだ事を、多少なりとも来期予算作成の役立てたいと思っています。

売上げ利益や稼働率向上などの従来企業が作る数値目標だけでは、一般社員やアルバイト、パートさんまで、理解実行してもらう事は難しいです。

中間管理職であるマネージャー達には、従来の数値目標以外に部下が全力で仕事をしたくなる目標を、可能なら数値で作るように指示しています。

また、マネージャー達には、難しいことや奇抜と思われる課題も、チャレンジしてもらいます。

夢物語と彼らは思うかもしれませんが、私の考えでは、「夢は実現させるもの、実現しないものは幻」です。

そのためには、マネージャー達だけでなく、その部下達にも頑張って欲しいです。困難な目標でも、部下からの「私も頑張ります!」の一言が、マネージャーにパワーを与え、そのチームが一丸となります。それが見た他チームにも競争心が生まれるでしょうし、経営者の私まで伝わり、夢が実現するのです。

色々と経営について大学院で学び、私もいろいろと考えた今の答えは、「経営者は社員に夢を提示すること、そして全員が全力で夢を実現させる行動をすること」です。一応へんこ流の経営理論と言っておきます。

夢を実現させたWBA世界ミドル級王者の村田諒太さんのサイン色紙です。

へんこ男の料理「黒胡麻で内臓を温めます」

今年の酷暑では、冷房の効いた部屋と冷たい飲み物(特にアルコールです!)が欠かせませんでした。その結果、ここ数日お腹の具合が良くないです。

明後日に早稲田大学で開催される日本原価研究学会で、今春卒業して大学院の卒論テーマを発表する機会を与えてもらいました。そのためにも体調を整えておく必要があると考えました。

その為、今晩はアルコール抜きで、当社の胡麻豆腐とすり黒胡麻いっぱいのうどんを食べました。黒胡麻は身体を温める効用があるそうです。生姜もいっぱいすって入れたので、食後はお腹ポカポカしています。

今晩は早目に寝たら体調も復活するでしょう。

皆さん、おやすみなさい💤

へんこ男の料理「揚げ餅うどん」

昨晩食べた、ひとり鍋の残りを使い今朝はうどんを作りました。

昨日、近所の道の駅で買った餅を、当社白胡麻油で揚げ焼きしました。胡麻油は私が調理に多用する生搾りタイプのクッキングセサミオイルよりも、香りのある焙煎胡麻油の方が、風味がついて美味しいです。

先ずは、多めの胡麻油をフライパンに入れて、低温で餅を焼きます。

ほんのりと狐色になったら裏返して、箸で広げながら、カリカリに焼きます。

それを、うどん鍋に投入して出来上がりです。鍋に入れた途端、ジューっと言う音を聞くことが楽しいです。

ちなみに昨晩は、アマゾンプライムで「孤独のグルメ」を見ながら、ワインと共に、揚げ焼き餅を砂糖醤油で食べました。

へんこ男の料理「練り胡麻いっぱい」

近畿地方は縦断した台風20号でした。胡麻も夜中に大変な風雨でした。朝、外を見るとお隣さんの空地に置いてあった大きなポリタンクが我が家に飛んできていました。

そんな台風一過の朝御飯は、昨晩食べた一人鍋の残りがオカズとなりました。練り胡麻をたっぷりかけて頂きましたが、私一人で500gの練り胡麻がひと月持ちません。特別な料理に使うのではなく、何にでもかけて食べています。

当社の練り胡麻は、大きな石臼で2段挽きしています。それもユックリと挽いていますので、1時間に300g少々しか製造できません。しかし、ユックリ挽くことで、きめ細かさと甘みが際立つ製品となります。

自慢の製品ですが、製法に関してはまだまだ向上すると考えています。新しい石臼を現在研究中です。より良い練り胡麻を目指していますので、皆さんご期待くださいませ!

処暑~冷製なすの和風ポタージュ

きょう8月23日は、二十四節気の処暑(しょしょ)です。
「処暑」は、暑さがおさまる頃という意味。

例年にない連日連夜 猛暑が続く今年の夏ですが、
立秋が過ぎたころに…
お盆が過ぎたころに…
少し暑さが和らいできたのを感じました。
が、
また、ここ数日、猛暑日と熱帯夜で、
暑さがぶり返してきた感があります。

そして、この処暑の時季は、秋の台風シーズンと重なり、
今も、大型の台風20号が近づいてきている様子。
被害がないことを祈るばかりです。

そして、処暑のころは、
暑さつづきに、体力を消耗しているので
体調を気づかう必要がある時期です。
食欲も減退し、胃腸のはたらきも弱ってきて…
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな時に、なすのポタージュはいかがでしょう。
冷製で和風仕立て、するするっと口に入る
焼きなすの風味が身上のスープです。

ポタージュといえば、
玉ねぎをしんなりと炒めてから、材料をやわらかくなるまで
ゆっくり炒めて…と少々、手間と時間がかかりますが、
このなすポタージュは、なすを焼くだけ。

自然なとろみと、だしの旨味と相まった焼きなすの風味。
仕上げにたらしたごま油の香りが加わって絶妙。
是非作ってみてください。

◆ 冷製なすの和風ポタージュ
【材料】(約4人分)
なす 3~4本
だし 2カップ
A【うす口醤油 大さじ1、塩・みりん 各少々】
ごま油 大さじ1
青味(枝豆、スプラウト等)少々

【作り方】
1.なすは、焼きなすにして、皮をむいて粗熱をとる。
(皮にしっかり焦げ目をつけ、中がやわらかくなるまで焼く)

2.ざく切りにした1とAをミキサーにかけて、味をととのえる。
3.器によそい、上に青味を散らして、ごま油をまわしかける。

※ だしに豆乳を加えると、まろやかな味わいになります。
(だし300cc+豆乳100ccくらい)
※ なすは縦にまっすぐ4~5か所に包丁目を入れ、へたの周りも
グルリと包丁目を入れる(あとで皮がむきやすい)
※ 焼きなすの風味を出すため、皮は焦げ目をつける。

【今回使用したのはコチラ】

【一番絞り 白ごま油】

へんこ男の料理 味変カラー辛過ぎ

一昨日の豚汁風味噌汁を、昨晩遅くにカレーに味変しました。味見した時には、それほど辛くは感じなかったのですが、今朝食べたら何故か激辛カレーになっていました。私は辛さには強い方だと思いますが、舌がピリピリ痛いくらいになってしまいました。何故辛くなっか不思議です。

へんこ男の料理に改名です。

「へんこ社長」から「へんこ男」にタイトル改名します。社長と言われるような大層な仕事もしていないし、肩書きで生きていきたくもないと思っています。

まぁ、そんな前置きはどうでもよいので、今朝のご飯ネタを書きます。

昨晩、甘辛く炊いた唐辛子にすり黒胡麻を加えて、一晩冷蔵庫で冷やしました。ちょっと置くことで味が染みるので、私は炊きたてよりも好きです。

また、昨晩は焼きそばを作ったので、その残りの豚肉とキャベツ、在庫になっていたジャガイモを具材に味噌汁を作りました。仕上げには、練り白胡麻をドバッと投入しました。

炊きたてごはんと味噌汁、それに胡麻が加わって、内臓からポカポカしてきました。そろそろ夏も終わりなので、酷暑で疲れ気味の身体を労わりたいと思います、

お精霊さん(おしょらいさん)

お盆。
盆と正月…と言われるように、
日本では、ご先祖様に感謝して供養をする大切な仏教行事です。
一般に、8月13日にお迎えして祀り、16日にお送りします。

盂蘭盆会(うらぼんえ)という仏教の言葉が語源で、「お盆」、
「盆会」「歓喜会」「精霊会(しょうりょうえ)」とも呼ばれます。

地方によって、また宗派によっても、お盆の
期間や行事内容、考え方などは異なります。

京都では、お精霊さん(おしょらいさん)と
親しみのある呼び方をします。

7月いっぱいで祇園祭りが終わり、
8月になると、お盆の用意をする所もあるでしょう。
お仏壇を清めてきれいにしたり、
お寺まいりして、お墓の掃除をすませたりして、
お迎えするのは、13日。

大きな蓮の葉の上に、その時季の野菜や果物をのせ、お供えします。
ほおずきや、なす、とうがらし、ささげ等の野菜、さつま芋、
小さいすいかやメロン、梨など、日持ちのいいもの、
今の季節のものや、ご先祖の好物をお供えしますが、
ご縁の「縁」→「円」→まる、で、丸い果物が好まれるようです。

そして、午後から、苧殻(おがら)に火を点けて、迎え火にして、
おしょらいさんを迎えます。
「お迎え団子」をお供えするところも多いでしょう。

それから、16日の朝にお送りするまで、
(お送りするときも、「お送り団子」をお供えします)
朝・昼・晩と、精進の料理をお供えします。

ご飯やそうめん、野菜の煮物や焼き物、お漬物。
田楽やお味噌汁。たんぱく質は、お豆腐や湯葉、油揚げ等。
おやつに、おはぎや水ようかんなど、
ご先祖さまの好まれたもの等をお供えします。
また、本来お盆の間は、家族の食事も精進にするのですが、
実際は、そこまでするのは、なかなか難しいでしょう。

16日、お送りするときに玄関先などで、送り火をたきますが、
それが大規模な行事として発展したのが、五山の送り火です。

16日の夜に、東山如意ヶ嶽の大文字山の「大」から始まり、
妙法、船形、左大文字、鳥居形と、次々と火が灯されるのを眺め、
手を合わせて、おしょらいさんが無事帰られたこと、
来年のお盆までの一年間の家族の無病息災を祈願するのです。

これが昔ながらの京都のお盆、おしょらいさんです。

さて、きょうは、お迎え、お送りのときのお団子を作ります。
一般的には、何もつけない白いお団子をお供えします。
おやつ用にたくさんめに作って、みたらし団子にするのもいいですね。

白玉粉だけで作りと、やわらかなお団子になりますが、
上新粉を加えると、コシのある食感になります。
お好みの配合で作ってみてください。

◆ お送り団子、みたらし団子
【材料】(お団子30~35個分)
・白玉粉 65g
・水 約65cc
・上新粉 35g
・湯 35cc
A【水 100cc、醤油・みりん・砂糖 各大さじ2、片栗粉 大さじ1】
ごま油 少々

【作り方】
1、ボールに白玉粉を入れ、水を少しずつ加えて練る。
(耳たぶくらいの柔らかさになるまで)
2、上新粉に湯を入れてお箸でぐるぐると混ぜてから、手で1と同様に練る。
3、1と2をまんべんなく混ぜて練る。
4、直径2cmくらいに丸め、たっぷりのお湯で茹でる。(4~5分)
氷水にとって、ザルに上げて水けをきる。
<ここまで、お送り団子>

5、4の団子を串に刺して、ごま油を熱したフライパンで焼き目をつける。
6、Aを小鍋に入れ火にかけ、お箸で混ぜ、とろみがついて透明感が出ると
5にかける。

※ 白玉粉だけで作る時は、白玉粉とほぼ同量(重さ)の水で、1→4の工程で。
上新粉の量をふやすと、しっかりした食感のお団子になります。
《 白玉粉30g(水30cc)、上新粉70g(湯70cc)くらい 》

【今回使用したのはコチラ】

【一番絞り 白ごま油】