きょう8月23日は、二十四節気の処暑(しょしょ)です。
「処暑」は、暑さがおさまる頃という意味。
例年にない連日連夜 猛暑が続く今年の夏ですが、
立秋が過ぎたころに…
お盆が過ぎたころに…
少し暑さが和らいできたのを感じました。
が、
また、ここ数日、猛暑日と熱帯夜で、
暑さがぶり返してきた感があります。
そして、この処暑の時季は、秋の台風シーズンと重なり、
今も、大型の台風20号が近づいてきている様子。
被害がないことを祈るばかりです。
そして、処暑のころは、
暑さつづきに、体力を消耗しているので
体調を気づかう必要がある時期です。
食欲も減退し、胃腸のはたらきも弱ってきて…
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな時に、なすのポタージュはいかがでしょう。
冷製で和風仕立て、するするっと口に入る
焼きなすの風味が身上のスープです。
ポタージュといえば、
玉ねぎをしんなりと炒めてから、材料をやわらかくなるまで
ゆっくり炒めて…と少々、手間と時間がかかりますが、
このなすポタージュは、なすを焼くだけ。
自然なとろみと、だしの旨味と相まった焼きなすの風味。
仕上げにたらしたごま油の香りが加わって絶妙。
是非作ってみてください。
◆ 冷製なすの和風ポタージュ
【材料】(約4人分)
なす 3~4本
だし 2カップ
A【うす口醤油 大さじ1、塩・みりん 各少々】
ごま油 大さじ1
青味(枝豆、スプラウト等)少々
【作り方】
1.なすは、焼きなすにして、皮をむいて粗熱をとる。
(皮にしっかり焦げ目をつけ、中がやわらかくなるまで焼く)
2.ざく切りにした1とAをミキサーにかけて、味をととのえる。
3.器によそい、上に青味を散らして、ごま油をまわしかける。
※ だしに豆乳を加えると、まろやかな味わいになります。
(だし300cc+豆乳100ccくらい)
※ なすは縦にまっすぐ4~5か所に包丁目を入れ、へたの周りも
グルリと包丁目を入れる(あとで皮がむきやすい)
※ 焼きなすの風味を出すため、皮は焦げ目をつける。
【今回使用したのはコチラ】