ごまが香ばしい~五平餅!

五平餅をご存じでしょうか。
岐阜・長野など中部地方の山間部に伝わる郷土料理。

最近では、テレビドラマの影響で、全国的に有名になり、
岐阜周辺の観光地では、五平餅の売り上げが数倍に急増した
という話も聞きます。

食べたことのある人は、懐かしい味を再び…と思い、
食べたことのない人は、どんな味?食べてみたい!と
食指を刺激されるよう。

ご存じの方も多いかと思いますが、
五平餅は、
ご飯(うるち米)をつぶして、小判形にして串にさしたものを
味噌や醤油、くるみののたれをつけて炙ったもの。
たれの香ばしさとつぶしたご飯との相性がすばらしく美味しく、
「五平五合」という言葉があるくらいです。

これは、あまりに美味しくて、五合分の米くらいかるく食べてしまう、
あるいは、たくさん作って、人をもてなすから、などと言われています。

地方や家庭によって、
ご飯のつぶし加減がいろいろだったり、たれが味噌ベース、あるいは
醤油ベース、くるみやごま、またピーナツを加えたり、
形も、小判形、団子形…等など、色々バリエーションがあるようです。

通販でも、ものすごい勢いで売れているとのことですが、
ご家庭でも作れます。
概して甘みがつよい五平餅、手作りなら、お好みの味に作れます。
今回は、
甘さ控えめで、ごまやくるみの香ばしさを生かして作ってみました。

ごまだれを塗って焼くと、えもいわれぬ香ばしい香りが漂い、
食欲がそそられます。
夏休みのお昼ご飯にもぴったりの五平餅、
是非作ってみて下さい。

◆ごまが香ばしい~五平餅
【材料】(4~5本分)
・ご飯  約500g(1合半)
A【白炒りごま 大さじ4、 くるみ40g、
赤味噌・白味噌・白練りごま 各大さじ1、
砂糖 大さじ1~2、 醤油・酒・みりん 各大さじ1】
・炒りごま(白・黒) 各少々
・割り箸

【作り方】
1.炊きたてのご飯を熱いうちにすりこ木などで半つぶしにする。
(ご飯の粒々が少し残る程度に…)

2.1のご飯を割り箸につけて、平たい楕円に形をととのえる。
ギュッと握りかためてからお箸に押し当てるようにする。
3.2を冷ます間に、胡麻味噌だれを作る。
Aの炒りごまを擂り鉢でよ~くすり、くるみもすり混ぜ、
Aの材料を全部合わせて混ぜて、ごま味噌だれを作る。
4.予熱で熱くしたグリルかトースターで、2をそのままサッと焼く。
(ほんのりと焼き目がつくくらい)
(割りばしも焼けるので、ホイルを巻いておく)

5.片面に3を塗り、さらに焼いて、表面にかるく焦げ色がつくと、
返した面にも3をぬって焼き、全体においしそうな焼き色がつくと
炒りごま(白と黒)を散らして、出来上がり。

※ 残りご飯の場合は、温めて使う。すりこ木は水でぬらす。

※ 味噌は、赤味噌と白味噌を使いましたが、お好みのもので。
味噌の塩気によって、醤油の量は加減してください。

※ 砂糖の量もお好みで加減してください。

※ ごまだれは、田楽みそにも使えます。
ごま油で両面こんがり炒めた厚切り玉ねぎにのせてさっと焼くと…、
胡麻味噌香る~玉ねぎ田楽!

【今回使用したのはコチラ】

【炒りごま(白)】

【炒りごま(黒)】

【練りごま(白)】

蒲焼き風~土用の丑の食卓に

今年は、7月20日が、土用の入りで土用の丑の日です。
土用に入ってすぐに丑の日がある、ということは、
今年は「土用の丑」がもう一度あり、次回「二の丑」は12日後、
8月1日になります。

「土用の丑」といえば、うなぎ!
…なのですが、近年、稚魚シラスウナギの不漁で、
うなぎの価格は高騰しています。

家庭では、年々うなぎを食する頻度は激減。
うなぎ屋さんも閉店となったところも多いと聞きます。

また、天然の資源であるうなぎへの配慮から、
あえて、丑の日には休みにする といううなぎ屋さんもあるそう…
日本の伝統的なうなぎの食文化を守るための英断でしょうか。

とはいえ、せめて土用の丑の日くらい、
うなぎを食べて暑気払いしたい!という方も多いことでしょう。

そもそも、土用の丑にうなぎを食するようになったのは、江戸時代から。
うなぎで精力をつけ、厳しい夏を乗り切る、といううなぎ販促のための
平賀源内のアイデアとコピー(本日丑の日、鰻食うべし)の力で、
一気にこの風習が広がった…という説が濃厚です。

ただ、うなぎの陰に隠れていますが、しじみ、卵も、
「土用の丑」に食べるとよいもの、とされています。

夏のしじみは、土用しじみと呼ばれ、旬を迎え栄養価が一段と高くなります。
肝臓の働きを助けたり、貧血を予防したり、「土用しじみは腹ぐすり」
と呼ばれているほど。

また、土用に産み落とされた土用卵も、とりいわけ精がつく食べ物
とされてきました。

今年の土用の丑には、うなぎの代わりに、
しじみと卵を食卓にあげるのはいかがでしょう。
そして、うなぎの蒲焼きのかわりに、よく似た外観の蒲焼き…


…こちらの蒲焼きですが、
一見、うなぎ風…ですが、よく見ると違います。
最初に出てきた画像もそうなのですが、
これはうなぎではない!? と思われた方も
いらっしゃることでしょう。何かわかりますか?

 

なすです。
なすを開いて焼いてたれでからめて
蒲焼風に調理したものです。

食べると、うなぎとは全く違いますが、
柔らかくたれがからんだなすは美味しいです。

うなぎの栄養とは、また違っていて、
今が旬のなすには、強い抗酸化力があるアントシアンが含まれ、
紫外線から身を守り、また夏の暑い身体を冷やす働きもあります。

タンパク源は、しじみと卵から。
そして、緑の野菜(モロヘイヤ)の胡麻和えと
生姜とみょうがの甘酢漬けには、夏バテを予防するクエン酸たっぷり。
これで、栄養バランスのとれた一汁三菜です。
「食」から、夏バテや熱中症にならない元気な体を保ちましょう。

初めから「なすの蒲焼き」と発表するもよし、
サプライズの「蒲焼き」にするもよし、
ぜひお試しください。

◆ なすの蒲焼き風
【作り方】(2人分)
・なす 2本
・ごま油 大さじ2
A【濃口醤油・酒・みりん 各大さじ1.5、砂糖小さじ1】
・粉山椒 少々

【作り方】
1.なすはしまめに皮をむき、まるごとラップで包んで、電子レンジで加熱する
(1個につき約1分20秒くらい)

2.ラップをはずし(熱くなっているので注意)竹串で二等分して観音開きにする。

3.たてに竹串で筋を入れて、厚みを均等にする。

4.フライパンにごま油を加熱して、3のなすを内側から先に焼く。こんがり焼き目がつくとひっくり返す。

5.両面焼けると、また内側を下にして、Aを混ぜて鍋肌から入れて からめるようにし、煮汁を少し残して仕上げる。

6.ご飯の上に、煮汁とともにのせ、お好みで粉山椒をかける。

※ Aの砂糖の量はお好みで加減してください。
※ なすの皮は、きんぴらにしたり、味噌汁の具にしたりして
利用してください。

【今回使用したのはコチラ】

【一番絞り 白ごま油】

鶏レバーと砂肝のねぎだれ和え~夏バテ予防に

先日の豪雨はすさまじく、まだその爪痕が残っています。
この度の西日本豪雨で被害に遭われた方々に
心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復興、復旧をお祈り申し上げます。

そして、豪雨が過ぎて、一転、酷暑がつづきます。
今年は梅雨明けが随分はやく、ほとんどの地域で梅雨が明けましたが、
各地で痛いような強い日差しの猛暑日がつづきます。

こちら京都でも、ひときわ暑い日が続いていますが、
この三連休に入って、連日38℃を越える炎天のうだる暑さ。
きょう連休最終日も同様の暑さになる予報、
皆さま、こまめな水分補給など、熱中症対策をしてください。

さて、いきなりの猛暑に、体温調節がついていかない方も
少なくないことと思います。
睡眠と栄養をしっかりとって、これからつづく夏の暑さを
乗り切っていきましょう。

夏バテに効果的な栄養素は、
たんぱく質、ビタミン(B群、C)、
ミネラル(鉄、カルシウム、カリウム)等など。

おすすめの食材は、うなぎ、鶏レバー、それから、
枝豆やトマトなど旬の夏野菜です。

たんぱく源として、
土用の丑でおなじみの「うなぎ」は美味しくて
ビタミンA、B群も豊富な、おすすめの食材ですが、
近年、値段の上昇、国産品の減少で、
庶民の食卓には、上がりにくくなりました。

その点、鶏レバーは、手軽な値で入手しやすい食材です。
レバーには、鉄、たんぱく質、ビタミンB群、ミネラルが豊富。

たん白質は、良質で低脂肪、ヘルシーなもの。
そして、鉄分、ビタミンA,B2は、あらゆる食品の中でトップクラスの含有量です。
鉄分はヘム鉄で、吸収率が高くて、貧血予防に効果的。
ビタミンAは、抗酸化作用が高く、免疫力を高めてくれ、そして、
ビタミンB2は、食物の栄養素をエネルギーに変える働きがあり、
身体の調子がよくなる効果が期待できます。

健康にいいことずくめのレバーですが、
独特のにおいとクセがあります。

が、そこは下処理と調理でカバーし、
栄養価の高いレバーを美味しく食べて、夏バテを防ぎましょう!

鶏レバーは切り分けて洗い、塩水に15分程浸けておくことで
くさみが抜けます。
そして、レバーほどではないけれど、栄養価が高く、
また、こりこりした食感が美味しい砂肝と一緒に、
風味のいい和え物を作ってみました。
長ねぎとごま油の香りが味の決め手です。

夏バテ予防に是非作ってみてください。

◆鶏レバーと砂肝のねぎだれ和え
【材料】
・鶏レバー 100g
・砂肝 100g
A【塩・酒 各少々、長ねぎの緑のかたいところ、生姜の皮】
・長ねぎ 1/2本
・生姜 小1かけ
B【塩・こしょう・砂糖 各少々、醤油・酢・ごま油 各大さじ1】
・ごまらあ油 少々
・糸唐辛子 少々

【作り方】
1.鶏レバーは、洗って血(の塊)をとり、小さ目の一口大に切り
塩水に15分ほどつける(途中水をかえる)

2.砂肝は、表面の白い部分をそぎ、薄めに切る。

3.Aを入れた熱湯に、1と2を加えて、再沸騰してから、
途中でアクを取りながら3分ほどゆでる。 そのままゆで汁の中で冷ます。

4.長ねぎは一部飾り用の白髪ねぎにし、残りをみじん切りにする。

5.Bに3のゆで汁を大さじ1ほど加えて混ぜ、味をととのえ、 4のねぎのみじん切り、生姜のみじん切りを加える。

6.3の水気をふき、5に漬ける。 1時間ほど置くと味がなじみます。(3日ほど冷蔵庫で保存OK)
お好みでごまらあ油をかけ、白髪ねぎ、糸唐辛子をそえてどうぞ。

【今回使用したのはコチラ】

【一番絞り 白ごま油】

【ごまらぁ油】

和風ガスパチョ素麺!

大雨がつづきます。
特別警報と避難勧告のニュースやメールが相次ぎ、
豪雨であちこちで土砂崩れや河川の決壊、浸水が相次いでいる様子。
皆様、くれぐれもお気をつけくださいませ。

きょうは、七夕。
七月七日は雨になることが多いのですが、
「これまでに経験したことのない大雨」になるとは…

七夕に願うことは、ただただ、これ以上被害が広がらないこと。
はやく雨がやんで、大変な状況の中に身を置かれている方々が
安心できるようになってほしいです。

さて、
きょうは二十四節気の「小暑」でもあります。
小暑から、暑さが本格的になっていきます。

もうすぐ梅雨が明け、陽射しが一段と強くなり、
気温も一気に上がります。
急な暑さに体調を崩しやすくなりがちなので、
熱中症などにならないよう注意が必要です。

食事からもしっかり栄養を摂ってください。
野菜のビタミン、とりわけ、今が旬の野菜は、
夏の暑さに立ち向かう身体にいい成分がたっぷりです。

ザルの中には、夏が旬の、トマト、きゅうり、ピーマン、みょうが。
それから、紫玉ねぎ。
きょうは、これらを使ってガスパチョスープを作り、そこに
素麺を加えた、ガスパチョ素麺をご紹介します。

ガスパチョは、スペインの夏の冷たいスープ。
トマトなど野菜をミキサーにかけたり、刻んだりして、
オリーブ油、塩こしょう、ビネガーで味付けしたもの。

家庭によって材料や作り方は異なるようで、
フランスパンを加えたり、にんにくを加えたり…色々のよう。

きょうは、ちょっと和風に塩こしょうに加えて醤油を入れ、
ごま油を香りづけに入れました。
ちょっと意外な取り合わせと思われるかもしれませんば、
お素麺ととてもよく合います。

簡単に出来るので、七夕の夜の一皿に、
暑くて、元気の出ない日のランチに、
是非作ってみてください。

  ◆ 和風ガスパチョ素麺
【材料】(2人分)
そうめん 180g
トマトジュース 約1カップ
トマト 1個
きゅうり 1本
ピーマン 小1個
(紫)玉ねぎ 1/2個
みょうが1個
うす口醤油・酢・塩・こしょう 各少々
白すりごま 大さじ2
白炒り胡麻 小さじ2
金ごま油 小さじ2
オクラ 3本

【作り方 】
1.そうめんは表示通りに茹でて流水で洗い、水気を切る。

2.トマト、きゅうりは、粗みじん切りに、ピーマン、玉ねぎはみじん切りに、 みょうがは半分を飾り用に斜めせん切りに、残り半分はみじん切りにする。

3.2にトマトジュースを混ぜ、うす口醤油、酢、塩こしょうで味を調え、 白すりごまを混ぜる。

4.器に3を入れて、真ん中に1のめんを盛り、上にゆでたオクラの小口切り と炒りごまをちらし、みょうがを上にのせ、金ごま油をまわしかける。

※ 野菜のもつ酸味や水分によって味が変わるので、
調味料は、味見しながら調整してください。

【今回使用したのはコチラ】
【一番絞り 金ごま油】

【炒りごま(白)】

【すりごま(白)】

新生姜の甘酢漬けでごま油炒め

いつのまにか夏至も過ぎ、だんだん蒸し暑さが増す
時季となりました。
沖縄では梅雨が明けたそうですが、本州はまだしばらく梅雨空がつづきそうです。

さて、梅雨の時季 というと、保存食を作る頃。
梅で、梅酒、梅シロップ、梅干し…など。
赤紫蘇で赤紫蘇シロップ。
らっきょうで、らっきょうの酢漬けや味噌漬け…。
山椒の実で、山椒の実の塩漬けや醤油漬け…。
新生姜で、生姜の酢漬け…等など。

この時季、いろいろな保存食があります。
保存食は、長い期間貯蔵するために腐敗しないよう処理をした食品。
旬のものを、長く楽しんだり、あるいは、梅のように生食できないものを工夫して、長く美味しく食べられるようにしています。

今は、いずれも市販のものが簡単に手に入りますが、
手作りのものは、甘さ、塩加減など好みの味にできるし、また原料が明確で安心です。

ただ、梅干しのように手間がかかり、
食べられるまでに時間を要するものはちょっと…
という方もいらっしゃるでしょう。

比較的簡単にできて、その上、すぐに食べられるのが、新生姜の甘酢漬けです。

生姜の甘酢漬けは、お寿司の添えに欠かせないもの。
手作りなら、甘さ控えめのさっぱりした味に漬けられます。

爽やかな酸味としゃきっとした歯ごたえは、
お寿司に添えるだけでなく、酢の物に混ぜたり、
また、ちらし寿司に混ぜ込んでも美味しいです。

酸っぱいものが苦手な人にもお薦めなのが、
生姜の甘酢漬けの炒め物!
とりわけごま油ととても相性がよく、
さっぱりした中に、コクのある味に仕上がります。
夏にぴったりの炒め物。
生姜の甘酢漬けとともにレシピを紹介いたします。
是非作ってみてください。


◆ 新生姜の甘酢漬け
【材料】(作りやすい分量)
新生姜 300g
塩 1つまみ
甘酢【酢 1カップ、砂糖 50g、塩 小さじ1】
【作り方】
1.新生姜はスプーンで皮をこそげ落とし、赤い部分を残して縦薄切りにする。(スライサーを使うと便利)
2.沸騰したたっぷりの熱湯に1を入れてさっとゆでる。(お箸でゆっくり一混ぜして、再びフツフツするくらいまで)
3.ザルにあげて広げ、水気をきり、熱いうちに塩1つまみを全体にふり、粗熱をとる。
4.甘酢の材料を混ぜて、3を漬ける。
30分ほどして少し薄紅色になってくると食べられる。

※ 保存瓶に入れて冷蔵庫で保存。

◆ 豚肉の生姜甘酢炒め
【材料】
豚肉薄切り150g、塩こしょう 各少々
野菜(長ねぎ1本、赤ピーマン1個)
生姜甘酢漬け50g
調味料A【醤油・生姜漬の甘酢・酒 各大さじ1、片栗粉 小さじ1/2】
ごま油大さじ1、ごまらあ油少々
【作り方】
1.豚肉は食べやすく切り、塩こしょうをふる。
2.野菜は食べやすく切る。
(長ねぎは斜め薄切り、ピーマンは縦薄切り)
3.フライパンにごま油を熱し、豚肉を炒め、色が変わると野菜、生姜を入れて炒める。野菜に火が通ると、調味料を加えて炒め合わす。
4.器に盛り、お好みでごまらあ油を添えてどうぞ。

【今回使用したのはコチラ】
【一番絞り 白ごま油】

【ごまらぁ油】

ひじきと梅干と大豆の炊込みご飯~非常用にも…

先日、6月18日の朝、大阪府北部が震源の地震が発生しました。
被災された皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。

今もまだ不自由な状況で生活されている方もいらっしゃることと
思います。一日もはやく、普通の日常に戻れることを、皆さまの
心身のご健康を、お祈り申し上げます。

余震の頻度も少なくなり、震度も小さくなってきている様子に、
少しほっとしながら、これ以上被害が大きくならないことを祈るばかりです。

ふだん地震の少ない関西にいると、忘れてしまいがちなのですが。
南海トラフ地震のことなど考えると、日頃から備えを十分に
しておかねば・・・としみじみ思います。

とくに食糧。
今回もコンビニやスーパーから、水など飲料水、
おにぎりやサンドイッチ、米などが急に品薄になったり
売り切れたりするところが多かったと聞きます。

地震の影響で物流が遅れる中、
急な食品の買い占め、買いだめは、問題行動、
必要以上に買わず、譲り合いの心を大切にしたいものです。

ある程度の食品を非常用に用意しておけば、いざという時に安心。
これを機会に、ご家庭の非常用食糧を点検しておきましょう。

そのまま食べられるもの…乾パンや缶詰、シリアルや栄養補助食品、
野菜ジュース。チョコレートや飴などのお菓子…。

それから、
お米、フリーズドライの食品、乾物などは、
電気やカセットコンロが使える状態なら、とても役立ちます。

乾物は、場所もとらず、日持ちがする上、栄養豊富。
乾燥することで、ミネラルなど栄養成分が凝縮される上、
うまみや香りが増す、という優れた食材です。

きょうは、缶詰と乾物を使った炊き込みご飯を紹介します。

材料は、米、大豆(缶)、ひじき、梅干、そして調味料。
備蓄用のもので作りました。
(梅干の塩気と味があるので、調味料はなくてもOK)

これ一品で、まずまず栄養バランスもとれています。
炊いている間、いい匂いが漂うので、非常時には、
心がほっと和らぐことにもなると思います。

また、梅干がはいることで、食中毒予防などの意味でも安心です。
非常用でなくても、作りたくなる美味しい炊き込みご飯です。

◆ひじきと梅干と大豆の炊き込みご飯
【材料】(4~5人分)
米 3合
A【酒・みりん 各大さじ1.5、うす口醤油 少々】
梅干 大3個
大豆(缶詰のドライパック)1缶(150gくらい)
ひじき 15g(乾燥状態で)
削り節 1パック
くっきんぐせさみおいる 大さじ1/2
白炒りごま 適宜

【作り方】
1.米をとぎ、30分ほど水に浸けておく。
2.ひじきはさっと洗ってザルにあげておく。
3.米を炊飯器に入れAと水を合わせて3合分の水加減にし、
上に2のひじき、梅干、大豆、削り節をのせて、
くっきんぐせさみおいるを回しかけ、炊飯する。
4. 炊き上がると、炒りごまを散らす。

※ 梅干の塩加減によって、醤油の量を調節してください。
塩気のつよい梅干の場合、醤油はなしに、
減塩のものなら大さじ1くらい。

 

【今回使用したのはコチラ】

【くっきんぐせさみおいる】

【炒りごま(白)】

黒ごまとココアのブラック・ビター・クッキー

もうすぐ父の日。
6月の第3日曜なので、今年は6月17日です。

いつも頑張っているおとうさんに「ありがとう」の気持ちを
何かの形にしてプレゼントする人はたくさんいらっしゃると思います。

父の日に向け、ごま製品を使って大人のクッキーを作ってみました。
黒、ココアの風味、スパイシーでほろ苦い、大人の味のクッキー。
これなら 甘党のお父さんだけでなく 甘いものが苦手な方も手が伸びそう。

黒は、大人の男性をイメージしていますが、それだけではありません。
黒い食材には、ヘルシーな成分がいろいろ。健康が気になるお父さんに
嬉しい効果がいろいろ詰まっています。

まず、黒ごま。
ごまは、「食べる丸薬」と言われるくらい栄養価が高いのです。
必須アミノ酸がバランスよく含まれ、
カルシウムや鉄、マグネシウム等のミネラルもいろいろ、
食物繊維も豊富で、生活習慣病を予防する働きもあります。

また、近年よく耳にするごまに含まれる成分のセサミン。
抗酸化物質のセサミンは、肝機能を高めコレステロール値を下げる効果あり。

白ごまと黒ごまでは、栄養的にほとんど差がないのですが、
黒ごまの黒はポリフェノール、抗酸化作用が期待される成分です。

このクッキーには、栄養分の消化吸収のいい練りごまがたっぷり、
加えて、すりごまに炒りごま、くっきんぐせさみオイルも入っているので、
ごまのパワーたっぷりです。
もちろん、ごまの香ばしい風味も楽しめます。

そして、黒砂糖。
黒砂糖には、カリウム、鉄、カルシウム、亜鉛など、ミネラルが豊富。
これらは、一般的な精製された白砂糖にはほとんど含まれていません。
また、黒糖は、吸収がゆっくりで、血糖値の上昇が緩やかなので、
過食を防ぎ、糖尿病の予防につながります。

糖分の摂取…取り過ぎの身体へのよくない影響がいろいろ言われていますが、
ほどよい量の黒砂糖は、健康に役立つのです。

それから、ココア。
かつて、ココアの効能を披露するテレビ番組があった日に、
スーパーの棚からココアが消えた!
ということがあるくらい、ココアは健康効果のある食材です。

抗酸化作用のあるフラボノイド、食物繊維を豊富に含むココア。
血管の健康を保ち、動脈硬化の抑制をしたり、
血流をよくして、冷え性の改善をしたり、
コレステロール値を下げ、メタボ予防効果もあり。

また、ココアの成分には、脳の神経細胞の働きを活発にし、
集中力や記憶力を高める効果もあるそうです。

健康にいい黒の食材…黒ごま、黒砂糖、ココアを使った
働き盛りのお父さんに嬉しい効果いっぱいのクッキー
是非作ってみてください。

◆ 黒ごまとココアのブラック・ビター・クッキー
【材料】(約15個)
・黒練りごま 20g
・蜂蜜 35g
・くっきんぐせさみおいる 10g
・黒砂糖(粉状) 10g
・ゴマプードル 30g
・アーモンドパウダー 30g
・黒すりごま 10g
・ココア、全粒粉 各10g
・シナモン、カルダモン等香辛料 少々
(ナツメグ、オールスパイス、クローブ、ジンジャー等)
・黒炒りごま 適宜

【作り方】
1  ボウルに練りごま、蜂蜜、おいる、黒砂糖を入れて
菜箸ででぐるぐると混ぜて均一にする。

2  1にゴマプードルとアーモンドパウダーをふるい入れて混ぜ、
全粒粉とココアもふるい入れ、すりごまも入れて混ぜて
一かたまりになると、ポリ袋に入れる。

 

 

 

 

3  袋の中で平たくのばしていき、厚さ3~4mmにのばして
冷蔵庫で休ませる。
(1時間以上固くなるまで。時間がない時は冷凍庫に)

 

 

 

 

4  食べやすく切り(約4×3cm)上に炒りごまを押し付け、
オーブンペーパーをしいた天板にのせ、 170~180度に
予熱したオーブンで18~20分焼く。

 

 

 

 

※ 焼き上がったら、アミの上にのせて冷ます。
※ 全粒粉のかわりに普通の薄力粉でもOK
※ 厚めに焼くとしっとり食感に、薄めに焼くとパリッと焼きあがる。

※ スパイスがちょっと加わることでスパイシーな香りがアクセントに…。
シナモンだけでも、または、シナモン+カルダモンがお勧め。

※ 時間のあるときに3の工程までやって冷蔵庫で冷やしておくと、
好きな時に焼けます。(冷蔵保存は1週間くらい。それ以上に
なるときは冷凍しておくと安心)

 

 

 

 

 

 

【今回使用したのはコチラ】

【くっきんぐせさみおいる】

 

【炒りごま(黒)】

 【すりごま(黒)】

【練りごま(黒)】  【ゴマプードル】

 

歯にいい献立~割干大根のカラフルごま炒め

紫陽花の美しい季節 となりました。
ぼちぼちと梅雨かしらと思っていたら、
天気予報で近畿・東海・関東で梅雨入りが発表されました。

きょう6月6日は、二十四節気の「芒種」です。
芒種の「芒(のぎ)」は、稲や麦などの先端にある突起のことで、
芒種は、芒のある穀物の種を植える頃、
すなわち、田植えに適した時季です。

各地で、今年の豊作を田の神様にお祈りする御田植祭りが行われます。
(京都では、上賀茂神社や伏見稲荷大社が有名です…ともに6月10日)

さて、今週(6月4日から6月10日までの1週間)は、
歯と口の健康週間です。
(6・4=む・し(虫)の語呂合わせで。
かつては、6月4日が虫歯予防デーでした)

歯の健康は、全身の健康と大きく関わってきます。
歯の病気で歯を失うと、内臓の病気を引き起こすこともあるし、
また、噛むことは、脳に刺激を与え、認知症の予防になります。

虫歯や歯周病にならず、歯の健康を保つのに大切なことは、
生活習慣や食習慣や食べ物…等など
今から改善できることがたくさんあります。

生活習慣では、
歯磨きを丁寧に的確にすること。
だらだらと食べ続けないこと。

食習慣では、
歯をつよくする食べ物を積極的に摂ること。
栄養のバランスのとれた食事をとること。
それから、唾液を出すことも大切だそうです。

歯を強くする食べ物といえば、カルシウムをたっぷり含むもの、
あと適度なかたさのあるもの。
食物繊維の多い食品は、噛むことで 歯や粘膜の表面が掃除されます。

きょうは、カルシウムたっぷりで、噛みごたえのあるかたさで、繊維の多い食材、
割干大根を使った一品を紹介します。

割干大根は、いわば切り干し大根の大きいサイズ。
切干が大根の千切りを乾燥させたものに対して、
割干は、ダイナミックに縦6つ割り(4つ割り等)にした大根。
厚みがあって、歯ごたえが楽しめます。

カルシウムは、ビタミンDやビタミンCを一緒にとることで
吸収がよくなります。
ビタミンDを含む干しいたけ、それから野菜の中で一番ビタミンCが豊富
と言われている赤ピーマンも使いました。
赤ピーマンが入ると、栄養面はもちろん、
地味な印象の割干大根に食欲をそそる彩りが加わります。

さらに、カルシウムの多い食材、ちりめんじゃこ。
そして、ごま! ごまもカルシウムが多い食材です!
カルシウムたっぷりの食材いろいろ。

そして、
ちょっと酸味をきかせた味付けは、唾液の分泌を助けます。
歯を健康にするのはもちろん、美味しくて常備菜にもなる一品、
歯ごたえのある割干大根にごまの風味がからんだ、
噛むほどに味わい深い一品、是非つくってみてください。

◆ 割干大根のカラフルごま炒め
【材料】
割干大根 50g
干しいたけ 2枚
赤ピーマン 1個
油揚げ 小1/2枚
ちりめんじゃこ 1つかみ
細ねぎ 2~3本
ごま油 大さじ1~2
白すりごま 大さじ2
白炒りごま 大さじ1
生姜 1かけ
塩 少々
A【酒・みりん・醤油 各大さじ2、酢 大さじ1】

【作り方】
1.割干大根はさっと洗って水に浸ける(20~30分)

2.干しいたけは戻して細切り、赤ピーマンも細切りに、
油揚げは短冊切りにする。

3. 1は水気を絞り、3~4cm長さに食べやすく切る。
(割干大根を浸けた汁はおいておく)

4.フライパンにごま油を入れて熱し、生姜のみじん切りと
3を入れて炒める。全体に油がまわると、ちりめんじゃこと
2と塩を加え炒める。

5.4にAの調味料、3のつけ汁としいたけの戻し汁大さじ5~6
を入れて汁気がなくなるまで煮る。

6.味をととのえ、3cm位に切った細ねぎとすりごまを加え混ぜる。

7.器に盛り、炒りごまを散らす。

【今回使用したのはコチラ】

【一番絞り 白ごま油】

【すりごま(白)】

【炒りごま(白)】

手作り オイル・サーディン

季節は初夏。
最近は、ハウス栽培が盛んで、大抵の野菜が通年入手できるので、
季節感が希薄ですが、
きゅうりやトマト、ナス、ピーマン、オクラなど夏野菜は
これから露地物がだんだんと出回ってきます。

美味しさも栄養価も、旬のものが一番。
季節感を大切にしたいものですね。

野菜なら、ほとんど、旬の時期がわかる私ですが、
魚…となると、途端にわからなくなります。

これから…初夏からが旬の魚介といえば、
アジ、アユ、タチウオ、スルメイカ、ハモ等などだそうです。
(魚の場合は、漁れる地域によって違ったりもするので
一概には言えませんが・・・)

さて、
先日、小ぶりのイワシを入手しました。

一年中出回っているイワシですが、
日本で一番よく漁れる「マイワシ」
(特徴は、画像のように 背の方に黒っぽい斑点が並んでいる)
その旬は、初夏から秋にかけて、と言われています。

新鮮なイワシは、銀色に輝いています。
イワシは、漢字では「鰯」
魚偏に「弱(い)」と書きます。

語源には諸説あるようですが、
陸に揚げると、すぐに弱って腐りやすい魚であることから
という説が濃厚なよう。

鮮度のいい、そして、小ぶりのイワシを見つけたら、
是非ぜひ作りたいのが、オイルサーディンです。

手作りのオイルサーディンは、とにかく美味しいです。
缶詰めのものとは、一味違う、出来立ての風味のよさ。


(サーディンとトマト、新玉ねぎ、そら豆のオイルパスタ)

フランスパンの上に野菜と一緒にのせたり…
あつごはんの上にのせて醤油を添えたり…
パスタにしたり…
オイルも美味しいので、一緒に使います。
くっきんぐせさみおいるで作ると、軽やかな味わいに仕上がるので
おすすめ。

1週間は日持ちしますが、いろんな献立を楽しんでいるうち
あっというまになくなります。お試し下さい~♪

◆ 手作り オイル・サーディン

【材料】(作りやすい量)
イワシ 小さめ約20匹
塩水 10%を1.5カップくらい(塩30gに水270cc)
くっきんぐせさみおいる 約1/2カップ
にんにく 1かけ
黒こしょう 少々(粒こしょう 約5粒)
鷹の爪 1本

ローリエ 1枚、ローズマリー 1枝(あれば お好みのハーブ)

【作り方】
1 イワシは 頭を落とし、腹を薄く切り落として内蔵をとって洗い、
10%の塩水に浸け冷蔵庫で1~2時間おく。

2 にんにくは薄切り。鷹の爪は半分に切り種を取り除く。
黒胡椒(ローリエ、ローズマリー)はそのまま使う。

3 イワシは水気をしっかりふきとり、小鍋に並べ、2をのせ、
くっきんぐせさみおいるをそっと鍋肌から入れる
(いわしがかぶるくらいの量)

4 ごくごく弱火でゆっくり加熱する。細かく小さな泡が出るくらいの
低温にキープできるよう時々火を止めて調整。
揚げるのではなく煮る。表面に膜が張ると取り除く。30分ほど煮る。

5 火をとめてそのまま冷まし、容器に入れて冷蔵保存する。

※ 塩水につけて冷蔵庫に入れる時間は、1時間くらいがほどよい。
30~40分だと、塩味がうすいフレッシュな仕上がりになるが、日持ちがしない。
また、2時間ほどつけると塩味が濃くなる。
※ 油もパスタなど、いろいろ使えます!


(ブルスケッタ風~トマトやピクルスとよく合います)

【今回使用したのはコチラ】

【くっきんぐせさみおいる】

季節の味 豆ごはん

きょう5月21日は 二十四節気の「小満」です。
小満は、陽気がよくなって草木など植物が成長して生い茂る頃
とされています。

木々の緑は、ますます濃く、眩しいばかりに沢山の葉を付けました。
5月は日射量が一番多い月。日差しをたっぷり浴びることで、葉緑素がふえ、緑はどんどん濃くなっていくようです。

そして 八百屋さんや野菜売り場では、いろいろなえんどう豆が、
緑のグラデーションになっています。
うすいえんどう、スナップえんどう、絹さや、オランダ豆…
今が旬の豆、豆、豆。

豆は栄養たっぷり!
豆の薄緑色には、β-カロチンがたっぷり、それから、ビタミンB1やB2も!
「豆」類なので、野菜にしてはタンパク質も豊富! そしてミネラルや食物繊維…等など。
太陽の光を浴びて美味しく実った豆で、旬の味を楽しみましょう。

えんどう豆、といえば、まずは「豆ごはん」!
冷凍や缶詰等とは全くちがう、ほっくりした甘みに、
やわらかな食感とやさしい風味。
うすいえんどうの豆を炊き込んだご飯は、この季節だけ。
是非に味わっておきたいものです。

さて、豆ごはんを作るときに、よくある質問がこちらです。

・豆をどれくらいの量を入れたらいいのか?
・豆の緑色がくすんだりシワにならないようにするには?

まず、豆の分量ですが、目安は、
米1合につき豆40~50g(←正味。さや付きなら80~120g位)
できるだけさや付きのものがおすすめ。(やわらかくて風味がいい)

鮮やかな緑色の豆ごはんを作るには、
豆を別途ゆでて、炊き上げたご飯に混ぜる、というやり方です。
その場合、せっかくの豆の風味がゆで汁に流れ出るので、
ゆで汁でご飯を炊きます。
ちょっと一手間ですが、豆の緑色が映える豆ごはんになります。

一方、最初から豆を米と一緒に炊くと、豆は、少し緑色が褪せて、
ところどころシワがよったりします。

ちなみに、同じ豆で両方ためしてみたのですが、
私が好きなのは、初めから一緒に炊き込む方の作り方です。
こちらのほうが、ご飯と豆の風味がよく馴染んで一体感があり、
より美味しく感じます。

(手前が 豆を別にゆで後のせした緑色鮮やかな豆ごはん、
奥が 豆を一緒に炊き込んだ豆ごはん~お焦げつき…)

お好みの作り方でお試しください。

炊くときに、ちょっぴりくっきんぐせさみおいるを加えると、
油が入っている感は全くなく、つややかに炊きあがり、
豆の旨みもより感じられるようです。
さらに、おいるの油分でβ-カロチンの吸収もよくなるので一石二鳥です。

◆豆ごはん(一緒に炊き込むやり方)
【材料】(3~4人分)
・米 2合
・うすいえんどう 80〜100g(さや付きで160〜240g)
・塩 小さじ1弱
・酒 大さじ1
・くっきんぐせさみおいる 小さじ1

【作り方】
1 豆はさやから取り出して洗ってザルにあげておく。

2 といだ米を炊飯器に入れて、2合の水加減をして約1時間浸水。
大さじ1の水を取り除き 酒とくっきんぐせさみおいる、半量の塩を加え混ぜる。
3 残りの塩を豆にまぶして、2の上に広げてのせ、スイッチオン。10分ほど蒸らしてお茶碗によそう。

◆豆ごはん(緑色鮮やか)
【材料】
(分量は同じ)
【作り方】
1 豆はさやから取り出して洗ってザルにあげておく。

2 水(2カップ)を沸騰させて、塩を加え、1を5~6分ゆでて
(味見してやわらかくなっていればOK)ゆで汁につけたまま冷ます。

3 炊飯器にといだ米と2のゆで汁と酒を入れ、2合の水加減になるよう水をたし、くっきんぐせさみおいるを加え、一混ぜして炊飯。
炊き上がると、2の豆を上にのせて10分ほど蒸らす。

※ 豆の分量、塩加減はお好みで加減してください。

※もち米を混ぜると、もっちり感が出て美味しいですが、
もち米なしでもさっぱりした食感の炊き上がり。お好みでどうぞ。

※ 昆布を入れたり、だしを入れたり、というレシピもありますが、
うすいえんどうの繊細な風味を味わいたいので塩と酒だけで炊き込みました。

【今回使用したのはコチラ】
【くっきんぐせさみおいる】