きょう は、二十四節気の寒露です。
その文字面から、寒いような印象を受けますが、
「寒露」とは、晩夏から初秋にかけて、
草花に宿る冷たい露のことです。
秋の深まりをしみじみと感じる趣のある言葉ですね。
実際には、寒露のころはまだ暑いことも多いのですが、
それでも朝夕はひんやりした空気に肌寒さを感じます。
どこからともなく 金もくせいの香りが漂い、
耳を傾けると虫の声が聞こえ、
栗や柿、りんごなど秋の味覚が店先に並ぶようになり、
五感で秋を感じる頃です。
今年は寒露の日が、体育の日と重なりましたので、
きょうは運動会、という方も多いかもしれませんね。
これから秋の行楽シーズンでもあり、
お弁当を持っていく機会も増えることかと思います。
お弁当の一品に、冷めても美味しい
さばのごま揚げはいかがでしょう。
「秋さば」と呼ばれるように、さばは秋に脂がのって
美味しくなります。
さばには、脳の活性化や血液サラサラ効果のあるDHAたっぷり、
カルシウムの吸収を助けるビタミンDが豊富。
旬の時季には栄養価もいっそう高まります。
たっぷり付けたごまで、香ばしさ抜群、
もちろん、揚げ立てのあつあつも美味!
ごまは、白炒り胡麻と炒り胡麻を別々にしても、。
白と黒を混ぜても、…お好みでどうぞ。
混ぜて使う時は、白と黒を2:1くらいの比率で混ぜると
白黒がバランスよく見えます。
食欲の秋に、美味しく食べて健康に♪
◆さばのごま揚げ
【材料】
さば 1/2尾分(3枚におろしたもの)、
塩・こしょう 各少々、 酒 小さじ2
薄力粉 大さじ1強、 卵白 1個分
白炒りごま 大さじ4、 黒炒りごま 大さじ3
くっきんぐせさみおいる(揚げ油)適宜、 青じそ 少々
【作り方】
1. さばを食べやすく(3~4cm幅に)そぎ切りにし、
塩・こしょう、酒をふりかける。
2. 1の水気をぺーパーで押さえてふき、薄力粉をまぶし、
溶き卵をくぐらし、ごまをまぶす。
3.フライパンにおいるを入れて(1cmくらいの深さ)
160~170℃に熱し、2を入れて揚げ焼きにする。
※ 下味とごまの風味があるので、そのままで美味しくいただけます。
※ 1で、カレー粉や山椒粉など香辛料を混ぜても風味豊かで美味しいです。
【今回使用したのはコチラ】