かぼちゃの胡麻コロッケ

秋の好天がつづく今日この頃です。
昨日は、二十四節気の「霜降」でした。

霜降(そうこう)というのは、字面のとおり、
霜が降りる、という意味。

露が冷気によって霜となって降り始めるころ…とはいえ、
朝夕は、だんだんと冷えてきたものの、
ここ数日、日中は暑いほどの気候です。
海外からの観光客の姿が急増した京都駅近辺では、
昼間半袖の人もよく見かけました。

秋の京都は、いろいろな年中行事もあり、見所満載。
紅葉にはまだ少し早いですが、
あちこちの寺社で、有名なものから、
あまり知られていないものまで、色々な行事、
ちょっとご紹介いたします。

● 嵯峨大念仏狂言(10月25日)
  嵯峨の釈迦堂(清凉寺)で行われます。
  京の三大念仏狂言(壬生寺、千本閻魔堂とともに)の一つ、
  鎌倉時代、円覚上人が庶民に仏法を説くため始めたと伝わる無言劇。
  →

● 抜穂祭(10月25日)
  伏見稲荷大社にて。実った稲穂を刈り取るお祭りです。
  刈り取られた稲藁は火焚祭に焚き上げられます。
  →

● 北野天満宮 史跡御土居の もみじ苑公開(10月25日~12月6日)
  御土居は、豊臣秀吉が、洛中洛外の外敵の来襲に備える防塁と、
  鴨川の氾濫から市街を守る堤防として築いた土塁で、現在するのは
  北野天満宮ほか数箇所、重要な遺構として「史跡」指定されています。
  御土居には、晩秋に約250本の紅葉が色づき錦秋が広がります。
  →

● 京都御所 秋季一般公開(10月30日~11月3日)
  普段は申し込みが必要ですが、秋のこの5日間、一般公開があります。
  期間中、催しもあるので、是非この機会に。
  →

● 寂光院 秋期特別公開(10月30日~11月8日)
  天台宗の尼寺、寂光院。旧本尊地蔵菩薩立像(重文)や建礼門院
  御庵室跡が公開されるほか、宝物殿では平家物語ゆかりの品々など
  展示されます。
  →

● 東寺の境内ライトアップと夜間特別公開(10月30日~12月6日)
           (宝物館や講堂などの特別公開は、~11月25日)
  平安京最古のお寺、東寺。この秋は、開館50周年で宝物館で
  「東寺名宝展」が開催され、金堂と講堂で夜間特別拝観が行われます。
  講堂では、非公開の北面が特別に公開され、二十一尊を安置した
  須弥壇を、ぐるりと周回できるのが見所です。
  →

秋の京都をお楽しみください。
さて、海外からやってきた10月の行事といえば、
昨今、日本でもメジャーになってきたハロウィン。
その経済効果は、いまやバレンタインを超えて、
クリスマスに迫る!と聞きます。

ハロウィンといえば かぼちゃ、今月は かぼちゃメニュー、
人気のかぼちゃコロッケを作ってみました。
ハロウィンの時季に限らず作りたい人気の味。
フライ衣に胡麻を混ぜると、香ばしくておすすめです。

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◆ かぼちゃの胡麻コロッケ(約12個分)
【材料】 かぼちゃ1/4個(正味450gくらい)
     玉ねぎ 1/2個、ベーコン 80g、
     牛乳 大さじ3~4(かぼちゃの固さにより加減)
     塩・こしょう 各少々、
     小麦粉 適量、卵 小1コ、パン粉 50g
     黒炒りごま・白炒りごま 各大さじ1.5
     セサミクッキングオイル 適宜
【作り方】
    1.玉ねぎは粗みじん切りにし、ベーコンは粗みじん切りにする。
    2.玉ねぎをオイル小さじ1でしんなりするまで炒め、ベーコンを加えて
      さらに炒めて火を止める。
    3.かぼちゃはラップで包み、電子レンジで、やわらかくなるまで
      5~6分加熱する。
    4.かぼちゃをマッシャーやフォークで粗くつぶす。牛乳を加えて
      塩、こしょう、2を加えて混ぜる。
    5.4を平たく丸めて、薄力粉をまぶし、溶き卵をくぐらせ、
      パン粉に白・黒の炒りごまを混ぜたものをつけて、揚げる。
    
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※ かぼちゃを、電子レンジで加熱するときは途中で上下を返し、
  均一に柔らかくなるようにする。
  電子レンジ加熱する以外、蒸したり、ゆでたりもOKです。
※ 今回はベーコンを使いましたが、お好みでハムやツナ、チーズも
  美味しいです。
  何もいれず、ナツメグやシナモンなど、スパイスを効かせても…♪

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【今回使用したのはコチラ】

いり白
炒りごま(白)


いり黒
炒りごま(黒)


cooking sesami oil

くっきんぐせさみおいる

大学かぼちゃ~ごま風味

食欲の秋です!

昔から「食欲の秋」と言われていますが、
食いしん坊からすると
年中、食欲は旺盛なわけで、
なぜ、秋だけに「食欲の…」がつくのか…?
ちょっと疑問ではないでしょうか。

一つは、暑い夏のあとの心地よい秋、自然と食欲が湧いてくるから。
それから、
動物の本能として、冬に備えて、体に多くの栄養分を
取り込もうとするから。

あと、こんな説もあるそう…
秋は、日照時間が減りますが、日光を浴びる量が減ると、
脳内の神経伝達物質セロトニンの分泌量も減るそうです。

精神の安定を保つ作用があるセロトニンは、
日光にあたる以外に、良質のたんぱく質等の食物を摂ることで
増えるそう。

秋になると食欲が増すのは、しっかり食べて、セロトニンを増やし、
精神の安定を保とうとする身体の声なのかもしれませんね。

さて、難しい話はさておき、
秋は、「恵みの秋」、でもあり、
いろいろな作物が実りを迎える季節。

主食であるお米!
さつま芋や山芋など芋類。
りんごや梨、ぶどうなどのフルーツ。
栗にきのこ。

そしてかぼちゃ。

かぼちゃの収穫は、夏がピークですが、
採れたてのものより、貯蔵することで甘みが増します。
ですから、食べごろは秋から冬にかけて!

きょうは、かぼちゃで、大学芋風のおやつを作ります。
大学芋は、蜜がからんで、ほくほくした美味しさが身上。

作り方は、油で揚げる工程、そして、
飴を作って絡める工程と、ちょっぴり手間がかかるのですが、
このレシピは、その2つの工程を同時にやってしまいます。

油で揚げ焼きしながら、同時に飴と絡めるという、
驚きの簡単、時短レシピ。
以前、画期的な大学いものレシピ、として
教えてもらったものですが、それをかぼちゃでアレンジ。

かぼちゃの方が火が通りやすく、早くできて作りやすいです。

カロチンやビタミンCたっぷりのかぼちゃは、
免疫力を高めてくれ、風邪をひきにくくなります。
美味しく食べて健康に…是非おためしくださいね。

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◆大学かぼちゃ~ごま香る~
【材料】
   かぼちゃ 約250g(小1/4個くらい) ごま油 50g(大さじ4弱)
(きび)砂糖 20g、 黒砂糖10g、濃口醤油・(米)酢 各小さじ1/4
   黒炒りごま 大さじ1
【作り方】
   1.かぼちゃを食べやすい乱切りにし、皮をところどころむく。
   2.フライパン(中華鍋)に、ごま油、砂糖、醤油、酢を入れ、
     上にかぼちゃを重ならないよう並べて蓋をして弱火にかける。
   3.ふつふつしてくるとフライパンをゆすり、2~3分経つと返す。
   4.蓋をして更に2~3分加熱しまたひっくり返す。
   5.串を刺してスッと通れば、フライパンの周りの飴を絡ませる。
   6.器に盛り、熱いうにち黒ごまをふりかける。
 
  ※ 余分な油は分離して鍋に残るのでヘルシーです。
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    かぼちゃを端に寄せて、フライパンを傾けると、
    油分が下におちます。
  ※ 蓋の水滴が油に落ちないように注意してください。

  
【今回使用したのはコチラ】
白ごま油275
(白)ごま油


いり黒
炒りごま(黒)

ごま風味卵焼き

「天高く 馬肥ゆる秋」
という諺(ことわざ)がふさわしい季節になりました。

天高く、というのは、秋のからっと澄んだ空気が日本を覆い、
視界が良くなって空が高く見えること。そして、
秋は、馬も肥えるような収穫の時季です。

きょうは、二十四節気の「寒露」
草木に露が宿るほど、朝が冷え込んでくる頃、
とされています。

だんだんと夜が長くなり、秋の深まりを感じつつ、
寒くなる前に、衣替えの準備を始める方もいらっしゃることと思います。

そして、運動会の時期でもあります。

かつては、1964年の東京オリンピック開会式を記念した
10月10日が「体育の日」でしたが、
今は、10月の第2月曜が「体育の日」。今年は10月12日。
週末の三連休のいずれかが運動会、
という方も多いのではないでしょうか。

運動会といえば、お弁当。
大勢で…家族や友達と一緒にお弁当を囲んで…
という図が浮かびます。

そして、お弁当箱の中には…
唐揚げやハンバーグなど子供に人気の献立、
きんぴらや肉じゃがなど、おふくろの味の煮物、
野菜のたいたものや胡麻和え、
等など…
ご家庭によって、いろいろだと思いますが、
卵焼きは、だいたいお弁当箱に入っていることが多い
のではないでしょうか。

地方やお好みで、甘口、だしのきいたもの、具入り、
いろんな卵焼きがあるかと思います。

私の好きなだし巻は、美味しいのですが、水分が多いので
傷みやすく、お弁当には適当ではありません。

きょうは、お弁当向きの、
冷めても美味しい、ごま風味の卵焼きをご紹介します。

すりごまと炒りごまと両方入れ、ごま油で焼いているので、
ごまの香りがよく、炒りごまのぷちぷちした食感がいいです。

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あと、
お弁当に入れるには、
きれいな黄色の卵焼きが美味しそうです。

ただ、卵によって、卵黄の色がうすいと、
ほんやりした薄黄色に焼き上がります。

きょうは、かぼちゃを入れているので、
鮮やかな濃い黄色の卵焼きです。

かぼちゃが入ると甘味も加わるので、
砂糖も控えてOKです(お好みで調節してください)

かぼちゃで栄養価も高まり、
彩りもきれいな卵焼き、
是非お試し下さい。

◆ごま風味卵焼き
【材料】
   卵 L2個、 ごま油 大さじ1強
   白炒りごま・白すりごま 各大さじ1
   A【酒小さじ2、砂糖小さじ1、塩 2つまみ、 醤油 少々】
   かぼちゃ(煮物の残り、或いは、やわらかくゆでたもの) 2切(20~30g)

【作り方】
   1.卵をほぐし、Aを加えて混ぜ合わせる。
   2.かぼちゃをつぶし、そこへ1の卵を少しずつ加えて混ぜる。
   3.2にごまを加えて混ぜる。
   4.卵焼き器を強めの中火で熱し、ごま油を入れてなじませ、卵液を
     入れてかるくかき混ぜ、半熟状になったら手前にお箸で巻いていく。
   5.卵を奥に滑らせて、ごま油をひき、卵液を流し入れ、奥の卵の下にも
     卵液を流し入れて、同様に巻く。

※ 卵とかぼちゃをまぜるときは、かぼちゃに卵を少しずつ混ぜていきます。
  逆にしたり、一気に入れると、かぼちゃがかたまりになります。

【今回使用したのはコチラ】
白ごま油275
(白)ごま油


いり白
炒りごま(白)


すり白
すりごま(白)

十五夜~ごま風味お月見つくね

今年は、きょう9月27日が十五夜、
中秋の名月です。

一年に、満月は12,3回みられるのですが、
秋の月は特別。
空気が澄んで月が美しく見えると言われています。

古くは 平安京の頃から、貴族の間で、月を愛でながら管弦を楽しむ
お月見の宴が催されていたそうです。
月を直接見ないで、池や杯に映った月を観る、
という粋な楽しみ方がされていました。

そして、きょうの十五夜の月につづいて
「後(のち)の月」とも呼ばれる十三夜のお月見もあります。

今年の十三夜は、10月25日。
十三夜の月も、十五夜と同じくらい美しく見える
と言われています。

そして、もう一つ、あまり有名ではありませんが、
十日夜(とおかんや)という日もあります。
今年は11月21日に当たります。

十五夜、十三夜、十日夜、
この3日が、いい天気だと、
縁起がいい、と言われているそう。

決して明るいとは言えない昨今の世相、
いい天気になって、明るい話題が増えてほしいものです。

さて、この十五夜、十三夜、十日夜、
月を観て、風情を楽しむだけではなく、
秋の収穫に感謝する、ということが根底にあることも
お忘れなく。

さて、満月を眺め楽しむ「お月見」から、
黄身を月に見たてたお料理もいろいろあります。
月見うどんなど、見た目から「月見」が付くことが多いです。

きょうは、月見つくねを作ってみました。

つくねといえば、材料に鶏肉を使うことが多いと思いますが、
このつくねは、れんこんと高野豆腐で出来ています。
れんこんのもっちり感と、高野豆腐の軽い食感、
そして、しいたけの旨みで、
口当たりのいい、美味しいつくねが出来ます。

ビタミンCやミネラル豊富なれんこんと、
植物性のたんぱく質たっぷりの高野豆腐が主原料の
とてもヘルシーなつくね。

秋のお月見のおともにいかがでしょう。

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◆ごま風味お月見つくね
【材料】(2~3人分・約12個分)
    れんこん 100g、 高野豆腐 2枚
    山芋すりおろし 30g、 干しいたけ 3枚、塩 少々、
    片栗粉 大さじ3+まぶす分、白すりごま 大さじ2
    ごま油大さじ2、 生姜汁 小さじ1
A【醤油・みりん 各大さじ2、 酒 大さじ1】
    青味(水菜、貝割れ、大葉など)適宜、 半熟卵2個
    干しいたけの戻し汁 150㏄

【作り方】
1.高野豆腐は、そのままおろし金(粗め)ですりおろす。
  れんこんも、粗めにすりおろす。
2.1に、山芋のすりおろし、しいたけの粗みじん切と
  戻し汁大さじ6を混ぜ、塩、片栗粉とすりごまも混ぜ、
  直径2~3cmに丸める。
3.ごま油を熱したところに、2を入れて、転がしながら焼き目をつける。
  残りの戻し汁とAの調味料を入れて煮詰め、器に盛る。
  青味と、半分に切った半熟卵を添える。

※ 調味料は、お好みで砂糖など、甘みを加減してください。
※ お好みで、半熟卵のかわりに、生の卵黄をからめて
  いただくのも美味しいです。

【今回使用したのはコチラ】
白ごま油275
(白)ごま油


いり白
炒りごま(白)

秋彼岸~三色おはぎで

きょうは、連休の最終日。
今年は、5連休となった方も多いのではないでしょうか。

5月と同様の大型連休、
5月の「ゴールデンウィーク」に対して、
敬老の日が入っていることもあり、
「シルバーウィーク」と呼ばれているようです。

ちなみに、次に9月のこの時季が五連休になるのは
2026年。
11年も先のことになるそうです。

そして、きょうは、秋分の日、
秋の彼岸の中日です。

秋のお彼岸は、秋分の日をまん中に、
その前後7日間。

秋分と春分は、ほかの祝祭日とは違って
天文上の日なので、毎年同じ日になるとは限りません。

今秋のお彼岸は、
9月20日から26日までです。

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「秋分の日」は、そもそも、
「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」ことを趣旨とした日、
「彼岸」は仏教用語で、
「煩悩に満ちた世界から解脱した悟りの世界」、すなわち
「亡くなった先祖達の霊が住む世界」のことです。

お彼岸には、ご先祖様の霊を供養するために
宗派を問わず、お墓参りをする人が多いです。

お供えには、おはぎ。
きょうは、旬の野菜、枝豆とかぼちゃをあんにした
三色のおはぎをつくってみました。
自然のままの野菜の鮮やかな色と、
自然な甘みが魅力のおはぎ、
是非、作ってみてください。

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◆秋の三色おはぎ
【材料】(約20個分<やや小ぶり>
    もち米 2合、 塩 少々   
    枝豆 200g(正味)+砂糖 大さじ4~5
    かぼちゃ 200g(正味)+砂糖 大さじ3~4
    こしあん 200g、 黒すりごま 大さじ2

【作り方】
   1. もち米洗って、ザルにあげてから水に浸け(水・約360cc)
      (炊飯器で)炊く。炊き上がると、熱いうちに塩少々を混ぜ、
      めん棒などで半つぶしにし、丸める。(約20個くらい)
   2.枝豆あん…ゆでた枝豆をさやからだして、薄皮をとり、
     すり鉢で(フードプロセッサーで)つぶし、砂糖と塩少々を
     加えて弱火で練る。
   3.種と皮をとったかぼちゃは、電子レンジでやわらかく加熱し、
     砂糖と塩を加えて弱火で練る。
   4.2の枝豆あんをラップではさんでのばし、1の丸めたご飯
     を包み込むように丸める。
   5.かぼちゃあん、こしあんも同様にし、こしあんのほうには、
     黒すりごまをまわりにまぶす。
    
※ 今回は、中をご飯にしましたが、その逆で、中を
  あん・外側をご飯にして、周りに、白すりごま・
  黒すりごま・黒白混ぜたすりごま、等にしても…。
  あんの配合が少ないので、あっさりめのおはぎが出来ます。
※ 写真はこしあんを使いましたが、粒あんなどお好みのあんこを
  お使いください。 
※ もち米は、うるち米だけでも、もち米とうるち米を2:1、あるいは
  1:1に混ぜても…。 もち米が多いほど、もちもちっとしたお餅に
  近い食感にできあがります。

【今回使用したのはコチラ】
                                                             

すり黒
すりごま(黒)

 

ごま油香る 秋の炊き込みご飯

九月も半ばを過ぎました。
ことさら暑かった夏をしのいだだけに、
秋らしい爽やかな風や 虫の鳴く声に、ほっとするきょうこの頃です。

とはいえ、九月といえば、台風の被害が多い月。
先日から、台風に伴う記録的な豪雨で、
関東、東北地方では、未曽有の大災害に見舞われました。

目を疑うような光景を見ては、胸を痛めております。
被災された皆様には心よりお見舞い申しあげます。
ただただ、一日もはやい復旧を祈念するばかりです。

こんなときに、ふつうに食事をとって、いつもと変わらぬ生活を
送っているのが申し訳ない心持ちですが、
収穫された自然の恵みをいただけることに
感謝の気持ちを忘れないよう肝に銘じております。

   *        *        *

さて、
秋の味覚のひとつ、きのこ。

食用のきのこといえば…
子供だったころは、
しいたけ、しめじ、えのき茸…くらいしか知らなかったのですが、
今では、舞茸、エリンギなど、すっかり一般的になっています。
あと、白いしめじ・ブナピーや、大きなハタケシメジも・・・

年中目にするきのこですが、秋が旬、
味も香りもよくなると言われています。

きょうは、きのこに秋鮭、それかられんこんを入れた
炊き込みご飯をご紹介いたします。

今回は、しめじと舞茸を炊き込みましたが、
ほかに、生しいたけ、エリンギ、えのき茸、
マッシュルーム等など、お好みのものを入れてみてください。

ただ、2種類以上のきのこを入れるのがお薦め。
それぞれ別の旨み成分が混じり合って、
相乗効果で、味に深みが出て、美味しさアップするのです!

それから、最後に、
蒸らす時に、金ごま油を混ぜ込んでみてください。
ごま油の香りと風味が、炊き込みご飯の美味しさを
グンと引き出してくれるのです。

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◆ごま油香る 秋の炊き込みご飯
【材料】(約4人分)
    米 2合
    A【みりん 各大さじ1、うす口醤油 各大さじ1】
    (秋)鮭 大1切れ
    B【塩 少々、 砂糖 小さじ1、 酒 大さじ1.5、濃口醤油 大さじ1】
    しめじ・舞茸 各1パック、 れんこん 7~8㎝分、
    金ごま油 大さじ1
【作り方】  
     1.米をとぎ、炊飯器の分量よりやや少なめの水加減にして
       30分ほど浸す。
     2.鮭にBを漬け込んでおく。(お米と同じく30分くらい)
     3.れんこんは約7mm巾のいちょう切りに、
        しめじと舞茸は、食べやすく手でさいておく。
     4.1にAを入れて混ぜ、3をのせ、上に、2を漬け汁ごと入れて
       炊飯する。
     5.炊き上がると、鮭をほぐして全体に混ぜ込み、
       (このとき、小骨などがあれば、取り除く。皮はお好みで…)
       金ごま油を入れてさっと混ぜ、5分程蒸らす。

※ お好みで、仕上がりに、三つ葉や青ネギを散らすと
  彩りや風味もいいです。お好みで~
※ お米の一部をもち米にすると、もちっとした食感がおいしい
  炊き込みご飯になります。

【今回使用したのはコチラ】


金ごま油290
金ごま油

ごま香る 和風炒め素麺

きょうは、二十四節気の一つ、白露(はくろ)。
草花に朝露、白い露が宿るころ、とされている
初秋の風情が漂う時季です。

日中は、まだ暑さが残っていますが、
朝夕は、ひんやり冷え込み、肌寒さに秋の訪れを感じます。

空を見上げると、だんだんと 夏の積乱雲にかわって
いわし雲が見られるようになり…

青々とした稲も、
すこしずつ、穂が頭を垂れてきています。

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さて、ひときわ暑かった今年の夏、
食卓を賑わしたであろう素麺。
袋を開けたものが、台所に残っていませんか。

冷たい素麺は、もう飽きた、あるいは、
涼しくなってきて、冷たい素麺はちょっと…
というとき、
炒め素麺はいかがでしょう。

炒め素麺といっても、
具や味付けで、いろんな種類がありますが、
きょうは、とてもシンプルな和風版。

ちょっとしたポイントを押さえると、
美味しく仕上がります。

● 素麺は、表示されているゆで時間よりも短かめにゆでる。
 (1分30秒~2分ならば、1分~1分30秒くらいでOK!)。
● ゆで上がると、よく流水で洗い、ぬめりをとる。
● しっかりと水気をきっておく。
● ゆでたものは、すぐ炒める。
 (茹でる前に、ほかの準備を整える)
● ゆでてから、時間をおいて炒めるときは、
  油をまぶしておく。

あと、具はいろいろ入れてもいいのですが、
たくさん入れると、野菜から水分が出て
ベタつきがち。

ここでは、青ねぎと生姜だけ、というシンプルな材料、
調味料も、梅干しと塩、削りかつおだけの和風です。

ごま油の香りがポイント。
シンプルな材料が、味を引き立てます。

ねぎも生姜も、冷えた体を温め、疲労回復に効果があり、
この季節にぴったり♪ 
是非お試し下さい。

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◆ごま香る~和風炒め素麺
【材料】(約2人分)
    素麺 2把、 ごま油大さじ1~2、塩 少々
    生姜 大1かけ、 青ねぎ 5本、梅干1個、
    白すりごま大さじ2、 削りかつお 1パック

【作り方】

1.素麺は、表示の時間より、短めに茹で上げ、ザルで水気をきる。
  (ごま油を少々からめておくと、くっつかず扱いやすい)
2.生姜のみじん切り、塩とごま油をフライパンで熱し、香りが立つと、
  1の素麺を入れて炒める。たたいた梅干、すりごま、を加えて全体に混ぜ、
  ねぎの小口切りを入れて、全体にさっと炒め合わせて、器に盛る。
3.金ごま油少々をまわしかけ、上に削りかつおを散らす。

※ 梅干しの塩加減によって、加える塩の量を加減してください。
  お好みで、火を止める前に、醤油をまわしかけても美味しいです。

【今回使用したのはコチラ】
白ごま油275
(白)ごま油


いり白
炒りごま(白)


金ごま油290
金ごま油

ごま香る「だし」~野菜の日に

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夏野菜です。
きゅうりになす、オクラ、
青じそ、みょうが、生姜…。

きょうは、8月31日、
野菜の日です。
「や(8)さ(3)い(1)」の語呂合わせですが、
野菜の良さを見直す目的で制定されたとか。

夏の疲れが出やすいこの季節。、
こんな時季こそ、野菜をしっかりとって元気に秋を迎えたい…
という願いもこもっているのでしょう。

さて、上の写真の野菜ですが…
この材料(きゅうり、なす、オクラ、青じそ、みょうが、生姜)で作った一品に、
私と家族は、ちょっと今はまっています。

何かわかりますでしょうか?

ヒントは…
・火を使わない、シンプルなレシピです。
・あえて分類すれば、漬け物に入るでしょう。
・山形県の郷土料理です。

答えは…
「だし」です。
だし(出汁)と区別するのに、
「山形のだし」と呼ばれているようです。

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念のために、どういうものかを説明いたしますと…

夏野菜と香り野菜の、きゅうり、なす、みょうが、生姜を
細かく刻んで、醤油などで味つけしたものです。

これが、シンプルで、あっさりしているけれど、
奥の深いオツな味、飽きのこない美味しさなのです。
刻んで混ぜるだけ、という簡単さも嬉しい一品。

熱ご飯にたっぷりのせて。
お茶漬けに。
素麺やうどん・蕎麦など麺類に添えて。
冷や奴に。
納豆に。…等など、よく合います。

我が家では、ご飯のおともにいただくことが多いです。
金ごま油をちょっとかけると、
香りと風味がアップして、またちょっと違った美味しさ。

あと、お好みで、梅干しを混ぜたり、納豆昆布を混ぜたり…
材料の分量は、目安ですので、
あまりこだわらずに、是非一度作ってみてください。
 
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◆ごま香る「だし」
【材料】(作りやすい分量)
   なす 1本、 きゅうり 1本、 みょうが 2個、 青じそ 5枚、
   オクラ 5本、  生姜 大1かけ、 かつお削り節 1~2パック、
   調味料A【醤油 大さじ1、酒・みりん 各大さじ1/2、昆布茶 少々】
   白炒りごま大さじ2~3、 金ごま油 適宜、 

【作り方】
1.食塩水を作る。(海水くらいのしょっぱさ
            =3%食塩水=500ccの水に15gの塩)
2.なすときゅうりは、約5~7ミリ角に切り、1に漬ける。
  みょうがと青じそは粗みじん切りにし、1に漬ける。
3.オクラはさっとゆでて5~7ミリ角に切り、すりおろし生姜と
  水気をしぼった2と混ぜ、かつお節、ごま、Aを混ぜて
  味を調える。
4.いただくときに、金ごま油をたらしてどうぞ。

※ 出来上がってすぐよりも、ちょっと冷蔵庫で寝かせた方が
  味がなじんで美味しいです。

※ 薬味系は、ほかに、長ねぎ、青ねぎ、貝割大根、スプラウトなど
  ネバネバ系は、オクラのほか、長芋、納豆昆布なども、

【今回使用したのはコチラ】

いり白
炒りごま(白)


金ごま油290
金ごま油

ごま風味、青椒肉絲~夏を元気に乗り切る

お盆明けの頃から、朝夕は少しずつしのぎやすくなってきました。
昨日は二十四節気の「処暑」(今年は8月23日)
処暑とは、暑さが峠を越え和らぐ頃とされておりますが、
日中はまだまだ厳しい暑さです。
夏の疲れがたまったり、急に夏バテの症状が出たり…
なと注意が必要な時期です。

心身を休息させる時間をちゃんととった
規則正しい生活を送り、そして、
栄養バランスのとれた夏バテしにくい食事をとりたいものです。

夏バテ防止に効果がある栄養素といえば、
まず、たんぱく質とビタミン。
効果的な食材といえば、豚肉!と緑黄色野菜です。
豚肉は、疲労回復のビタミンと言われるビタミンB1を、
ほかの肉類に比べて圧倒的に多く含み、
とりわけ、赤身のもも肉は、ビタミンB1もたんぱく質も豊富です。

きょうは、その豚肉と
緑黄色野菜の中からピーマンを使って、
夏バテ防止そして疲労回復効果の高い
「青椒肉絲」を作ってみました。

青椒肉絲(チンジャオロース)は、
中華でおなじみの、豚肉とピーマンの炒め物。

年中見かけるピーマンですが、夏が旬。
路地栽培で、夏の太陽をたっぷり浴びたたピーマンは
栄養満点。その上味もよくなり、値段も安く出回っています。

青椒肉絲の材料は、ピーマンと豚肉、
お財布にも、身体にも嬉しい素材です。
そして、
ちょっとしたコツで、美味しい青椒肉絲が作れます。

「絲」は、細切りのこと。
豚肉も、ピーマンも細切りにすることで、
口当たりがよく、味ののりもいいのです。

では、美味しく仕上がるコツです。

● ピーマンは、手で軽く押しつぶしてから、内側を上にして切ると、
包丁がすべらず、細切りしやすい。

● 豚肉は、少し固まる程度に冷凍させると切りやすい。

● 豚肉は、片栗粉で表面を覆うことで、旨みが逃げず、やわらかく仕上がる。
 また、さらに油をからめることで、肉がかたまらずに炒められる。

● 合わせ調味料は、用意して混ぜておき、だんどりよく
  炒め合わせていく。

それから、仕上げに金ごま油をたらし、すりごまを混ぜることで、
香りも風味もよく仕上がります。
たっぷりピーマンのレシピで作って、
元気に夏を乗り切ってください。

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◆青椒肉絲
【材料】(約4人分)
   ピーマン6個、豚(もも)肉(生姜焼き用) 150g
   下味A【酒・しょうゆ各小さじ1、 こしょう少々 片栗粉 大さじ1/2
        ごま油 小さじ1】
   ごま油 大さじ1、長ねぎ 約10cm分、 生姜・にんにく 各1かけ
   合わせ調味料B【酒 大さじ1、オイスターソース・醤油 各大さじ1/2
              砂糖 小さじ1、こしょう少々】
   金ごま油 小さじ1、 白すりごま大さじ2~3、 

【作り方】
1.ピーマンは縦半分に切ってヘタと種を取り、縦に細切りにする。
2.牛肉は約7mm幅の細切りにし、Aの酒、しょうゆ、こしょうを加えて
  軽くもみこみ、さらに片栗粉を加えて全体に混ぜ、、それから
  ごま油も全体にからめる。
3.Bの材料を混ぜておく。
4.フライパンにごま油大さじ1を入れ、フライパン全体になじますと
  低温のうちに2をほぐしながら入れ、火を通す。(さわらない)
5.下の方が白っぽく火が通ると、長ねぎ、生姜、にんにくのみじん切りを
  加えて、全体に混ぜながらパラッと炒める。
6.肉を端によせ、ピーマンを入れて強めの火で、ピーマンが緑鮮やかで
  つややかで、しんなりとなるまで炒める。
7.Bをまわし入れてさっと炒め合め、後に金ごま油を鍋肌から加えて
  火を止めて、さっと混ぜる。器に盛り、すりごまを散らす。

※ お好みでカラーピーマン(赤・オレンジ・黄など)を混ぜると、
  カラフルです。

【今回使用したのはコチラ】
白ごま油275
(白)ごま油


金ごま油290
金ごま油


すり白
すりごま(白)


ごまらあ油60 
ごまらあ油

黒豆羹の黒ごまだれ~お盆のおやつに…

残暑お見舞い申し上げます。

立秋を過ぎても暑い毎日がつづくのは 毎年のことですが、
今年の夏は、ひときわ暑いように感じます。

さて、京都の夏は、祇園祭が終わって八月になると、
お精霊さん(おしょらいさん)をお迎えする行事があります。
お迎えする八月十三日、
この頃から、お盆休みに入る方も多いのではないでしょうか。

我が家では、朝からお供えするものを揃えました。
お花をいけて、大きな蓮の葉の上に果物を盛り、
餅菓子をお供えしました。
それから、苧殻(おがら・麻の幹)を燃やして迎え火にします。

苧殻は、何本か束ねたものを入手しましたが、
迎え火にした残りは、20cm位の長さにして、
お箸のかわりにお供えに添えるのです。

お送りする十六日の朝まで、
精進の献立(ご先祖さまが生前好きだったもの等)を
お供えする…というのが
昔ながらの「おしょらいさん」の行事です。

「盆と正月」という言葉があるように
お盆休みは、離れている家族が集まって過ごすことが
多いと思います。

おじいちゃんおばあちゃんの世代から小さい子供さんまで、
何世代にもわたって、久しぶりに集まれる大切なひととき。
みんなが集まった時に、こんなおやつはいかがでしょうか。

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寒天で黒豆を寄せた 黒豆羹に、
黒ごまの甘いたれをかけたものです。

寒天は、海藻から出来ているので、ゼラチンと違って
精進のおやつになります。
また、寒天には、身体の熱を下げる働きもあるので、
暑い夏にはぴったり。ひんやりした口当たりのよさは
食欲のないときでも、つるんと口に入ります。

手軽な粉寒天を使うと、下準備もいらず、また、
寒天は固まるのがはやいので、短時間で、
多人数分ができます。

表示よりも水が多めのレシピで、
やわらかい口当たりが、好評です。

◆ 黒豆羹の黒ごまだれ
【材料】(8~10人分)
    粉寒天4g(小袋1袋分)、 水 4カップ、 砂糖 20g
    黒豆(甘納豆や甘煮) 約30粒
    A【黒砂糖 大さじ3~4、水・みりん 各大さじ2】
    黒すりごま 大さじ4、醤油 ほんの少々、きなこ 適宜
【作り方】
    1. 水に粉寒天を振り入れ、混ぜながら煮る。
       煮立つと、火を弱めて2分ほど煮て、砂糖を入れて 
       溶かし混ぜる。
    2.粗熱がとれると、水でぬらしたバットなどに流し入れて、
      黒豆を散らして冷やし固める。
    3.Aを鍋に入れて煮溶かし、少し煮詰める。火を止めて
      黒すりごまと醤油を混ぜる。
    4.2を切り分けて、器に盛り、3の黒ごまだれをかけ
      お好みできなこもかける。

    ※ 流し固めた黒豆羹は、小さく切り分けて器に入れると
      また、違った雰囲気になります。
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    ※ かための食感がお好みの場合は、水を3カップくらいに
      減らしてください。

    ※ 砂糖の量や種類は、お好みで加減してください。
      寒天に入れる砂糖は、透明感を出したい時はグラニュー糖や
      白砂糖。ヘルシーに仕上げたい時は粗糖やきび砂糖、黒砂糖
      を加えると、深みのある茶色の、黒糖風味になります。

     ※ (市販の)黒蜜に、黒すりごまを加えると、手軽にできます。

     ※ 黒豆以外でも、小豆、白花豆などお好みで。
      大人向けには、黒豆をラム酒に漬けたものを加えると
      風味が出ます。

【今回使用したのはコチラ】        

すり黒
すりごま(黒)