処暑~ごま香る 汁なし担々風素麺

八月も下旬となりましたが、蒸し暑い日々がつづきます。
きょう8月23日は、二十四節気の「処暑」
暑さが和らぎ一段落する、と言われる頃なのですが、
今年はなかなかに厳しい暑さがつづきます。

例年、お盆を過ぎると朝夕、少し涼しくなるのですが、
今年の京都は、お盆の頃しのぎやすかったのが、また、
暑さがぶり返して来た模様。
そして、甲子園では、熱い熱い決勝戦も行われています。

8月に入ってから21日連続降水観測された東京も、朝から日差しがつよく、
2週間ぶりの猛暑日になるとか。
熱中症には、くれぐれもご注意ください。

さて、処暑の頃の行事といえば、地蔵盆です。
地蔵菩薩の縁日である8月24日を中心に、地域の子どものお祭り
「地蔵盆」が各地で行われます。
各地とはいえ、おもに近畿地方、とりわけ京都で盛んです。

京都市内には、ポストやコンビニよりも「お地蔵さん」の数が多いそう。
地蔵盆では、お地蔵さんを洗い清め、新しい前垂れにかえ、化粧をほどこすなど
飾り付けをし、灯籠を立てお供え物をしてお祭りします。

お地蔵様は、子どもを守護し救済する、守り神とされていて
お祭りの主役は、子供。
輪になって、直径2~3メートルもある大きな数珠を廻しながら
お経を唱える数珠まわし(百万遍とも呼ばれる)。
それから、西瓜わり、風船福引にゲーム、肝だめし、
金魚すくい、紙しばい、クイズなどなど
子どもたちの夏休み最後の楽しい思い出になることでしょう。

マンションが増えたり、地域の在り方や生活様式がだんだんと
変わってきて、「地蔵盆」がない所も増えてきていますが、
ずっと続いてほしい伝統行事です。

さて、地蔵盆のお供え、というと精進料理。
精進にこだわるわけではないのですが、
お肉なしで、ボリュームある美味しさの汁なし担々麺を作ってみました。
ごま油の香りで、こくのある美味しさは、食欲をそそります。

具には車麩と干しいたけを使いましたが、もちろん、
ひき肉でもOK。
お子様向けには、豆板醤など辛味は控えてくださいね。
夏バテしないように、しっかり栄養を摂ってお過ごしください。

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◆ごま香る~汁なし担担風素麺
【材料】(約2人分)
    素麺 2把、 なす 1個、 塩 少々、 ごま油 大さじ1
     生姜 大1かけ、 にんにく 1かけ、 長ねぎ 1/2本、
     豆板醤 小さじ1/2、 干しいたけ 2個、 車麩(小)1個、
     A【オイスターソース・砂糖・味噌・醤油 各小さじ1、
      酒・白練りごま・しいたけの戻し汁 各大さじ1】
    白すりごま大さじ2、 白炒りごま 小さじ1
   B【ごま油・麺つゆ 各少々】

【作り方】
   1.長ねぎは、白い外側の部分を白髪ねぎにして冷水に放ち、
      残りはみじん切りに。生姜とにんにくもみじん切りにする。
   2.干しいたけは戻してみじん切りに、車麩も戻して粗く刻む。
   3.なすは1.5cmくらいの角切りにして塩をふり、しぼって
     ごま油小さじ1で炒めて一旦取り出す。
   4.残りのごま油で、生姜、にんにく、ねぎのみじん切りを炒めて
     香りが立つと、2を入れ炒め合わせ、すりごまと3のなすも加える。
   5.素麺はゆでて洗って水をきり、Bのごま油と麺つゆをからめる。
     器に入れ、4を上にのせて炒り胡麻と白髪ねぎを散らす。

   ※ ご飯にも合います。
   ※ お好みでごまらあ油をどうぞ。

【今回使用したのはコチラ】
白ごま油275
(白)ごま油 


ねり白150
練りごま(白)


すり白
すりごま(白)


いり白
炒りごま(白)


ごまらあ油60 
ごまらあ油

えごま油再び!えごまも順調です

山田製油のごま油を製造している「胡麻地区」のお隣に
日吉町保野田地区という地域があり、みんなで地区内の耕作放棄地で
えごまを栽培する取組みをされています。
山田製油は、栽培されたえごまの搾油や製品製造の協力を行っています。

今年4月に完全受注生産で100本販売した「純国産・無濾過えごま油」
皆様からのご好評、ご要望につき9月12日発送での再販が決定しました!

えごま油はオメガ3脂肪酸を含む栄養価が高い油として注目されています。

栄養価をしっかり摂取して欲しい。その想いもこめて、無濾過仕上げでお届けです。

えごま油は、酸化が早いのも特徴。
山田製油では、
新鮮で出来たての品を届けるため
「搾油したその日」に発送して
お届けしています。

とにかく雨が多い夏ですが・・・保野田のえごまは、今年も元気に育っています!

 

 

 

 

先日、2回目の摘心作業のお手伝いへ

もちろん暑いのですが、この日は風が吹いていて
涼しさを感じながらの作業でした。

前日に雨が降ったせいか、この日はとにかく
バッタさんがそこにも!ここにも!!
摘心するたびに自分にとんでくる・・・のです。

しかし、人間って慣れるものです。あまりに
飛んでくるので最後は可愛くなってきました・・・。

摘心した葉は、その場に置き、再び土に返っていくのですが、
みなさまのご好意で一部頂き、「えごまのごま油しょうゆ漬け」に。

えごまの生葉特有の香りや苦味が苦手な人もいるかと思うのですが(子どもとか・・・)
この「ごま油しょうゆ漬け」にするとその苦味が和らぎ、ぐっと美味しく変身するのです。
レシピはとっても簡単です。

【えごまの葉(10枚分)】
●黒ごま油(白でもOK)●すりごま(白でも黒でも)●醤油  各大1
●にんにく●生姜 各1/2かけ(すりおろす)
○お好みで「らぁ油」や「ねり唐辛子」をいれても美味しいです。

よく洗った葉の水気を良く拭いて、上記の調味料を葉にぬって漬けるだけ!
簡単ですが、とってもおいしいので、ぜひ!