8月31日は、語呂合わせで「や・さ・い」…野菜の日です。
8月はきょうで終わりですが、
まだまだ日中は蒸し暑い日がつづきます。
夏の疲れも出やすい時季、元気に秋を迎えたいものです。
きょうは、野菜の日にちなんで、ゴーヤなど旬野菜をいろいろ使った
カレーをご紹介します。
ゴーヤは熱に強いビタミンCをたっぷり含んでいます。
ビタミンCには、日焼けした肌の老化を防止したり、夏バテの身体の
疲労回復を促したりする働きがあります。
今回は ほかに トマト、なす、ピーマン、オクラなどを加えましたが、
ほかに、じゃが芋、三度豆、セロリ、枝豆、かぼちゃ、ズッキーニ等々
キッチンにある野菜をいろいろ入れてみてください。
具だくさんで食べごたえのある栄養たっぷりの夏カレーが出来上がります。
栄養だけでなく、奥深い味わいのカレーです。
その秘密は、べジブロスを使っていること。
べジブロスは、野菜のくず(すててしまう皮や種、ヘタなど)を
水でコトコト煮込んだ野菜だしのことです。
抗酸化作用など野菜のいろいろな栄養を含み、
そして、美味しさ…旨みと甘みのある味わいがあります。
野菜だけで、しかもサッと煮込んだだけでも
奥深い味のカレーになるのは、べジブロスのだしが効いているから!
さらに、黒練りごまを加えると、スパイシーなカレーにごまの風味が加わり、
コクがあってまろやかな味になります。
なによりも、黒い色がインパクト大!!
是非作ってみてください。
◆ たっぷり野菜の黒カレー
【材料】(約4人分)
玉ねぎ 1個、 生姜・にんにく 各大1かけ、 豆板醤 小さじ1/2、
ゴーヤ 小1本、にんじん 1本、 トマト 1個、 なす 2本、
ピーマン 2個、 オクラ 4本、 油揚げ 1枚
くっきんぐせさみおいる 大さじ2、 塩・こしょう 各少々
水 または べジブロス 2カップ
カレールー 約50g、 黒練りごま 大さじ3
濃口醤油 大さじ1、 みりん 小さじ1
ガラムマサラ 少々 黒すりごま 大さじ1~2
ご飯+黒炒りごま+白炒りごま 適宜
べジブロス用【塩 少々、 昆布 5cm角、 酒 小さじ1】
【作り方】
1.玉ねぎは、薄切りにする。にんにく、しょうがはみじん切りにする。
2.ゴーヤは、縦半分に切り、種とワタをとる。
3.にんじんは乱切り、トマトは粗みじん切り、ピーマンとオクラは乱切り
にする。なすは乱切りにして、塩をふりかけ軽くしぼる。
4.玉ねぎ、生姜、にんじんの皮、ゴーヤの種とワタ、ピーマンのヘタと種、
トマトとなすのへたなど野菜くずを鍋に入れ、ひたひたの水を入れ、
塩、昆布、酒を加えて、弱火で20~30分煮て、ザルでこして、
べジブロスを作る。
5.鍋にくっきんぐせさみおいる、にんにく、生姜を入れ炒め、香りが立つと
玉ねぎを加えてしんなりして少し色づくまで炒める。
6. にんじんを加えて一炒めし、残りの野菜も炒める。
7.カレールーを砕いて入れて炒める。黒練りごまも加えて全体にからめる。
8.べジブロスを少しずつ加えてのばし、煮立つと油揚げの短冊切りを加え
弱火で10分程煮て、醤油、みりん、塩、こしょうを加えて味をととのえる。
9. 仕上げに、ガラムマサラ、黒すりごまを加える。
10.ご飯に炒りごま(黒と白)を混ぜて、上から9のカレーをかける。
※ 写真は揚げ野菜を上にのせました。
揚げることで、なすは紺色が美しく、またゴーヤは苦みがやわらぎます。
※ 玉ねぎは炒める前に、電子レンジで2分ほど加熱しておくと、
はやくしんなり炒められます。
※ カレールーの代わりに、カレー粉大さじ2~3を使っても、あっさり
さらっとしたカレーができます。カレー粉に薄力粉を混ぜて炒めると
とろっと濃度のあるカレーになります。
※ 仕上げのガラムマサラはなくてもOK。ほかに ターメリック、クミン、
コリアンダー、カルダモン等の香辛料を入れても香りよく仕上がります。
くっきんぐせさみおいる