なめらか黒ごまプリン~敬老の日に

明日は敬老の日です。

日本人の平均寿命は、
 女性 87.26歳
 男性 81.09歳
 (昨年2017年)
ここ数年、毎年更新されています。

そして、女性は世界第2位、男性は第3位と
世界でもトップクラスです。

70年前の1948年、といえば
戦後まもない頃ですが、そのときの平均寿命が
女性が59.40歳
男性が55.60歳
だったことを考えると、驚くほど。

日本人の三大死因(ガン、心疾患、脳血管疾患)の減少が
平均寿命を上げているようです。

周りを見ても、元気なお年寄りが多く
というより、70代では、老人と呼ぶには若々し過ぎる人が多く、
80代でも、そんな方もいらっしゃいます。

元気に歳を重ねるには、生活習慣、食習慣が大きく関わってきます。
とりわけ、食生活…食物や食べ方は大切です。
健康にいい食材、長寿食、と言われるものもいろいろありますが、
「ごま」もその一つです。

ごまは、古来、古今東西で不老長寿の妙薬とされてきました。

ごまには、ビタミン、ミネラル、良質のたん白質が豊富。
高血圧や動脈硬化など生活習慣病の予防し、
肝機能を高め、肌や髪を健康に保ってくれ、
骨粗しょう症の予防や、貧血の改善等など、多くの働きがあります。
老化を防止し、身体を健康に保つ成分が多いことから
昔から長寿食とされてきたのでしょう。

ごまの種類は、主に
白ごま、黒ごま、金ごまがあります。
いずれも栄養的には、ほとんど同じなのですが、
黒ごまだけに、アントシアニンが含まれます。

アントシアニンには、目の機能を向上させる働きや、
抗酸化作用があります。
その分、長寿という点からみると、黒ごまが一番といえるかもしれません。

きょうは、黒練りごまを使ってプリンを作ってみました。
ゼラチンで固めるので、プルンとしたとても口当たりのいいプリンです。
練りごまはペースト状なので、粒のごまより消化吸収がよく、
ごまの栄養を無駄なくとれます。

とても簡単で作りやすいレシピ、
敬老の日のデザートにいかがでしょう。
やわらかな食感で、口に入れると体温でとろけるので、
歯や嚥下に問題がある方でも大丈夫。
もちろん若い方にも、小さいお子さんにも人気の味です。

◆ なめらか黒ごまプリン
【材料】約4個分
・黒練りごま 20g
・豆乳 200cc 
・砂糖 15g
・粉ゼラチン 1/2袋(2.5g)(小さじ1弱)

・ゴマプードル・きなこ・ゆで小豆 各適宜

【作り方】
1.水大さじ1に粉ゼラチンを入れて、しとらせておく。
2.豆乳の半量と砂糖を混ぜて加熱して砂糖が溶けると、
  1を溶かし混ぜる。
3.ボールに練りごまを入れ泡立て器で混ぜ、2を少しずつ
  加えながらよく混ぜる。
4.残りの豆乳も加え混ぜて、氷水にあて、ときどき混ぜて
  冷えてとろみがついてくると、器に入れて冷蔵庫で冷やし固める。
5.上にゴマプードルときなこを混ぜたもの、ゆで小豆をのせて~♪

※ かなりやわらかめのレシピです。
  もう少ししっかりした食感がお好み、あるいは  
  型に入れてひっくり返したい、というときには、
  ゼラチンの量を4gくらいにふやしてみてください。

※ 牛乳でも美味しいですが、豆乳の方がごまとの
  味のなじみがいいように思います。

【今回使用したのはコチラ】
【練りごま(黒)】

【ゴマプードル】

へんこ男の料理「簡単!胡麻和え」

休日の胡麻の我が家で、酒菜を2品作りました。

小松菜をさっと茹でて、ポン酢と練り黒胡麻で和えました。

2品目は、せりを数センチにカットして軽く湯がいて、熱々のうちにすりおろしたニンニクと胡麻油で和えて、塩で味付けしました。

この二品を前菜に、これからワインを飲みます。山田製油の胡麻製品を上手く使えば、簡単に美味しい和え物が作れます。是非みなさんお試しください!