鯛飯~春の食卓に

新年度が始まりました。
4月に入って、入社式、入学式が相次いで 行われています。

今年の京都は、桜の開花が少し遅かったようです。
先週から市内のあちこちで、一気に咲き始めて満開!
というところで週末の雨。
今週は、満開の桜から、桜吹雪へと移り変わりそうです。

さて、新年度 というと、家族や親せき、知り合いが集まったり、
お祝い事も多い時期です。
みんなが集まるときの食卓に「鯛(たい)飯」はいかがでしょう。

鯛飯、といっても、いろいろありますが、
きょうは、鯛をまるごと一尾、ご飯に炊きこんだ
ダイナミックな「鯛飯」です。

一尾まるごと使うと、豪快で、見た目もインパクトがあります。
まさに「おめでたい」という感じでしょうか。

0937677a

鯛と米は、どちらも日本人にとって古くから馴染み深い食材。
鯛は、その赤い色がおめでたいとされ、お祝いごとに使われます。
七福神の恵比須様が抱えている魚は鯛。
大相撲で優勝力士が手にしている魚も鯛。
日本では、鯛は魚の王様です。

鯛は、高級魚で、扱いが難しいと思われがちですが、
一尾まるごとの「鯛飯」、意外にご家庭でも作りやすく、
また、小ぶりの鯛は一尾まるごとでも、買いやすいお値段です。
(ちなみに、今日使った鯛は、京都府産の天然物、 体長23cmくらいで、
切り身の鯛 2切れと同じくらいの値段でした…)

さて、鯛飯ですが、
鯛の生臭みをとって香ばしさを出すためにこんがり焼いてから炊きます。
今回は土鍋で炊きましたが、炊飯器でもOK。

炊き上がってふたを開ければ、食欲をそそるよい香りが漂います。
一尾丸ごと炊くので、骨からも味が出て、
鯛のうまみを充分すいこんだ、絶品のご飯です。

鯛をほぐして、さわやかな青味(ねぎ、三つ葉など)と、香ばしいごまを
混ぜ込んで、お茶碗によそうと、何杯でも食べられそうな美味しさ。
是非、作ってみてください。

17634660_10206650589983597_8236609013547324255_n
◆ 鯛飯
【材料】 
     鯛 小1匹(23~25cmくらい、うろこと内臓、えらを取ったもの)
     塩 約大さじ1、 米 2合(といでザルにあげておく)
     昆布 5×10cmくらい、 A【うす口醤油・酒 各大さじ1】
     白炒りごま・白すりごま 各大さじ2、 細ねぎ 3~4本
    
【作り方】
     1.米と昆布を水(2カップ弱)に浸けておく。
    2.鯛は全体に塩をまぶして20分程おいて両面焼く。
      (グリルや焼き網で。あるいは、フライパンにごま油を熱して、
       両面こんがり焼く。頭が左になる方の面をきれいに焼く)
     3.炊飯器、または土鍋に、1とAを入れて混ぜ、上に2の鯛を
       のせ、炊く。
     4.炊き上がると、鯛の骨をはずしながら身をほぐして混ぜ、仕上げに、
       炒りごま、すりごま、細ねぎの小口切りを混ぜる。 

    ※ たいは、あらかじめ焼いたものを使うと手軽です。
      また、見た目のインパクトは欠けますが、切り身を使っても…。
    ※ 細ねぎのかわりに、みつば、青じそ、木の芽など、お好みの薬味で…。

【今回使用したのはコチラ】


すり白
すりごま(白)

 
いり白
炒りごま(白)

長崎にて…出張ごま教室:なかい

今回の出張は長崎です。

ちゃんぽん、飲茶、皿うどんからカステラまで…
魅力満載の長崎で昨年からお取引いただいている
【ファンタスマーケット】さん。

今回は販売だけでなく、もっとごまの魅力がお伝えできればと
出張ごま教室でした。

 

 

 

 

今回ご応募いただいた8名の皆さま。

会社の思い。私の思い。そしてものづくりの話。
そして、これからのこと。を話しながら、
出来るだけみなさんに、それを体験してもらえればと
ごまの食べ比べや自分たちで擦ったすりたてのごまを使った
ふりかけ作りをしました。

 

 

 

 

 

 

皆さんの「おいしいー。」という笑顔がたまらなく嬉しいひと時でした。

 

 

 

 

 

 

かわいいお嬢ちゃんもお母さんと共に一生懸命に擦ってくれました(^^)/

 

 

 

 

 

 

その後はごまをたっぷり使った男の料理教室の始まりです。

 

 

 

 

今回のメニューは、、、

①ごま油おむすび
②ごまたっぷり!変わりゆくごま味噌汁
③棒棒鶏 2種のごまソース
④きゅうりと鶏肉のごまサラダ。

 

 

 

 

いつも調味料の分量とかを図らない私…

来てくださった方々が、優しく笑いながら聞いて下さり
終始和やかにさせて頂けたお陰で
私もそれなりに【大さじ2杯】とか説明しつつ味見して
【あと小さじ1杯程度入れましょう!】と言う…

まっ、結果おいしく出来たので…男の料理ですからね(笑)

心の広い優しいお客様やスタッフの方々に助けて頂きながら
楽しい時間を過ごさせていただいた長崎でした。

 

 

 

 

 

 

ご参加いただきました皆さま。スタッフの皆さま。
素敵な出会いを本当にありがとうございました。

またごまの香りを感じたら、今日という日を思い出してくださいね。

 

【掲載】クロワッサン vol.946

マガジンハウス クロワッサン 4/10特大号」(2017/3/25発売)の
特集ページ
「ふだん食べるものだからこそ、美味しさと安心を次の世代へ。」で

料理家 山脇りこさんの おすすめの品として
”金ごま油”と”黒ごま油”をご紹介いただきました

【左】クロワッサン掲載誌
【右】
「明日から、料理上手」
(2016.小学館)

昨年発行された
山脇りこさんのレシピ本にも
「金ごま油」を掲載
いただきました

 

特集ページは 3名の対談形式で
山脇りこさん(料理家) × 手島奈緒さん(食料ジャーナリスト)
× 蟹瀬令子さん(レナ・ジャポン・インスティテュート代表取締役)

これからもずっと食べ続けたいもの
ひいては次世代にも引き継ぎたい調味料や食品についてを
お話しをされています。

安全で、なおかつ美味しいもの。 その1つに うちの製品を
選んでいただけたことを とても嬉しく思っています。
ありがとうございました!

 

 

 

 

 

【左】 ”へんこライブラリー”
会社や製品など、掲載いただいた紙面や雑誌はこうして
本社内 ”へんこライブラリー” でお披露目されています。
スタッフみんなで、楽しく拝見させていただいています

【右】もうすぐ瓶詰め!「金ごま油」
ごまを炒って、絞ってから、1か月。
やっと瓶詰め!というところまできた「金ごま油」を撮影したもの。
この光景は、何度も何度も見ているのですが…
それでも、毎回、油の美味しく綺麗なことに感動します。
油をしぼっている胡麻工場見学で体験することができます

【催事・東京】 ”国産ごま” のすりたて!をはかり売り:今井

【催事情報・東京】4/5(水)〜10(月)迄
日本橋タカシマヤ8F催会場「春の味百選」に出展しております。

日本で消費されるごまの99.99%以上が外国産。
今回の催事では、0.01%未満の貴重な純国産(喜界島産)の白ごまを
その場で美味しく”すりたて!”にし、ご希望の量で販売をしています。

 

 

 

 

 

 

国産のごまは粒が小さく、とても香りがよいのが特徴です。

その場で擦るからこそ  感じることができる
特別なごまの香りと美味しさをぜひ、体験してみませんか?
少量から量り売りしていますので、お気軽に声をかけて下さいね。

天気はあいにくの下り坂ではありますが、桜が満開の東京。
お花見やお散歩とともに、ぜひお立ち寄りください。
お待ちしております!

 

社長が胡麻すり実演をします!:ハヤカワ

毎週月・水・金曜日に桂本店前で実施している軒先マルシェ。

明後日、4/7(金)11:15~14:00頃まで、

その軒先マルシェにて、当社3代目が国産ごまの胡麻すり実演を行います!

社長自ら擂る、希少な国産胡麻の香りを是非お楽しみください。

ご来店お待ちしております(^^)/~~~

 

 

できたて!えごま油を出荷しました

山田製油の油を絞っている胡麻工場は京都府南丹市日吉町にあります

先日、その日吉町で丁寧に作られた”えごま”を使った
「無濾過仕上げえごま油」を 限定販売いたしました。
たくさんの方にご購入いただき、ありがとうございました!

えごま油は、酸化や劣化が特に進みやすいため
搾油日を設定し、えごま油を充填したその日に出荷する
100本限定 受注生産方式となりました。

みなさまに待ちいただいていた ”えごま油”
いよいよ作業日の4/3(月)をむかえ
洗い→焙煎→冷却→搾油→梱包の作業ののち…
無事、みなさまの所へ出荷されました!

ぜひ、その絞りたて 出来立ての味を
お楽しみいただけたら嬉しい限りです

1,えごまを洗っています
2,えごまを焙煎しています
3,えごまを冷却したあと
4,えごま油を絞っています
5,遮光瓶に1つ1つ丁寧に充填して… ラベルを手作業で貼って…
6,割れないように丁寧に梱包して…
7,お手紙を入れて…発送です!

 

 

 

 

 

実は…この、えごま油ができるまで―

日吉町保野田区のみなさんの農作業を
種まきから収穫まで、取材をさせていただいていました

日吉のことも、農作業のことも疎くて
わからないことが多かったにもかかわらず…
とにかくみなさんが明るく!楽しく!こころよく!
いつも笑顔で受け入れてくださり、取材を通して
いい時間と気持ちをたくさんいただきました

地域全体で耕作放棄地に取り組むことの大切さ
農作物ができるということが
こんなにも多くの人と作業の上で成り立ち
自然の中でそれは、なに1つ当たり前ではないということ

それを間近でみて、感じて、取材の帰り道はいつも
背中がしゃんとしたのを覚えています

そんなえごまが、油になって手元に届き、お客様へ届く
製品を手にした時に、感慨深い気持ちでいっぱいになりました

取材をさせてくださった保野田区のみなさま
えごまを通して繋がった たくさんのみなさま
ご購入いただいたみなさま
本当にありがとうございました!

へんこ社長男の料理「山田だし」

今日は朝から「山田だし」を作りました。トマト、ズッキーニ、山芋、大葉、茗荷、生姜、ニンニク、唐辛子を細かく刻んで塩と酢、醤油で適当に味付け。

試食しましたが「美味い!」
夜まで寝かして、食べる前に練り胡麻やすり胡麻を加えたら、いくらでも食べられます。

私のこれからの季節の定番料理です。